ミハイル・ククシュキン – Wikipedia
ミハイル・アレクサンドロヴィチ・ククシュキン(Mikhail Aleksandrovich Kukushkin, ロシア語: Михаил Александрович Кукушкин, 1987年12月26日 – )は、カザフスタンの男子プロテニス選手。ソビエト連邦 (現ロシア領) ヴォルゴグラード生まれで、今はカザフスタンのヌルスルタンに在住している。これまでにATPツアーでシングルスで1勝を挙げている。自己最高ランキングはシングルス39位、ダブルス67位。身長183cm、体重72kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。
選手経歴[編集]
2010年 ツアー初優勝[編集]
2010年全米オープンで4大大会初出場を果たすが、1回戦で第25シードのスタニスラス・ワウリンカに敗れた。
同年のサンクトペテルブルク・オープンの決勝で世界ランク9位のミハイル・ユージニーを6–3, 7–6(2)で破りATPツアー初優勝を果たした。
2011年 グランドスラム初勝利[編集]
2011年全仏オープン1回戦でダニエル・ブランツを破り4大大会初勝利を挙げる。2回戦で第12シードのミハイル・ユージニーに敗れた。
2012年 グランドスラム4回戦進出[編集]
2012年全豪オープンではグランドスラム自己最高の4回戦に進出した。2回戦では第19シードのビクトル・トロイツキを、3回戦で第14シードのガエル・モンフィスをそれぞれフルセットで破った。4回戦では世界ランク4位のアンディ・マリーと対戦し1-6, 1-6, 0-1の時点で棄権した。
ロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルス1回戦でフランスのジル・シモンに4–6, 2–6で敗れた。
2014年[編集]
2014年スイス・インドアでは1回戦で世界ランク4位のスタン・ワウリンカに6-4, 6-7(1), 6-3で勝利した。
2016年[編集]
セルビアと対戦したデビスカップ2016ワールドグループ1回戦では、世界ランク1位のノバク・ジョコビッチに7-6(6), 6-7(3), 6-4, 3-6, 2-6のフルセットの末惜敗した。
2019年 全仏ダブルスベスト8[編集]
2019年全仏オープン男子ダブルスではヨラン・フリーヘンと組んでベスト8進出を果たした。
ウィンブルドン選手権では2回戦で第9シードのジョン・イズナーをフルセットで破るなど、グランドスラム自己最高タイの4回戦に進出した。4回戦では世界ランク7位の錦織圭に敗れた。
全米オープンでは1回戦で世界ランク10位のロベルト・バウティスタ・アグートをフルセットで破った。
2020年 全豪ダブルスベスト4[編集]
2020年全豪オープン男子ダブルスでは自国の後輩のアレクサンダー・ブブリクと組んで、ベスト4進出を果たした。
ATPツアー決勝進出結果[編集]
シングルス: 4回 (1勝3敗)[編集]
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シングルス成績[編集]
- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | P | WG | Z# | PO | G | S | SF-B | NMS | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, P=開催延期
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, SF-B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.
大会最高成績[編集]
外部リンク[編集]
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