この項目では、輸入家具卸売会社について説明しています。電気制御機器メーカーのIDEC(アイデック、旧社名・和泉電気)については「IDEC」をご覧ください。 アイデックは、かつて存在した家具の輸入卸売家具会社。ドイツのトーネット社(THONET)の輸入総代理店となっていた。 設立当初からトーネット社のほか、チェコ、ポーランド、ユーゴスラビアから曲木椅子やオリジナル企画製造椅子の輸入販売も行う。1980年代後半からは喜多俊之、片山正通などデザイナーと共に家具の企画製造販売を始める。1998年よりドイツのソファメーカー・コア社(COR Sitzmöbel)の日本輸入総代理店となる。 1977年(昭和52年)10月 東京都港区西麻布にて株式会社アイデック設立[1]。本社・ショールーム開設。ドイツTHONET社(THONET)の代理店、また東ヨーロッパの曲木家具輸入販売元としてスタート[1]。 1981年 ウィーンより椅子張り用の布地として、バックハウゼン社のユーゲントスティール・パターンのファブリックを導入[1]。椅子と共に販売を開始。 1982年 大阪営業所・ショールームを設立。ブランドをドイツTHONET社(THONET)の「THONET」、曲木シリーズ「BW(Bent Wood)」、モダンシリーズ「SW(Steel&Wood)」の3シリーズとして展開。 1983年 銀座INAXギャラリーにて「トーネットの椅子展」を開催。大きな反響を呼ぶ[1]。 1984年 福岡営業所を設立[1]。VIENNAシリーズのコンセプト展「I love VIENNA」を開催[1]。ウィーンのカフェスタイルを提案[1]。 1985年 「VIENNA」シリーズを立上げ。東京・大阪・福岡において発表展示会を開催[1]。ドイツのゲルト・ランゲ、イタリアのヴィコ・マジストレッティ、喜多俊之の3人によるアイデックのオリジナルデザイン「TRESEDIE」を発表[1]。 1986年 名古屋営業所を設立[1]。 1987年 曲木シリーズ「BW」をドイツ語で曲木を意味する「bugholz」にリニューアル。「TRESEDIE II」発表。前回の3人にアントニオ・チッテリオが加わり、新たな競演[1]。静岡県駿東郡小山町に組立・塗装・張加工工場、配送センターとして小山工場を設立[1]。 1989年 オーストリアWITTMANN社(Wittmann Möbelwerkstätten)の代理店となり、「WITTMANN」を発表[1]。東京・名古屋・大阪・福岡にて「WITTMANN」展示会を開催。 1990年 生産量拡大のため小山工場に第二工場竣工[1]。モダンシリーズ「SW」にイタリアからの新商品を加えて[1]「ALMA」シリーズ立上げ。ブランドをTHONET社「THONET」、WITTMANN社「WITTMANN」、曲木椅子「bugholz」、ウィーンスタイル「VIENNA」、モダン「ALMA」の5シリーズとして展開。 1995年 南麻布フリーディオスクエアに[1]SHOP
Continue reading
Recent Comments