トライアングル・サービス – Wikipedia
トライアングル・サービス(TRIANGLE SERVICE)は、主に業務用・家庭用ゲーム機用のコンピュータゲームを製作している会社である。ユーザーからの略称はトラサビなど。 商業向けでゲーム製作には数十人〜数百人規模とかかっている作品が多い中において、僅か3名の製作スタッフによってゲームを製作している。そのうち、サウンド・キャラクターデザインを除く全てを藤野社長一人が担当している。 会社設立までの経緯[編集] 藤野俊昭はヒューマンクリエイティブスクール卒業後、いくつかのゲームメーカーを転々としていた。その中でG-STREAM G2020の開発に関わった際、発注元であるオリエンタルソフトから給与未払いのうえゲームデータも未完成のまま奪われてしまう、という詐欺まがいの仕打ちを受けてしまう。 藤野は「G-STREAM」を自分の思ったとおりのゲームに完成させて売る、という目的の新たな会社を設立した。それがトライアングル・サービスである。 ちなみに会社名は「ナイアガラ・トライアングル」と「サニーデイ・サービス」が由来であり、ビジネス用語の「サービストライアングル」からではない。 開発したゲーム作品[編集] 発売タイトル[編集] イベント用タイトル[編集] いずれも商業製品としては未発売。 アーケード向けの作品。基板は『シューティングラブ。2007』と同じくNAOMI(ROM)。内容及びタイトルは『シュウォッチ』のオマージュと「ウルトラマン」のパロディ。正義の味方「射ルトラマン」に10秒間の連射でパワーを与えるという設定。射ルトラマンの声優は藤野社長本人。BGMは『シューティングラブ。2007』でも一部楽曲を手がけたWASi303によるもので、アーケードゲームとして初めて[1]主題歌には『初音ミク』の音声が使用されている。 シューティングラブ。8 プラットフォームはWindows。その名の通り、『シューティング技能検定(業務用)』を8人同時対戦できる作品。8人対戦に適したように、アーケード版とは若干ミニゲームの内容も変更されている。 トライアングルサービスの作品としては、シューティングゲーム以外のジャンル作。ゲームショーに出展はしていたが、諸事情で発売未定となっている。2009年2月12日にシューティングラブ。200Xの公式ブログで情報が公開された。 トライアングル・サービスがピンチです![編集] トライジールのドリームキャスト版を販売するに当たって注文予約数の少なさに困惑した藤野社長が、自社サイトに上記タイトルのサイトを開設し購入の呼びかけを行った[2]。内容は「借金をして会社を立ち上げたが売り上げが芳しくない」ということをかなり率直に書いた完全な自虐ネタで、企業自らがこの様な形での呼びかけを行うことはテレビゲーム業界においては前代未聞であり、賛否両論ながらネット上において注目を集めた。その結果多数の個人およびゲーム店などから応援のメッセージや問い合わせが殺到し、ソフトは2006年末頃までに生産分のほとんどを売りきり、2007年初頭にDCソフトとしては異例の再生産を行うまでになった。結果としてこの呼びかけは大成功だったと言える。 また、2006年11月に銚子電鉄がウェブサイト上で自社の窮状を訴えた際に、ゲーム系のサイトでしばしばこの件が引き合いに出されたが、とくに関連性はない。 シューティングラブ。[編集]
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