大黒流通チェーン – Wikipedia
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株式会社大黒流通チェーン(だいこくりゅうつうチェーン)は、東京都、埼玉県、千葉県などにスーパーマーケットを展開する企業。本社は静岡県静岡市駿河区にある。
首都圏を中心に、「大黒屋」「エネルギースーパーたじま」「ラコマート」などのブランドで、スーパーマーケットを展開している。
過去[編集]
1986年12月に創業し、1995年3月に旧社が設立[1]。ディスカウントストア「大黒屋」を首都圏において約50店舗を展開する一方で[1][2]、同業のスーパーマーケットを次々と買収するなどして規模を拡大していった[1][2]。
2016年8月期には197億5584万円の売上があった[2]。しかし、積極的なM&Aが裏目となり、買収した企業に債務超過であった企業が含まれており、それ故に業績や財務状況が悪化した他[1]、2018年8月期の売上は約175億円にまで落ち込んだ[2]。
タカラ・エムシーは旧社の事業を買収することを決定し、2019年2月7日に旧社の事業を譲受する新会社として株式会社大黒流通チェーン(新社)を設立[1][2][3]。新社は同年4月1日付で「大黒屋」27店舗の他、関連会社が運営していた店舗の計59店舗を譲受した[1][2]。一部の不採算店舗は新社へ譲渡されず、そのまま閉店した[1]。
旧社は2020年2月27日に富岡管理株式会社へ商号変更したと同時に、株主総会で解散を決議[1][2]。同年12月11日に旧社の関連会社である町屋管理株式会社(旧社名・株式会社ギガ物産)、松島管理株式会社(旧社名・有限会社綿屋田島酉二郎商店)、松戸管理株式会社(旧社名・株式会社ハローマート)の3社と共に、東京地方裁判所から特別清算開始決定を受けた[1][2]。4社の負債総額の合計は約55億円。富岡管理は2021年6月1日に法人格が消滅した[4]。
旧・大黒流通チェーン→富岡管理[編集]
- 1986年12月 – 創業[5].。
- 1995年3月 – 株式会社大黒流通チェーン(旧社)設立。
- 2011年3月 – マミーマートより㈱ギガ物産を買収。
- 2013年8月 – エネルギースーパーたじまを買収。
- 2018年8月31日 – ㈱ヤオヨシを吸収合併。
- 2019年4月1日 – タカラ・エムシーが設立した株式会社大黒流通チェーン(新社)へ事業を譲渡して事業停止。
- 2020年
- 2月27日 -株式会社大黒流通チェーン(旧社)が社名を富岡管理株式会社に変更したと同時に、株主総会で解散を決議。
- 12月11日 – 富岡管理が関連会社である町屋管理株式会社(旧社名・株式会社ギガ物産)、松島管理株式会社(旧社名・有限会社綿屋田島酉二郎商店)、松戸管理株式会社(旧社名・株式会社ハローマート)の3社と共に、東京地方裁判所から特別清算開始決定を受ける。
- 2021年6月1日 – 富岡管理の法人格消滅。
新・大黒流通チェーン[編集]
- 2019年
- 2月7日 – タカラ・エムシーの子会社として設立。
- 4月1日 – 株式会社大黒流通チェーン(旧社)およびグループ会社から全事業を譲受して営業開始。
- 12月 ー 株式会社エースを買収
2021年6月現在[6]
- 大黒屋
- 東京都 2店舗
- 神奈川県 1店舗
- BonVisage
- エネルギースーパーたじま
- ナカムラヤ
- ハローマート
- ギガマート
- ギガパール
- ラコマート
- 東京都 1店舗
- 埼玉県 4店舗
- ラコ・アンド・エース
- ヤオヨシ
関連会社[編集]
- 株式会社エース
- 株式会社BEBER
外部リンク[編集]
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