ワイリー・コヨーテとロード・ランナー – Wikipedia

ワイリー・コヨーテとロード・ランナー(Wile E. Coyote and the Road_Runner)とは、ワーナー・ブラザースのアニメーション作品、ルーニー・テューンズに登場する架空のキャラクター。いつも腹が減っているコヨーテが、フルスピードで走るロードランナーを捕獲して食べてしまおうとずっと繰り返しているが、毎度のこと成功しない[1]。コヨーテは、アクメ社などの商品(特にAJAX(エージャックス))を使ってロードランナーを捕獲しようと企んでいる。過去にはバッグス・バニーを吹き飛ばそうとしていた。

プロフィール[編集]

ワイリー・コヨーテ
  • 本名 – Wile E. Coyote
  • 性別 – オス♂
  • 種類 – コヨーテ
  • 性格 – 賢く、博士のような天才の頭脳を持っている[2]
ロードランナー
  • 性別 – オス♂
  • 種類 – オオミチバシリ
  • 特徴 – フルスピードで何処までも早く、弾よりも早いスピードで走る。

出演作品[編集]

  • ワイリー・コヨーテとロードランナーが登場する作品
  • バッグスとコヨーテが登場する作品

スピンオフ[編集]

チャック・ジョーンズは、ルーニー・テューンズの短編アニメ作品でワイリー・コヨーテのキャラクターデザインを再利用してラルフ・ウルフとして登場させた。ちなみに、コヨーテの鼻は黒で、ラルフ・ウルフの鼻は赤である。

テレビでの活躍[編集]

ロードランナーとワイリー・コヨーテは、1966年(日本では1967年)にテレビアニメ『ロードランナー・ショー』で初主演を果たした。

バッグス・バニー・ショーではステージに参列し、楽屋で騒いだりしていた。

1996年の映画『スペース・ジャム』では、テレビ画面に登場していた。

2003年の映画『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』では、ワイリーコヨーテがアクメ社の手下になっている(マービン・ザ・マーシャンも同様)。

ルーニー・テューンズ・ショーでも、3Dアニメに登場し、2Dアニメにも登場した。

ワイリー・コヨーテ
他にも、モーリス・ラマルシュ、ジェームズ・アーノルド・テイラー、ジェス・ハーネル、エリック・バウザも担当している。
ロード・ランナー
他にも、メル・ブランク、セス・グリーン、ケビン・シニック、エリック・バウザも担当している。
  • 日本語版
    • 武藤礼子 (バッグス・バニー劇場)[3]
    • 広川太一郎(マンガ大作戦)
    • 原語流用(ぶっちぎりステージと現行吹き替え版以降)
  1. ^ Lenburg, Jeff (1999). The Encyclopedia of Animated Cartoons. Checkmark Books. pp. 128-129.

    ISBN 0-8160-3831-7. https://archive.org/details/isbn_9780816038312/page/128/mode/2up 2020年6月6日閲覧。

     
  2. ^ だからコヨーテは自分で『ワイリー・コヨーテは、超天才だ!』と言っている。
  3. ^ セリフもあり、『あたい、ロードランナー! 超音速ジェット族!(ダッシュ・クラッシュ・バタンキューの初代吹き替え版より。)』と語っていた。