大森勇門 – Wikipedia

大森 勇門(おおもり たけと)は、日本の生物学者・農学者。大阪工業大学工学部生命工学科准教授、遺伝子組換え実験等安全委員会委員。農学博士(京都大学)。

主な専門は、農芸化学、食品科学、微生物学・生化学[1][2]

生命工学の対外啓蒙活動として、市民と研究者とのオープンな交流を目的とした井戸端サイエンス工房主催第27回サイエンスカフェのゲストスピーカー(テーマ:酵素のチカラ)や[3]、理系を目指す小学生向け「科学体験ワークショップ」(テーマ:植物の色素で調べる酸・アルカリ)の講師も担当している[4]

京都大学大学院農学研究科博士後期課程単位取得退学、農学博士。九州大学大学院農学研究院特任助教授などを経て、2012年大阪工業大学工学部生命工学科に着任、現在は准教授[5][6]

主な研究[編集]

  • 食品中のD-アミノ酸分析とその合成に関与する微生物のD-アミノ酸代謝関連酵素の機能解析
  • 好熱菌Geobacillus kaustophilusが栄養増殖中に生産するアラニン脱水素酵素の同定
  • 乳酸菌Lactobacillus属の新規分岐鎖アミノ酸ラセマーゼの機能解析[7]

所属学会[編集]

  • 日本農芸化学会
  • 日本生化学会
  • 日本生物高分子学会

など

著書・執筆[編集]

  • 「ひらく、ひらく バイオの世界」(化学同人学術書、2012年)
  • 「知ってる?D-アミノ酸」(生物工学会誌、2019年)
  • 「食品タンパク質中の結合態D-アミノ酸の機能と生成機構の解析」(京都大学化学研究所、2017年)[8]

参考文献[編集]