グレッグ・コーエン – Wikipedia

グレッグ・コーエン
Greg Cohen

マサダで演奏するコーエン(左から2人目)

基本情報
生誕 (1953-07-13) 1953年7月13日(68歳)
出身地 アメリカ合衆国 カリフォルニア州ロサンゼルス
ジャンル ジャズ、フリー・ジャズ、クレズマー
職業 ベーシスト
担当楽器 ウッド・ベース、エレクトリックベース、アルト・ホルン
レーベル DIW
共同作業者 トム・ウェイツ
マサダ
ウディ・アレン
オーネット・コールマン

グレッグ・コーエンGreg Cohen、1953年7月13日 – )は、アメリカ合衆国のベーシスト。主にジャズの分野で活動し、ジョン・ゾーン率いるフリー・ジャズ/クレズマー・バンド、マサダ等で活動。ジャズ以外の分野のミュージシャンとも多く共演。

ロサンゼルス出身。カリフォルニア州立大学で作曲とベースを学ぶ[1]

1980年、トム・ウェイツのアルバム『ハートアタック・アンド・ヴァイン』に参加。以後、1980年代を通じて、トムのアルバム制作やツアーをサポート。『フランクス・ワイルド・イヤーズ』(1987年)収録曲「ストレイト・トゥ・ザ・トップ」では、ソングライティング面でも貢献した。デイヴィッド・サンボーンのアルバム『アナザー・ハンド』(1990年)にも参加。日本のシンガーソングライターSIONとも、アルバム『I DON’T LIKE MYSELF』(1993年)以降、度々共演している。

1994年、ジョン・ゾーン等と共にマサダを結成し、多くのアルバムを発表。1996年、ディスクユニオンの社内レーベル「DIW」から、初の自己名義のアルバム『ウェイ・ロウ』発表。タイトル曲も含めた2曲は、デューク・エリントンのカヴァー。

1997年、映画監督のウディ・アレン率いるジャズ・バンドのベーシストとして、ドキュメンタリー映画『ワイルド・マン・ブルース』に出演[2]。1998年、エルヴィス・コステロとバート・バカラックのコラボレーション・アルバム『ペインテッド・フロム・メモリー』に参加。2003年、マサダから派生したユニット、マサダ・ストリング・トリオにも参加。

2005年にはオーネット・コールマンのツアーに参加。ドイツ公演の模様は、ライブ・アルバム『Sound Grammar』(2006年)として発表された[3]。尚この作品は2007年度のピューリッツァー賞 音楽部門を与えられている。

ディスコグラフィ[編集]

ソロ・アルバム[編集]

  • 『ウェイ・ロウ』 – Way Low (1996年、DIW)
  • 『モーメント・トゥ・モーメント』 – Moment to Moment (1997年、DIW)
  • Golden State (2014年、Relative Pitch)
  1. ^ 『ウェイ・ロウ』日本盤CD (DIW-918)ライナーノーツ (杉田宏樹、1996年)に基づく
  2. ^ Wild Man Blues(1997) (IMDb)
  3. ^ Sound Grammer>Review(allmusic.com)

外部リンク[編集]