新日本石油精製 – Wikipedia

新日本石油精製株式会社(しんにほんせきゆせいせい、英: Nippon Petroleum Refining Co., Ltd.)は、かつて存在した石油製品や石油化学製品の製造を行う企業である。新日本石油の精製子会社でもあった。

2010年7月1日に、JXホールディングス(現・ENEOSホールディングス)傘下である、同社と新日本石油・ジャパンエナジーの3社が合併・事業統合の上、JX日鉱日石エネルギー株式会社(現・ENEOS株式会社)となった。

製油所[編集]

製造所[編集]

新日本石油精製[編集]

東洋石油精製[編集]

  • 1968年(昭和43年)8月22日 – 琉球石油(現・りゅうせき)・琉球セメントなどの出資により、東洋石油精製株式会社設立。
  • 1970年(昭和45年)5月 – 日本石油精製が資本参加。
  • 1970年(昭和45年)11月5日 – 中城製油所(沖縄県中頭郡中城村泊)が操業開始。
  • 1975年(昭和50年)5月 – 日本石油精製の完全子会社となる。
  • 1975年(昭和50年)11月1日 – 日本石油精製に合併される。

興亜石油[編集]

  • 1933年(昭和8年)6月7日 – 東洋商工株式会社設立。
  • 1934年(昭和9年)12月 – 東洋商工石油株式会社に社名変更。
  • 1941年(昭和16年)5月 – 興亜石油株式会社に社名変更。
  • 1943年(昭和18年)12月 – 麻里布製油所操業開始。
  • 1949年(昭和24年)7月 – カルテックス社と原油委託精製契約を締結。
  • 1949年(昭和24年)8月1日 – 石油元売企業に指定。
  • 1950年(昭和25年)5月29日 – 東京証券取引所に株式上場。
  • 1951年(昭和26年)2月 – 販売を停止、石油精製専業に。
  • 1953年(昭和28年)3月5日 – 横浜製油所を亜細亜石油に譲渡。
  • 1954年(昭和29年)10月10日 – 興亜石油ガス株式会社を設立。
  • 1971年(昭和46年)1月6日 – 大阪製油所操業開始。
  • 1998年(平成10年)7月 – 卸電力事業(IPP事業)開始。
  • 1999年(平成11年)9月 – 日石三菱(後の新日本石油)の子会社となる。
  • 2001年(平成13年)9月25日 – 上場廃止。
  • 2001年(平成13年)10月1日 – 興亜石油ガスが日本石油瓦斯(後の新日本石油ガス、2005年に新日本石油が吸収合併)に合併される。
  • 2002年(平成14年)4月1日 – 新日本石油精製に合併される。

東北石油[編集]

  • 1968年(昭和43年)7月8日 – 三菱石油・三菱商事・東北電力などの出資により、東北石油株式会社設立。
  • 1971年(昭和46年)7月1日 – 仙台製油所が操業開始。
  • 2002年(平成14年)4月1日 – 新日本石油精製に合併される。

新日本石油加工[編集]

  • 1960年(昭和35年)4月1日 – 日本加工油株式会社。
  • 1961年(昭和36年)1月21日 – 潤滑油調合・グリース製造を行う東京工場を操業開始。
  • 1967年(昭和42年)11月1日 – 日本石油柏崎工場を継承。
  • 1968年(昭和43年)8月20日 – 日本石油加工株式会社に社名変更。
  • 1970年(昭和45年)4月1日 – 日本石油秋田製油所を秋田工場として継承。
  • 1982年(昭和57年)8月21日 – 秋田工場を秋田事業所に改称。
  • 1999年(平成11年)4月1日 – 日本石油新潟製油所を新潟工場(潤滑油調合・ソルベント製造などを行う)として、日本石油精製下松製油所を下松工場として継承。
  • 2001年(平成13年)1月 – 下松事業所発足。
  • 2001年(平成13年)3月31日 – 柏崎工場・下松工場閉鎖。
  • 2002年(平成14年)6月 – 新日本石油加工株式会社に社名変更。
  • 2006年(平成18年)5月 – 東京工場、新潟工場操業停止。潤滑油調合事業を新日本石油精製に、ソルベント製造事業を新日本石油化学に譲渡。
  • 2006年(平成18年)10月1日 – 新日本石油精製に合併される。下松事業所、新潟事業所を新日本石油に譲渡。

関連項目[編集]