アーンドラ・プラデーシュ州 – Wikipedia
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アーンドラ・プラデーシュ州 ఆంధ్ర ప్రదేశ్ Andhra Pradesh |
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(インド国内の位置) |
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基礎情報 | |
国 | |
行政区 | アーンドラ・プラデーシュ州 |
州都 | ハイデラバード(Hyderabad)~2024年まで |
面積 | 160,205 km2 |
人口 | (2011年) |
– 合計 | 49,386,799 人 |
– 人口密度 | 308人/km2 |
時間帯 | インド標準時(IST)UTC+5:30 |
公用語 | テルグ語、ウルドゥー語 |
創立 | 1956年11月1日 |
州知事 | Biswabhusan Harichandan |
州首相 | ジャガン・レディ(Y. S. Jaganmohan Reddy) |
立法機関(議席数) | 二院制(295+90) |
略称(ISO) | IN-AP |
州公式ウェブサイト | www.aponline.gov.in |
アーンドラ・プラデーシュ州(アーンドラ・プラデーシュしゅう、テルグ語: ఆంధ్ర ప్రదేశ్、英語: Andhra Pradesh)は、インドの南東部にある州の一つ。
2014年6月に、従来の州都であったハイデラバードを含むテランガーナ地域が分割され、テランガーナ州が新設された[1]。移行措置として、テランガーナ州の州都となったハイデラバードに2024年までは引き続きアーンドラ・プラデーシュ州庁舎を据え置き、以降は州内のアマラーヴァティーへ州都を移転することが予定されている。
アーンドラ・プラデーシュ州の歴史は古く、紀元前2000年頃のヒンドゥー教神話であるマイトレーヤ・ブラーフマナ(Metteyya Brahmana)やプラーナス、および『ラーマーヤナ』、『マハーバーラタ』などのインド叙事詩の中に、その名を見出すことができる。
1000年、カーカティーヤ朝が成立。1336年にヴィジャヤナガル王国が、1347年にバフマニー朝がそれぞれ独立した。
1518年、デカン・スルターン朝のひとつゴールコンダ王国が独立。1724年、ニザーム王国が独立。
1948年9月13日のポロ作戦でインドに併合された。
2014年、アーンドラ・プラデーシュ再編成法がインドの国会によって承認され、新たにテランガーナ州が発足した[1]。
アーンドラ・プラデーシュ州は、ゴーダーヴァリ川・クリシュナ川という二つの大河川が州内を流れている。
乾期は温度が上昇し、貧困層を中心に多くの熱中症による死者が発生する。2015年5月には、過去20年来最悪の熱波に襲われ、テランガーナ州と合わせて1,800人以上の死者を出している[2]。
地方行政区分[編集]
アーンドラ・プラデーシュ州は、13の県(ジッラール జిల్లాలు)に区分されている。
ラーヤラセーマ[編集]
- カルヌール県 (కర్నూలు ; Kurnool)
- アナンタプル県 (అనంతపురం ; Anantapur)
- カダパ県 (కడప ; Cuddapah / YSR district)
- チットゥール県 (చిత్తూరు ; Chittoor)
沿岸アーンドラ[編集]
- トゥールプ・ゴーダーヴァリ県 (తూర్పు గోదావరి ; East Godavari)
- グントゥール県 (గుంటూరు ; Guntur)
- クリシュナ県 (కృష్ణ ; Krishna)
- ネッルール県 (శ్రీ పొట్టి శ్రీరాములు నెల్లూరు జిల్లా ; Sri Potti Sri Ramulu Nellore)
- プラカーシャム県 (ప్రకాశం ; Prakasam)
- シュリーカークラム県 (శ్రీకాకుళం ; Srikakulam)
- ヴィシャーカパトナム県 (విశాఖపట్నం ; Visakhapatnam)
- ヴィジャヤナガラム県 (విజయనగరం ; Vizianagaram)
- パシュチマ・ゴーダーヴァリ県 (పశ్చిమ గోదావరి ; West Godavari)
主要都市[編集]
- ハイデラバード
- ヴィシャーカパトナム (最大の都市)
- アマラーヴァティー (将来の州都)
- ヴィジャヤワーダ
- グントゥール
農業[編集]
アーンドラ・プラデーシュ州は、農業が盛んな地域である。米、煙草、綿花、唐辛子、サトウキビが主に栽培されている。最近では植物油生産用にヒマワリやピーナッツが好まれる。しかしながら、灌漑設備をもたない零細農家、小作農家人口も多いため、州をまたいだ灌漑計画が多数ある。
生物工学・製薬[編集]
近年では、生物工学産業の育成に力を入れている。また、製薬の中心地でもあり、インド10大企業の半数がこの州にある。
IT産業[編集]
近年では、情報技術産業の育成にも力を入れている。このためソフトウェアの販売総額は、2004年度が37%、2005年度が62%の成長率で、2006年度にはインドのIT輸出総額の14%、年間45億ドルに達した。州都のハイデラバードはインド内第五の規模の都市である。インドにおける情報技術産業の成長、いわゆる「ブルーチップ革命 Blue Chip Revolution」の波に乗り、ハイデラバードでも情報技術産業が育成され、市内に展開する関連企業の数はインド全土で一、二を争うほどになり、「サイデラーバードゥ」(Cyber + Hyderabad) と呼ばれることもある。この他、ヴィシャーカパトナムやヴィジャヤワーダにおいても情報技術産業の育成が図られている。
鉱業[編集]
鉱物資源はインド第2を誇り、石灰岩は300億トンを産出する。
インド・ウラン公社によって2011年にTummalapalle鉱山(カダパ)が開発された。
石油・エネルギー産業[編集]
クリシュナ・ゴーダーヴァリ堆積盆には膨大な天然ガスと石油があり、沖合で開発中である。石炭も豊富にある。水力発電はインド第一位で、全体の11%を賄う。
- ^ a b “インドに29番目の州が誕生「テランガナ州」” (日本語). AFP. (2014年6月2日). http://www.afpbb.com/articles/-/3016586 2014年6月2日閲覧。
- ^ インドの熱波、死者1800人に 過去20年で最悪 AFP通信(2015年5月29日)2017年1月10日閲覧
関連項目[編集]
- テルグ語
- サティシュ・ダワン宇宙センター(ネルール県シュリーハリコータ)
- ナクサライト – マオイスト
外部リンク[編集]
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