渋谷スクランブル交差点 – Wikipedia
この項目では、渋谷駅前のスクランブル交差点について説明しています。同駅前に所在する超高層ビルについては「渋谷スクランブルスクエア」をご覧ください。 地図 渋谷スクランブル交差点(しぶやスクランブルこうさてん、英: Shibuya Crossing、中: 澀谷路口)は、渋谷駅の北西隣にあるスクランブル交差点。正式名称は渋谷駅前交差点[1]であり、「渋谷駅前のスクランブル交差点」[2]等の表記揺れも多数ある。 1973年にスクランブル化された[3]。都内屈指の繁華街であり流行の発信地でもある渋谷[1]で最も人が多く行き交う場所であり[4][5]、日本の都市風景を象徴する存在として[6]「世界で最も有名な交差点」とも言われる[1][7]。また、1回の青信号で1000人以上が行き交うため「世界で最も混雑している交差点」とも言われる[8]。日本における流行の発信地であると共に、外国人観光客に人気のスポットでもある。 宮益坂から道玄坂に至る東西の通りと、渋谷駅西口駅前から渋谷公園通りに至る南北の通りが交わる位置にあり、さらに北西方向に渋谷センター街が伸びた五叉路となっており、計10本の車線が交差し5本の横断歩道が引かれている[9]。北西側が渋谷区宇田川町、北東側が神南一丁目、南側が道玄坂二丁目となる。歩行者にとってここは、渋谷駅ハチ公改札を出てすぐのハチ公前広場と、道玄坂、センター街、公園通りなど各方面の繁華スポットを連絡する交通の要所であり[5]、渋谷で最も混み合う地点になっている[4][5]。唯一斜め方向の横断歩道がある南東角(ハチ公前広場)から北西角(QFRONT前)までの距離は約36メートルあり[10]、世界有数の巨大交差点である[11]。 交差点の南東は、渋谷駅ハチ公改札とその前に広がるハチ公前広場になっており、待ち合わせ場所の定番とされる[12]。広場のハチ公像は渋谷のシンボルとなっている[12]。また2006年に通称「青ガエル」と呼ばれる、東急電鉄の旧5000系鉄道車両が設置され、外国人観光客の急増に対応するため2013年から外国人向け観光案内所が設けられていた。なお、この車両は2020年8月3日に、秋田県大館市へと移設された[13][14][15][16]。 交差点から南へ向かうと、渋谷駅西口と駅前バスターミナルがあり、そこに面して、これも待ち合わせ場所とされる事の多いモヤイ像が置かれている[16]。 交差点の南西角は、複合ビルの渋谷駅前ビルが建ち、2018年時点で仏コスメブランドのロクシタン直営店やファミリーレストランのガストなどが入居している[17]。 交差点から西へ向かうとすぐに渋谷109を正面に見る三差路(道玄坂下交差点)となり、左が道玄坂、右が文化村通りとなる。 交差点の北西角は、ハチ公前広場から最も目につきやすい位置にある[18]。その絶好の立地[19]に建つ地上8階建ての商業施設 QFRONT は、正面全体のガラス壁面に「Q’S EYE」と呼ばれる大型デジタルサイネージを埋め込み、両側面の壁は「Q’S wall」と呼ばれる大型広告ボードになっている[20]。建物内には、書店・ソフトレンタル店の TSUTAYA やコーヒーショップのスターバックスなどが入居している[21]。QFRONT の左脇がセンター街入口、さらにその向かいに大盛堂書店がある。
Continue reading
Recent Comments