本一色 – Wikipedia

本一色(ほんいっしき)は、東京都江戸川区北部の地名・町名。住居表示実施済み。現行行政地名は本一色一丁目から本一色三丁目。郵便番号は133-0044[2]

隣接する地域は北は上一色一丁目、東は興宮町、南は松本一丁目および中央四丁目、西は葛飾区新小岩三・四丁目

江戸川区北端部に位置し、地区の西辺をもって江戸川区-葛飾区境を成す。地区の東辺を環七通りと接し、南辺の一部を千葉街道で画す。

地価[編集]

住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、本一色3-19-4の地点で26万5000円/m2となっている。[4]

地名の由来[編集]

旧来の「本一色村」に由来。

昭和7年(1932年)の江戸川区成立時に本一色町(丁目なし)として成立。昭和61年(1986年)住居表示が実施され、本一色一・二・三丁目となった。住居表示実施に際し周囲の町との境界線の調整は行われているが、おおむね従前の町名・町界を踏襲している。

なお、住居表示後の町名の読み方は「ほんいっしき」を正式とするが、かつては「もといっしき」とも読んだ。『角川日本地名大辞典 東京都』(1978年発刊)は「もといっしきちょう」を見出し語として、「ほんいっしき」の読みも併記している。

世帯数と人口[編集]

2017年(平成29年)12月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
本一色一丁目 2,383世帯 4,901人
本一色二丁目 1,123世帯 2,357人
本一色三丁目 1,771世帯 3,749人
5,277世帯 11,007人

小・中学校の学区[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]。なお、江戸川区では学校選択制度を導入しており、区内全域から選択することが可能。[6][7]

公共交通[編集]

鉄道

本一色の町域内に鉄道駅は存在しない。しかし隣接する新小岩に1路線1駅が所在することから、地域住民の鉄道交通機関の利用に困難は少ない。以下に最寄り駅を紹介する。

路線バス

バスにより小岩駅、新小岩駅、亀戸駅、錦糸町駅、篠崎駅、瑞江駅、一之江駅、船堀駅、葛西駅、葛西臨海公園駅、青砥駅、亀有駅との連絡がある。

    • 新小29-2 : 東新小岩四丁目~新小岩駅北口~菅原橋~松江~一之江駅~葛西駅~東京臨海病院
    • 錦27 : 小岩駅~鹿本中学校~菅原橋~江戸川区役所~小松川三丁目~亀戸駅通り~錦糸町駅
    • 錦27 : 小岩駅~鹿本中学校~菅原橋~江戸川区役所~船堀駅
  • 京成バス
    • SS07(急行・シャトルセブン) : 小岩駅~一之江駅~葛西駅~葛西臨海公園駅~東京ディズニーリゾート
    • SS08(急行・シャトルセブン) : 亀有駅~青砥駅東交差点~一之江駅~葛西駅~葛西臨海公園駅~東京ディズニーリゾート
    • 新小20(京成タウンバス) : 東新小岩三丁目~新小岩駅北口~上一色~鹿本中学校~一之江駅(都営バスと共同運行)
    • 新小71 : 新小岩駅~菅原橋~鹿骨~篠崎駅~江戸川スポーツランド/瑞江駅
    • 小74(京成タウンバス) : 小岩駅~タウン車庫/菅原橋~江戸川区役所~小松川警察署

道路・橋梁[編集]

道路
橋梁
  • 松本連続陸橋(環七通り)
教育
  • 光照寺
  • 天祖神社
  • 菅原(北野)神社
  1. ^ a b 町丁目別世帯と人口・年齢別人口報告”. 江戸川区 (2017年12月8日). 2017年12月13日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年12月13日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月13日閲覧。
  4. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査
  5. ^ 町丁目別通学指定校一覧”. 江戸川区. 2017年12月13日閲覧。
  6. ^ 江戸川区立小学校「学校選択制」のご案内”. 江戸川区 (2017年5月12日). 2017年12月13日閲覧。
  7. ^ 江戸川区立中学校「学校選択制」及び学校公開のご案内”. 江戸川区 (2017年7月12日). 2017年12月13日閲覧。