ロータリー交差点 – Wikipedia
ロータリー交差点(ロータリーこうさてん)、または円形交差点(えんけいこうさてん)とは、交差点の一種で、中心の島の周囲を一方向に周回する方式のうち、一時停止位置や信号機が設置され交通整理が行われるものをいう。[要出典] 同様の交差点で一時停止位置や信号機がないものをラウンドアバウト(環状交差点)という。 英語では一時停止位置や信号機の有無にかかわらず rotary や roundabout と総称しているが、特に区別する場合は一時停止位置や信号機がないもの(日本で単にラウンドアバウトというもの)を modern roundabout(現代的ラウンドアバウト)という。 ニューヨーク市のコロンバスサークル。進入が信号でコントロールされている。歩行者が中心へと横断歩道でたどりつくことができる珍しいタイプ。 ロータリー交差点は、交通整理に円形の環状部分を用いる交差点の一種である。通常は、環状部分の通行方向は一方通行である。すなわち左側通行の場合は右回り(時計回り)、右側通行の場合は左回り(反時計回り)となる。 現代的ラウンドアバウトとは異なり、ロータリー交差点は入口の部分で一時停止の標識が設置されたり、交差点内に信号機が設置され交通整理が行われる。[要出典]ロータリーに進入する車両は安全を確認して、進入可能な場合のみ進入する。また、環状部分の入口で曲がるのではなく環状部分に合流する形態や、環状部分内部で車線が区切られており、環状部分から出るときに進路変更が必要な場合がある。 高速道路のインターチェンジやジャンクション等においてロータリー交差点が適用される場合には、環状部分の半径が現代的ラウンドアバウトに比較してかなり大きめに取られ、環状部分を比較的高速で走行する場合もある。 ヨーロッパ大陸の街々では、しばしば街の中心部に何かを記念するための円形の広場などが多く造られ、そこから放射状に道路が伸びていることが多く、こうした交差点は古くから多数存在しており、きわめて日常的な存在である。 以下はロータリー交差点を設計する際の要素である。 優先側の定義 環状部分に入る車と、環状部分を通行する車のどちらが優先となるか。一時停止標識や信号機により指示する場合もある。なお、標識や信号機等で規制されている場合を除き、ロータリーは環状部分に入る車が優先、現代的ラウンドアバウトは環状部分を通行する車が優先になる。 進入角度 直角(90度)に近い場合には、通常の交差点における左折と同様に徐行程度の速度で進入する。角度が浅く合流するような形態の場合、本線通行時から若干の減速で進入する場合もある。 進路変更の可否、車線の設置の有無
Continue reading
Recent Comments