スマイリー園田のLive Alive – Wikipedia

スマイリー園田のLive Alive(スマイリーそのだのライブ・アライブ)は、MBCラジオでかつて放送された、南日本放送の第二スタジオから観覧者を入れて公開生放送で行われていたラジオ番組。2001年10月7日に放送を開始し、2019年3月31日に放送を終了した。[1]

番組概要[編集]

  • 司会進行はMBCタレントのスマイリー園田。
  • 前身番組は「チェストいけヤング」(司会:古川廣生、采野吉洋)。この当時から三十数年以上続く、鹿児島の素人ミュージシャンの登竜門である。また、奄美群島の伝統歌曲である島唄の唄者も出演することがある。この番組出演がきっかけで、その後メジャーデビューし一世風靡したものや音楽業界へ進んだ者も数多くおり、この中にはアマチュア時代の長渕剛もいた。
  • なお、「チェスト行けヤング」終了後は内田詠子アナ(2002年退社)による「内田詠子のGo!Go!Go!」が放送されていたが、放送の形式は殆ど変わっていない。
  • 当番組で生披露された楽曲はMBCのYouTubeチャンネルに動画としてアップされており、カバー曲は日本音楽著作権協会などが管理しているため、事前に許可を取ってからアップロードしている。ひと月に披露された楽曲のほぼ全てがアップロードされており、再生回数が多い楽曲は、翌月の再生回数ランキングのコーナーで紹介されている。最終的に再生回数が一番多かった楽曲は、さらに翌月の当番組のエンディングテーマに使われ、さらにはスピンオフ番組の『Live Alive Power Push!』という土日の午後に編成されている[注釈 1]5分間のミニ番組でも紹介される。
    • 歴代で一番再生回数が多かった楽曲は、2012年5月13日に放送された島唄唄者の大山結奈がカバーした『島のブルース』[1]である。放送終了までは歴代最高再生回数をキープしていたため、最終回のエンディングテーマに起用された程であった。[要出典]

番組終了後の動き[編集]

  • 鹿児島が拠点のアマチュアミュージシャンの生演奏番組は当番組をもって完全に終了。同時間帯の後継番組はラジオ業界初のスマートフォンと連動したリアルタイムビンゴ番組、『Radio de BINGO』となる。それ以前にラジオビンゴスペシャルと呼ばれる特別番組で既に実施されていた『MBCアプリ』[注釈 2]と呼ばれる南日本放送のスマホアプリを利用する形を取り、対象楽曲の中から掛かった楽曲のみをタップすることで、対処している。開始当初は、当番組から引き続きコカ・コーラの単独提供が暫く続く見込みである。
  • 2021年現在、この番組が放送されていた枠では、生放送ではあるがTBSラジオからのネット番組である「爆笑問題の日曜サンデー」[注釈 3]が放送されている。

冠スポンサー[編集]

同局のラジオのローカル番組としては異例で、コカ・コーラのみの提供である[注釈 4]。これは「チェスト」時代から三十数年以上も続いており、当番組の終了まで毎週スタジオ観覧者に南九州コカ・コーラ→コカ・コーラウエストより差し入れられた冷えた瓶入りのコカ・コーラが振舞われていた。

放送時間[編集]

  • 毎週日曜日 14:00~14:55(JST)の公開生放送。リスナーにとっては、社内見学を除きMBCへノーアポイントで入れる唯一の機会である。
  • 原則は本社のBスタジオに観覧客を入れた公開生放送だが、特別番組などが前後の時間に編成されている場合には出演者・スタッフのみで本来の放送時間による事前録音になる場合もあり、その時の放送時間は5時間遅れの19時台となる。放送休止になることは災害時などのやむを得ない時だけ。

毎月、鹿児島へキャンペーン中のミュージシャンがプロモーションを兼ね、スタジオで生ライブする事がある。

エピソード[編集]

  • 2006年7月2日の放送では、前身番組(「チェストいけヤング」)で縁があった長渕剛が生出演し生放送で生ライブした。同番組以外に昼のローカル番組(城山スズメなど)などのみで観覧希望者を募集したにも関わらず、ファンクラブなどを通じて情報が伝わり全国各地から熱狂的なファンも含めて2000通以上の観覧希望の問合せが殺到し、急遽抽選により入場整理券を発行するという騒ぎもあった。

注釈[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]

MBCラジオ 日曜14:00枠
前番組 番組名 次番組

スマイリー園田のLive Alive
(2001年10月7日 – 2019年3月31日)