塩釜FCヴィーゼ – Wikipedia

塩釜FCヴィーゼ(しおがま・エフシー・ヴィーゼ、Shiogama F.C. Wiese)は宮城県塩竈市を本拠地とする社会人サッカーのクラブチーム。

1996年、佐川急便仙台サッカー部として発足、仙台実業団サッカー4部リーグに参加した。宮城県リーグ昇格を果たした際、佐川急便の東北地域の支社を代表するチームを目指す観点から佐川急便東北サッカー部と改称。

2003年に東北社会人サッカーリーグ1部に昇格したものの、その年を最後に佐川東北の支援が打ち切られ実業団チームとしては休部となったが、2004年に少年サッカークラブを組織し将来全国規模の社会人チームを保有することを目指していた社団法人塩釜FCに選手を完全移籍し、ヴィーゼ塩釜として再出発を果たした。ヴィーゼ (Wiese) は本拠地の塩竈市伊保石運動場が牧草の中にある芝生グラウンドということで、牧草地をドイツ語で現した。(試合は主に宮城県サッカー場などを使用)

2007年、塩釜FCヴィーゼに名称変更。2012年、NEC TOKIN FCを吸収合併し、そのNEC TOKINから「NT」を取り塩釜NTFCヴィーゼに改める。

芝生育成に関して、早くて安くて丈夫な芝生を育成することができるノウハウを有しているため、全国各地から関係者が見学に訪れることがある。また、Jリーグが「百年構想」を行う前から地域に根ざしたスポーツクラブを標榜している。

2014年は10位となり、当年をもってリーグを離脱。2015年からは宮城県サッカーリーグ1部に参戦している[1]

2018年にはクラブ名を塩釜FCヴィーゼに戻し[2] チームの刷新を図るも、宮城県リーグ1部では7位に終わり、2部へ降格。翌2019年、宮城県リーグ2部2位となり、1年で1部に復帰。

2020年は宮城県リーグ1部で多賀城FCに次ぐ2位となり、さらに1位の多賀城FCが東北リーグへの昇格を辞退したため当チームに昇格の権利が回ってきたが、当チームも昇格を辞退した[3](そのため、3位のARDORE桑原が昇格している)。

所属選手・スタッフ[編集]

2018年

スタッフ[編集]

選手[編集]

チーム成績・歴代監督[編集]

年度 所属 順位 勝点 試合 得点 失点 監督
2004 東北1部 2位 26 14 8 2 4 37 28 9 野地芳生
2005 4位 14 12 3 5 4 22 18 4 小野寺陽人
2006 6位 12 14 3 8 3 20 25 -5
2007 4位 18 14 5 3 6 18 21 -3
2008 5位 13 14 4 1 9 24 49 -25
2009 7位 9 14 2 3 9 19 36 -17
2010 7位 10 14 3 1 10 10 65 -55
2011 7位 1 12 0 1 11 6 87 -81
2012 3位 19 12 6 1 5 26 29 -3 草野修治
2013 8位 15 18 4 3 11 26 61 -35
2014 10位 3 18 1 0 17 11 91 -80 大谷哲也
2015 宮城県1部 7位 21 16 6 3 7 28 46 -18
2016 7位 16 14 4 4 6 24 36 -12
2017 宮城県2部 優勝 28 12 9 1 2 35 13 22
2018 宮城県1部 7位 14 14 4 8 2 22 28 -6
2019 宮城県2部 2位 30 14 9 3 2 39 22 17
2020 宮城県1部 2位 15 7[4] 5 0 2 27 13 14
2021 5位 9[5] 7 4 0 3 21 16 5

タイトル・主な成績[編集]

リーグ戦[編集]

ユニフォーム[編集]

ユニフォームの色
カラー シャツ パンツ ストッキング
FP(1st)
FP(2nd)
GK(1st)
GK(2nd)

下部組織[編集]

下部組織は全国レベルの大会の常連である。

下部組織の戦績[編集]

ユース[編集]

ジュニアユース[編集]

主な下部組織出身者[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]