オルタナティブガールズ – Wikipedia
『オルタナティブガールズ』(Alternative Girls)は、サイバーエージェントより配信されたスマートフォン向けゲームアプリ[8][9]、および本作を原作としたメディアミックスコンテンツ。2016年に正式発表され、2016年7月20日よりサービス開始[9][10]。2017年より各ローカライズ版による海外展開が行われた。基本プレイ無料(アイテム課金制)[9][11][12]。公式略称は『オルガル』。キャッチコピーは「手を伸ばせば、君がいる」、『オルガル2』リニューアル後は「君と踏み出す新たな物語」。 「VRモード搭載」「超美麗3Dグラフィックス」を謳った[13][14][11][14]、サイバーエージェントの完全新規IPによるRPG。ストーリーモードは配信開始時点において業界初であった全編3Dポリゴングラフィック・フルボイスが実装されている[13]。 2022年1月4日23時59分をもってオンラインサービスを終了し、同年1月5日15時よりオフライン版へと移行された[15][19]。 リニューアル版である『オルタナティブガールズ2』についても本項目で取り扱う。 開発スタートは2014年10月頃で、約10名の少人数チームによって試作版が作られた[20]。その時点で、『3Dとモーションキャプチャを駆使したリッチなグラフィックスで、女の子の可愛さを表現する』『VRによって、ユーザーと女の子の距離を限界まで縮める』という方向性が決まっていた[20]。3DCGアニメーター(2017年当時)の小沼千紘は「それまでの開発経験を踏まえ、さらに高度な3D表現を追求するため、徐々にスタッフを増員してきた」と語っている[20]。 『オルタナ』の少女はリリース当初、第1チーム『フリージアドッグ』と第2チーム『アイリスキャット』の2チームに編成されており、これらのキャラクターのうち、最初に3D化されたのが悠木美弥花だった[20]。3DCGアニメーター(2017年当時)の小林千夏は「美弥花は本作の『顔』となるキャラクターだったので、まずは彼女の3Dモデルを制作し、ルックやモーションの方向性、テクスチャやセットアップの仕様などを検討した」と語っている[20]。 2Dのデザイン画から3Dモデルを制作した後、3DCGディレクターの海老沼宏之、アートディレクター(2017年当時)の庄司拓弥、3Dモデルリーダー(2017年当時)の八田勧生などが中心となって、何度も調整が繰り返された。美弥花の3Dモデル完成後、『フリージアドッグ』の他5名、さらに『アイリスキャット』の6名が制作された[20]。3DCGアニメーター(2017年当時)の高石梨香子は「美弥花のデータを指針にしつつ、それぞれのキャラ性に応じて、セットアップやモーションを細かく変更している」と語っている[20]。 3Dモデルの頭部は四角ポリゴン、頭部以外は三角ポリゴンで作られており、キャラクター1体当たりのポリゴン数の上限は18,000ポリゴンとなっている[20]。VRモードやストーリーパートではこのモデルを使い、バトルパートではポリゴン数を半分以下に削ったローポリゴンモデルが使われている[20]。 3Dモデル1体当たりのボーンの平均数は62本で、100本を上限としている。髪が長いキャラクターや、衣装のゆれものが多いキャラクターほどボーンが多くなる。オルタナは様々な衣装に着替えるため、衣装に応じたセットアップの調整も必要となる。例えば2017年のお正月には振り袖の衣装を追加したため、振り袖用ボーンの設定や、めり込み調整が必要になったという[20]。なお、髪やゆれものの制御にはUnityの物理シミュレーションを使用している。小沼は「12人の身長やスタイルはバラバラなので、ゆれや変形具合の調整も個別に行なっています。1人として同じセットアップのキャラクターはいない」と語っている[20]。 開発スタッフ[編集] プロデューサー – 【初代】高垣佳晃(がっきーP)、【2代目】吉田将人(よしP)、【3代目】栗田優也(くりP) 3DCGディレクター – 海老沼宏之 クリエイティブディレクター – 筒井豊、山崎一平、庄司拓弥
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