ングラ・ライ国際空港 – Wikipedia

ングラ・ライ国際空港(ングラ・ライこくさいくうこう、インドネシア語: Bandara Internasional Ngurah Rai、英語: Ngurah Rai International Airport)は、インドネシアのバリ島デンパサール付近にある国際空港である。この名称は、独立戦争の英雄グスティ・ングラライ将軍に由来する。2014年4月11日より正式名称は将軍のフルネームを用いたイ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(インドネシア語: Bandara Internasional I Gusthi Ngurah Rai、英語: I Gusthi Ngurah Rai International Airport)に変更された。

通称はバリ国際空港(Bali Internatipnal Airport)、デンパサール国際空港(Denpasar International Airport)である。

オランダの植民地時代である1931年に開港し、オランダ領インド航空(KNILM)によって使用された。行政的にはバリ州デンパサール市ではなく、バリ州バドゥン県クタ郡トゥバン村に属する。バリ島南端のバトゥン半島の付け根部の地峡に、地峡を突き刺すように東西に滑走路が敷かれている。ここはガルーダ・インドネシア航空のハブ空港のひとつである。

空港ターミナル[編集]

2011年より新国際線ターミナルの建設が進められ[1]、2013年10月のAPEC首脳会議までに開業させる予定であったが、工事は遅れていた[2]
2013年9月19日に、新国際線ターミナルが開業した[3][4]

国内線は、旧国際線ターミナルを利用している。

定期便就航航空会社と就航都市[編集]

国際線[編集]

国内線[編集]

アクセス[編集]

  • エアポート・タクシー
    地域別の定額制であり、チケットを購入して乗車する。2014年8月のガソリン税値上げにより、大幅に価格改定された。クタまで約15分(100,000ルピア)、ウブドまで約1時間(250,000ルピア)
  • ベモ
    ワゴン車を利用したミニバスであり、大きな荷物を持った旅行者は利用できない。トゥガル・ベモステーションへの路線がある。
  • ライオン・エア904便着陸失敗事故 – 2013年4月13日午後3時半頃(日本時間午後4時半頃)、西ジャワ州バンドンからデンパサールに向かっていたライオン・エアの旅客機(ボーイング737)が、当空港への着陸時に滑走路をオーバーランし、海へ突っ込んだ[13]。搭乗していた乗員乗客100人以上のうち50名近くが病院に運ばれ手当てを受けたものの、インドネシア当局によれば全員命に別状は無いと報道されている。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]