ラガーディア空港 – Wikipedia
ラガーディア空港(ラガーディアくうこう、英語: LaGuardia Airport)は、アメリカ合衆国のニューヨーク州ニューヨークのクイーンズ区にある国際空港。 近隣にあるニューヨーク/JFK、ニューアークと共にニューヨーク都市圏の空港の一つである。その管理、運営、警備はすべて同地域の地域開発公団であるニューヨーク・ニュージャージー港湾公社が行っている。その位置関係はニューヨーク市域の空港一覧を参照。 マンハッタンの北東、クイーンズ区に位置し、敷地面積は280haである。主にアメリカ国内線と、カナダの各都市を結ぶ国際線が中心の空港である。税関や検疫の施設は存在していない。騒音問題と環境保護の点から、一部の例外を除き、飛行距離約2,400km以上の路線の発着は行わない。 一応国際空港ではあるが、入国審査と税関検査は一切行われていない。そのため、現時点でこの空港を利用できる国際線は、アメリカ国外での出発空港にて事前入国審査が行なわれている15空港のみに限られる。現実的に飛来するのはカナダの複数の路線と、バハマのナッソー、アルバのオラニエスタッド程度である。 一時は、定刻発着率[要校閲] が約30%、全米レベルでワースト10に入るほどの遅延が発生していたが、その後、各航空会社による運航スケージュールの見直しにより大幅に改善された。ただ、滑走路が二本といえ、互いの滑走路が交差している構造により、一度遅延が発生すると終日影響を受けることが多い。 現在ターミナルビルの老朽化に伴う改修、新築工事が行われている。 2020年4月28日から当面、新型コロナウイルス/COVID-19対策として、各ターミナル入館は空港施設職員、航空会社職員、および搭乗者のみに限定され、また、マスク着用が義務づけられている(館内での見送りや出迎え不可)。 1929年、民営の水上機専用飛行場が設置された。「ノースビーチ飛行場」と呼ばれ、その後、アメリカ航空界のパイオニアの一人である飛行家・航空機開発者のグレン・カーチスにちなむ「グレン・H・カーチス飛行場」の名称が与えられた。 1934年に市長に就任したフィオレロ・ラガーディアは市内に空港を整備する事を公約としており、この水上飛行場付近の海域を埋め立て陸上機用の空港を建設する計画を立てた。 1939年にニューヨーク市営空港として開港した。開港当時は水上機専用の旅客ターミナルがあった。アメリカ大陸横断路線などの長距離線も就航し、利用者数を急速に伸ばした。 1953年に至って、現在の名称に変更された。 ターミナル[編集] ラガーディア空港には4つの空港ターミナルがある。ターミナルA(マリンターミナル)は1939年の開港時からある歴史的な建物でアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されている。規模が小さく、他のターミナルと離れているため1路線に限定して使用されている。 ターミナルB,C,Dは全面的な建て替えが行われている。 主な航空会社[編集] 公共交通機関[編集] ターミナル間連絡バス[編集]
Continue reading
Recent Comments