パワーウルフ – Wikipedia

パワーウルフPowerwolf)は、ドイツ出身のパワーメタル・バンド。

人狼伝説や吸血鬼などに関するテーマを根幹とし、暗い宗教的な逸話を融合させたゴシック調の楽曲を展開。コープス・ペイントを施したルックスを特徴としている。

2003年、チャールズとマシューのグレイウルフ兄弟を中心に結成[1]

2005年、1stアルバム『Return in Bloodred』でデビュー。ルーマニア出身のヴォーカリスト、アッティラ・ドルンが[2]。母国の首都ブカレストの音楽学校でクラシック・オペラを学んでいたり、ルーマニアの人狼伝説などを好んでいた事から、それらのホラー的要素を内包したスタイルを特色として始める[3]

2007年には同じく人狼伝説などテーマに、更に創り込んだコンセプト・アルバム『Lupus Dei』をリリースする[4][5]

2009年4月、3rdアルバム『Bible of the Beast』をリリース[6]

2011年7月、4thアルバム『Blood of the Saints』をリリース。

ドイツ・カールスルーエ公演(2012年12月)

2012年、EP「Wolfsnaechte Tour EP」と[7]、初のライブアルバム『Alive in the Night』をリリース[8]

2013年7月、5thアルバム『Preachers of the Night』をリリース。

2015年、6thアルバム『Blessed & Possessed』をリリース。

2016年、2ndライブアルバム『The Metal Mass Live』をリリース[9]

2018年、7thアルバム『The Sacrament of Sin』をリリース[10]

メンバー[編集]

※2019年9月時点

現ラインナップ[編集]

  • アッティラ・ドルン Attila Dorn – ボーカル (2003- )
  • マシュー・グレイウルフ Matthew Greywolf – ギター (2003- )
  • チャールズ・グレイウルフ Charles Greywolf – ギター (2003- )/ベース (2011- )
  • ファルク・マリア・シュレーゲル Falk Maria Schlegel – キーボード (2003- )
  • ロエル・ファン・ヘルデン Roel van Helden – ドラムス (2011- )

旧メンバー[編集]

  • ステファーヌ・フュネーブル Stèfane Funébre – ドラムス (2003-2010)
  • トム・ディーナー Tom Diener – ドラムス (2010-2011)

ディスコグラフィ[編集]

スタジオ・アルバム[編集]

  • Return in Bloodred (2005年)
  • Lupus Dei (2007年)
  • Bible of the Beast (2009年)
  • Blood of the Saints (2011年)
  • Preachers of the Night『陰翳礼讃』(2013年)
  • Blessed & Possessed『狂気崇拝』(2015年)
  • The Sacrament of Sin (2018年)
  • Call of the Wild(2021年)

ライブ・アルバム[編集]

  • Alive in the Night (2012年)
  • The Metal Mass Live (2016年)
  • Preaching at the Breeze (2017年)

コンピレーション[編集]

  • Metallum Nostrum (2019年) – アルバム『Blessed & Possessed』のボーナスディスク・カバー曲集を再発化

EP[編集]

  • Wolfsnaechte 2012 – Tour EP (2012年)
  • The Rockhard Sacrament (2013年)

ボックス・セット[編集]

  • Trinity in Black (2011年)
  • The History of Heresy I (2014年)
  • The History of Heresy II (2014年)

外部リンク[編集]