栃木県道・茨城県道294号東野田古河線 – Wikipedia

古河市本町一丁目(2011年10月)

栃木県道・茨城県道294号東野田古河線(とちぎけんどういばらきけんどう294ごう ひがしのだこがせん)は、栃木県小山市から茨城県古河市に至る県道である。

この路線は国道125号の重複区間を挟み、古河市中心部を走る部分と平坦な田園地帯と点在する集落を通る部分に分けられる。
栃木・茨城県境に沿っており全般に隘路が続き、特に小山市東野田 – 野木町川田は並行する市道・町道の方が整備されており新4号国道方面へ迂回する場合も当路線ではなくそちらが案内されている。
また、沿線に県道番号を示す標識や案内標識等も少ないので初めて通る場合には路線を外れてしまう場合もある。

路線データ[編集]

1959年(昭和34年)10月14日、新たな県道として栃木県小山市東野田を起点とし、茨城県古河市を終点とする区間を本路線とする県道東野田古河線として茨城県が県道路線認定した。
1995年(平成7年)に整理番号294となり現在に至る。

年表[編集]

  • 1959年(昭和34年)10月14日:
    現在の路線が路線認定される(図面対象番号308)[3]。茨城県内の道路区域は、県界猿島郡総和村大字西牛ケ谷から古河市大字古河の二級国道佐原熊谷線(旧道国道125号、現在の県道野木古河線)交点までと決定された[4]
  • 1967年(昭和42年)12月4日:猿島郡総和村大字東牛ヶ谷 – 同村大字西牛ヶ谷の狭隘路(最小幅員3.0 m、延長1,748 m)を拡幅改良[5]
  • 1995年(平成7年)3月30日:茨城県区間において、整理番号360から現在の番号(整理番号294)に変更される[6]
  • 2007年(平成19年)1月1日:古河市本町一丁目の街路区間が古河市管理下になる[7]

路線状況[編集]

一般県道の管理は栃木・茨城の両県が行うが、本路線のうち、茨城県古河市本町一丁目の一部区間については、古河市が県道の管理を行っている[7]

道路法の規定に基づき、茨城県内の古河市三杉町(三杉町交差点) – 同市本町(一般県道野木古河線交差)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている[8]

通過する自治体[編集]

  • 栃木県
  • 茨城県
  • 栃木県
  • 茨城県

交差する道路[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。

出典[編集]

  1. ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』平成31年3月31日現在、p. 17
  2. ^ 栃木県栃木土木事務所 「道路現況 (PDF)」 『平成27年度土木事務所ガイド資料編』 、2頁、2015年。 
  3. ^ 県道路線認定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百一号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  4. ^ 道路の区域決定(昭和三十四年十月十四日 茨城県告示第九百三号) (PDF) ,茨城県報 号外(1959年(昭和34年)10月14日)より
  5. ^ 道路の区域変更・道路の供用開始(昭和42年12月4日 茨城県告示第1549・1551号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第5560号: pp. 16–17, (1967年12月4日) 
  6. ^ 県道の路線名および整理番号の変更(平成7年3月30日 茨城県告示第436号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第637号: pp. 8–12, (1995年3月30日) 
  7. ^ a b 県道の管理に関する協議に対する同意(平成18年12月25日 茨城県告示第1439号) (PDF)”, 茨城県報 (茨城県) 第1836号: p. 8, (2006年12月25日) 
  8. ^ 道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号) (PDF)”, 茨城県報 第2980号: pp. 18–28, (2018年3月19日) 

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]