武井直也 – Wikipedia
武井 直也(たけい なおや、1893年6月16日 – 1940年2月5日)は、日本の彫刻家。 長野県出身の彫刻家である。戸張孤雁、アントワーヌ・ブールデルに師事した。日本美術院の同人であったが、脱退して日本彫刻家協会を結成した。代表作となった『髪』は東京国立近代美術館に収蔵されている。そのほか『浴後』と『裸婦』が東京芸術大学大学美術館に収蔵されている。 長野県諏訪郡平野村(現岡谷市)に生まれ、同村の篆刻家の八幡郊処の影響で彫刻家を志した。上京後、戸張孤雁に師事し、東京美術学校(現東京芸術大学)彫刻本科塑像部を卒業。日本美術院展に3年連続入選した後、1924年フランスへ留学、同郷の清水多嘉示らとパリに住む。アントワーヌ・ブールデル門下に入り、東洋人初の塾長となった。1927年帰朝、日本彫刻界にフランス近代彫刻の新しい風を吹き込んだ。昭和の初めころより東京下落合にアトリエをもって製作に没頭し、1936年には日本彫刻家協会を結成してそのリーダーとなった。1940年腸チフスのため東大病院で急逝した。47歳であった。 作風は、ブールデルに学んだ簡明で、堅固な構成から、帰国ののち、院展時代には次第に浪漫的傾向を表し、自由でおおらかな独自の作風へと発展をしていった。大理石彫刻が多い。 家族・親族[編集] 長男は彫刻家の武井斌(たけし)。 1893年(明治26年) – 長野県諏訪郡平野村(現岡谷市)西堀に生まれる 1906年(明治39年) – 小井川尋常高等小学校卒業 1914年(大正3年) – 東京聖学院中学5年次に編入 1915年(大正4年)
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