ともいきの国 伊勢忍者キングダム – Wikipedia

ともいきの国 伊勢忍者キングダム(ともいきのくに いせにんじゃきんぐだむ[1][2][3][4])は、三重県伊勢市に存在する安土桃山時代・戦国時代が主題のテーマパーク。通称 伊勢時代村。

忍者劇場などのアトラクションが存在する。戦国時代文化などを取り入れており、忍者劇場や野外劇場では真田幸村や猿飛佐助といった戦国時代・江戸時代初期の武将や忍者の役柄が登場することもある。

敷地面積33.4ha、総工費300億円(安土城は70億円)で開園。当初は二見浦の海岸付近に建設する予定であったが、現在地となった。宮上茂隆安土城天守復元案を元に、レプリカ建築として再現したとする安土城天守閣があるが、本物の安土城天守は本能寺の変後に焼失し、詳細な記録もほとんど残っていないため、この真偽は不明。滋賀県近江八幡市安土町の城址は史跡に指定され、その場所への再建は認められないことから、様々な候補から現在地 伊勢市二見町に民間施設として建てられた。

1993年4月27日に大新東子会社の株式会社時代村により「伊勢戦国時代村」として開園。2001年に累計来場者数500万人を突破。2003年4月に「伊勢・安土桃山文化村」に名称を変更。2004年に大新東がテーマパーク事業から撤退して時代村運営を終了し、時代村を分社して施設毎に独立運営することとなり、独立法人として営業開始。2008年10月に萩本欽一を村長に迎えて「ちょんまげワールド伊勢」に名称変更。開園初年間来場者数200万人が2015年には8万人まで減少し、2016年に不動産ファンド事業企業「共生バンクグループ」が買収してグループ企業として再始動[7]。買収後はインバウンド向けに施設の大リニューアルを実施し、総額100億円程度の改装費をかけ、現存施設も生かしながら温泉大浴場・刀鍛冶工房・侍と忍者のコスプレ施設などを新たに加えてリニューアル。安土城は1泊500万円のホテルとして利用される予定[4]。2017年7月に施設名を「伊勢安土桃山城下街」、2018年6月に法人名を「伊勢安土桃山城下街 株式会社」に変更。2019年3月1日に施設名を「ともいきの国 伊勢忍者キングダム」、7月24日に法人名を「みんなで伊勢を良くし本気で日本と世界を変える人達が集まる株式会社」に変更[8]

アクセス[編集]

鳥羽駅より伊勢二見鳥羽周遊バス(CANばす)で約30分・無料送迎バスで約30分(1日1本)。宇治山田駅・伊勢市駅より伊勢二見鳥羽周遊バス(CANばす)で約30分。二見浦駅より徒歩で約15分・タクシーで5分。最寄りICは伊勢IC。

関連作品[編集]

テレビ[編集]

アニメ[編集]

関連施設[編集]

参考文献[編集]

  • 『伊勢志摩国立公園50年史』伊勢志摩国立公園指定50周年記念事業実行委員会 編、伊勢志摩国立公園指定50周年記念事業実行委員会、1997年3月24日、205頁。

外部リンク[編集]