マルセイユ・サン・シャルル駅 – Wikipedia
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マルセイユ・サン・シャルル駅(フランス語: Gare de Marseille-Saint-Charles)またはサン・シャルル駅はフランスの南部の中心都市マルセイユにある、フランス国鉄(SNCF)の鉄道駅。市の中心部に位置する。
1848年1月8日に開業[1]。小高い丘の上に位置するため、見晴らしが良い。市中心部へは階段を降りて行くことができる。かつては船舶との乗り継ぎのためアフリカや中東への旅行者に利用されていた。
駅は行き止まり状の構造であり、パリ・マルセイユ在来線(アルル、アヴィニョン方面)、マルセイユ・ヴェンティミーリア線(トゥーロン、カンヌ、ニース方面)、リヨン・マルセイユ線(エクス=アン=プロヴァンス方面)の3つの路線の起点・終点である。またアルル方面への在来線の途中からLGV地中海線が分岐し、同線経由のTGVが乗り入れる。
当駅はIATA空港コードを導入しており、XRFが割り振られている。
頭端式ホームを有する地上駅。ホーム形状としては島式7面14線を相対式ホーム2面2線が挟み込む形となっている。A番線からF番線まではホーム南西部1/3がトレイン・シェッドで覆われており、その他(3番線、5番線、G番線〜N番線)は普通の屋根で覆われているか屋根無しの状態である。一部のホームはホーム先端部に改札口が設けられている。
利用状況[編集]
2001年のTGV乗り入れ開始以来、利用者数は大きく増加しており、2000年の710万人が2016年には1650万人になった。このため、市当局は駅の拡張計画を策定し、工事を進めている。
- フランス国鉄
- AVE、タリス、TGV Lyria
- エクス=アン=プロヴァンスTGV駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TGV inOui
- パリ・リヨン駅/アヴィニョンTGV駅/エクス=アン=プロヴァンスTGV駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅 – トゥーロン駅
- Ouigo
- アヴィニョンTGV駅/エクス=アン=プロヴァンスTGV駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- アンテルシテ
- アルル駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(リヨン、ナルボンヌ方面)
- ヴィトロル=アエロポルト=マルセイユ=プロヴァンス駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(ブリアンソン、シストロン、エクス=アン=プロヴァンス、ペルテュイ方面)
- サンタントワーヌ駅/ピコン=ブッセリーヌ駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(ニース方面)
- マルセイユ・サン・シャルル駅 – トゥーロン駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(ヴァランス方面)
- パス・デス・ランサーズ駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(アルル、サロン=ド=プロヴァンス経由アヴィニョン方面)
- パス・デス・ランサーズ駅/エスタック駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(ポール=ド=ブック経由アヴィニョン、ミラマ方面)
- エスタック駅/アラン=ユーロメディテラネ駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(マノスク方面)
- ピコン=ブッセリーヌ駅 – マルセイユ・サン・シャルル駅
- TERプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール(オーバーニュ、トゥーロン、イエール、レザルク方面)
- マルセイユ・サン・シャルル駅 – マルセイユ=ブランキャード駅
- ^ Pierre Échinard, Les débuts du chemin de fer à Marseille, in Marseille sur rail, numéro spécial de la revue Marseille, mars 2007
ISSN 0995-8703, pages 14 à 16.
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