ジェイソン・マキシエル – Wikipedia

ジェイソン・マキシエルJason Dior Maxiell, 1983年2月18日 – )は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ出身のプロ元バスケットボール選手。NBAのデトロイト・ピストンズなどで活躍した。身長201cm、体重118kg。ポジションはパワーフォワード。2005年のNBAドラフトで、シンシナティ大学からデトロイト・ピストンズに1巡目26位で指名された。ピストンズ所属時、元チームメイトであるベン・ウォーレスと比較されることが多いためBaby Benと呼ばれる。

大学時代[編集]

テキサス州キャロルトンにあるニューマンスクール高校卒業後、シンシナティ大学に入学。201cmとフォワードの割に身長が低かったが、ボブ・ハギンスコーチの指導を受け運動能力の高さを武器にハンデを克服した。3年間のポストシーズンでの平均得点は17.3で、FG成功率は.607である。4回生の時に1試合平均2.8ブロックを記録し、オールカンファレンスUSAセカンドチームに選出された。大学の通算ブロック数は252に上り、これはシンシナティ大学の通算記録歴代2位の成績である。
また、通算得点は1,566得点で、カンファレンスUSA史上13位という記録である。

デトロイト・ピストンズ[編集]

2005年のNBAドラフトでデトロイト・ピストンズより1巡目26位指名で入団した。初年度は26試合の出場に留まったが、その後年々出場時間を伸ばし3年目の2007-08シーズンには全82試合に出場。主にベンチスタートだったが、アントニオ・マクダイスのバックアッパーとして活躍し、特にディフェンス面では1.1ブロックと限られた出場時間の中で存在感をアピールした。その後、出場機会が伸びない時期があったが、2011-12シーズンにピストンズのヘッドコーチに就任したローレンス・フランクの方針により、先発に抜擢され、2012-13シーズンではキャリア最多の71試合に先発出場した。

オーランド・マジック[編集]

2012-13シーズン後、FAとなり、オーランド・マジックに移籍した。

中国へ[編集]

2015年8月9日、天津ゴールデンライオンズと契約した[2]

プレイスタイル[編集]

身長は201cm(実際にはもっと低いと言われている)でインサイドプレーヤーとしては小柄であるが、幅のある体格とそれに見合わぬ運動能力を武器に、ダンクシュートやブロック等、非常に派手なプレーを攻守でできる純粋なパワーフォワードである。しかし、ゴール下以外での器用さに欠けており、ジャンプシュートやフリースローは今のところ彼の専門外である。

外部リンク[編集]