わっきゃい – Wikipedia

わっきゃい
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チャンネル登録者数、総再生回数は000000002022-03-04-00002022年3月4日時点。
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わっきゃい(1998年8月3日 – )は、日本のお笑い芸人、YouTuber、空手家、実業家であり、キャップ投げの第一人者[5][6][7]。本名は日野 湧也(ひの わくや)[8]。京都大学法学部在学中[2]。「ring」の代表であり、最高責任者。

神奈川県出身だが[2]、父親の仕事の都合でアメリカのロサンゼルスに1歳で渡米し、現地で育つ[6][9][8]。そのために母語は英語だと言われることもあるが、日本語も不自由なく使うことができる[5]。育った地域は差別もなく自由でおおらかな雰囲気だったため、特に気になる点はなかったという[9]。また、熱心に取り組む者は尊重される校風の高校で育ち、好きなことはのびのびと取り組めたと明かしている[9]

幼少期より極真空手の世界チャンピオン八巻建弐の指導のもと空手の英才教育を受けており、選手として活躍。胴回し回転蹴りや上段変則回し蹴りなどを軸に派手な展開を好み、全米大山空手ファイターズカップでは2度の準優勝、第10回琉球館フルコンタクト空手全米オープンでは優勝するなど将来を有望されていた[9][10]。高校時代はサッカー部に所属しており、他にはフィギュアスケートや体操など、様々なスポーツを経験している[11]

高校時代に安保法制の国会での審議などを視聴していたことをきっかけに、卒業後日本の法律と政治を学ぼうと京都大学法学部を受験。合格し、日本へ移住して2017年の春に入学した[9][2][8]。アメリカでの刺激がなくなり、日本への帰国が親からの自立に繋がるのではという考えがあったという。同調圧力などにカルチャーショックを感じたものの、治安のよさや人同士の信頼関係、国内各地へより気軽に移動できる点などを感じたという[9]

YouTubeでは、「どうでもいい日常のニュース」や「ひらがなばらえてぃ」、キャップ投げ、英会話などの動画を配信している[2]。2018年6月から毎月投稿している「どうでもいい日常のニュース」は、自身がアナウンサーとなって日常のできごとをニュース番組風に伝えるという形式で行っており、著名人からの評価も高い[12]。本人によれば、この企画は小学校で課された絵日記の課題で先生をいじったり、話にオチをつけて笑わせたりしていたことの延長のようなものだという[9]。また、地上波でネタを披露する際はゲストの日常をネタにする構成となっている[13][9][14][15]

2020年9月16日には自ら発案した教育プラットフォームアプリ「ring」の代表に就任。最高責任者として企画、開発、マーケティングを統括する。発表初日からApp Storeランキングで1位を獲得するなど波紋を呼び、総合ランキングではLINEやInstagramに次ぐ7位にランクインし個人規模の開発としては異例の急成長を遂げた[16]。中高生を中心とした利用者に高い支持を受けており、その型破りな広告法やビジネス戦略に多数のメディアが注目している。Applionアプリ大賞2020では教育部門で最優秀賞を受賞[17]

現地ロサンゼルスのミドルスクールに通っていた12歳のときにはキャップ投げに目覚めた。机に置かれたペットボトルキャップを教師の目を盗んで投げたときに感じた快感にやみつきになったという。アメリカでの生活の中、1日5-6時間練習し、多数の球種の習得を目指した。2016年にはキャップ投げの様子を初めてYouTubeに投稿。2017年春、入学式の後に学部の新入生300人の前でキャップ投げ倶楽部の設立を宣言し、5人とともに活動を開始した。現在は各大学にチームが徐々に誕生し、室内スポーツとして全国大会が行われるなど大きく発展している[9][8][6][7]

コピーライターとしては、ローソンや東日本旅客鉄道(JR東日本)の飲料事業など幅広く広告を担当する活動を行う。局所的にターゲットを絞って消費者層からの発信を促す独特の手法を用いており、本人はこれはを広告と対をなす「狭告」と表現。悪魔のコーヒーシリーズのコピーが話題になった際にはローソンの商品担当者も「わっきゃいのコピーで話題になったことは驚いた」と話している[18]。JR東日本ウォータービジネスが展開している青森りんごジュースの広告では東北新幹線をモチーフにしたポスター広告を企画。JR品川駅、上野駅、恵比寿駅に掲載され大きな話題を呼んだ。他にもアースジェットや井村屋のやわもちシリーズなど様々な商品の広告コピーを過去に担当している[9][19]

R-1グランプリ2022に出場し、東京予選2183人中唯一となるアマチュアでの準々決勝進出となった[20]
大会後、2022年2月より本格的にお笑い芸人に転身[21]

人物・その他[編集]

  • 「自分が面白いと思うこと」には決して妥協しない性格[9]
  • 極端なまでの面倒くさがり屋だと明かしており、それが原因で他の動画投稿者とは異なりかなりマイペースに動画を投稿している[9]
  • なるべく競争は避けたい性格[22]
  • 行列のできる法律相談所にて、俳優の吉沢亮が「最近はまっているもの」としてわっきゃいを挙げている[23]
  • 女優の上白石萌歌がお芝居の参考にしている人としてわっきゃいを挙げている[24]
  • ショートスリーパーである[13]
  • キャップ投げのフォームは涌井秀章を参考にした。カーブやフォーク、スライダーといった11球種を使いこなす[8]
  • 「いじめをなくしたい」や「世界平和を実現したい」など、一見実現が難しいようなことを実現させたいタイプだといい、「どうでもいい日常のニュース」などもそれの手助けになればいいなと思っているという[9]
  • 「キャップ投げの全国大会を開くこと」「野球の始球式でキャップを投げること」をキャップ投げの目標として挙げている[14]
  • 月に一回制作する「どうでもいい日常のニュース」は、一日で完成させており、制作時間は10時間程度[22]
  • アマチュアお笑いコンビ「かますねいちゃ!」を組んでM-1グランプリ2021に出場し、2回戦進出を果たした[25]

バラエティ番組[編集]

情報番組[編集]

ミュージックビデオ[編集]

CM[編集]

ラジオ [編集]

その他[編集]

出典[編集]

外部リンク[編集]