タイフアン・ウォーカー – Wikipedia
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。 タイワン・ウォーカー タイジュアン・ウォーカー テイジュワン・ウォーカー タイフアン・エマニュエル・ウォーカー(Taijuan Emmanuel Walker , 1992年8月13日 – )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州シュリーブポート出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのニューヨーク・メッツ所属。愛称はタイ・ウィーズィー(Tai Weezy)[1]。 プロ入り前[編集] 高校3年次まではバスケットボールをメインにプレーしており、ダンクシュートが得意なことから「スカイウォーカー」という愛称で呼ばれていた。野球では遊撃手だったが[2]、ドラフト前年の9月に友人に勧められて投手に転向。初のマウンドで90mph(約144.8km/h)の速球を投げ込み、数カ月後には95mph(約152.8km/h)を計測するようになった。高校4年次[3]には67回1/3を投げて与四球43と荒削りながらも93個の三振を奪い、防御率1.77を記録[4][5]。 プロ入りとマリナーズ時代[編集] 投手として理想的な体格も評価され、浅い投手経験にも関わらず、2010年のMLBドラフト1巡目追補(全体43位)でシアトル・マリナーズから指名された[4][5]。6月18日に契約金80万ドルで入団が決まり[6]、ルーキー級のアリゾナリーグ・マリナーズでプロデビューした[7]。 2011年はA級クリントン・ランバーキングス(英語版)で18試合に先発し、防御率2.89、奪三振率10.52を記録。シーズン終了後には、ベースボール・アメリカ誌からマリナーズでヘスス・モンテロに次ぐ第2位の有望株とされ、全体でも20位にランクインした[8][7]。 2012年はA+級を飛び級してAA級ジャクソン・ジェネラルズでプレー。6月には月間防御率9.15と絶不調に陥り、最終的な防御率は4.69に終わった。奪三振率も8.38に低下するなど、やや壁にぶつかったシーズンになった[7]。7月にはオールスター・フューチャーズゲームにアメリカ合衆国選抜として出場している[9]。 2013年1月にはジャスティン・アップトンとのトレードで他の若手選手と共にアリゾナ・ダイヤモンドバックスへの移籍が決まりかけたが、マリナーズを移籍拒否リストに入れていたアップトンが拒否権を行使したため、トレードは破談となった[10]。8月28日にマリナーズとメジャー契約を結び[11]、8月30日のヒューストン・アストロズ戦でメジャーデビュー。5回を投げ2安打無失点に抑え、メジャー初登板・初先発・初勝利となった。この年は3試合に登板し、1勝0敗・防御率3.60だった。 2014年2月27日にマリナーズと1年契約に合意した[12]。3月29日に右肩の故障で、15日間の故障者リスト入りした[13]。4月4日にリハビリのため、A+級ハイデザート・マーベリックスに異動した。その後、AA級ジャクソン、AAA級タコマ・レイニアーズでも登板し、6月30日にメジャー復帰した。この年は8試合に投げただけであったが、防御率を良化、奪三振率を向上させた。
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