佐藤純之介 – Wikipedia

佐藤 純之介(さとう じゅんのすけ、1975年1月25日 – )は、日本の音楽プロデューサー、ディレクター。大阪府生まれ。株式会社Precious tone代表取締役。

YMOとTM NETWORKに憧れ90年代後期よりテレビや演劇の音楽制作の仕事を始める。2001年に上京、レコーディング・エンジニアとしてJ-POPの制作に参加。2006年、株式会社ランティスに入社。ディレクター兼A&Rとして多数のアーティストの発掘、デビューまでを手がけ、最盛期には年間400曲以上の楽曲を制作[1]。2018年4月、株式会社バンダイナムコアーツ音楽事業統括部チーフ・プロデューサーに就任。2019年9月末同社を独立の為退社。2020年1月株式会社Precious toneを設立[2]

近年の代表作として『ラブライブ!(μ’s)』4thシングル以降すべての楽曲(サウンドディレクター)
『ラブライブ!サンシャイン!!(Aqours)』1stシングル〜初期ユニット作品(サウンドディレクター)
『おそ松さん』1期2期ED主題歌(サウンドプロデュース)
『賭ケグルイ』1期、2期 BGMとED主題歌(サウンドプロデュース)
『転生したらスライムだった件』1期、2期OP主題歌(サウンドプロデュース)
『小林さんちのメイドラゴン』BGMとOP,ED主題歌(サウンドプロデュース)
『トリニティセブン』1期、2期、劇場版他 BGM、OP、ED主題歌(サウンドプロデュース)
『アイドリッシュセブン』初期楽曲(サウンドプロデュース)
『ガールズアンドパンツァー』主題歌、挿入歌制作(サウンドプロデュース)
をはじめ、他アニメ、ゲーム等、200作品以上に関わる[3][4]

ハイレゾをはじめとする高音質フォーマット、音楽制作の最先端技術に対しての造形が深く、自身でレコーディング〜マスタリングまで行うノウハウを有し、ヘッドホンアンプのプロデュースや、世界初のマルチトラックでのDSD256レコーディングの実践やPCM768khzの音源をリリースするなどオーディオ業界、レコーディング業界からも多くの注目を集めている[5][6][7][8]

個人活動として、テクノポップユニット「TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND」の活動をサポート。moog IIIcを始めとするビンテージシンセサイザーを収集、自身でメンテナンスを行うことでレコーディングコンディションを保ち、世界でも類を見ない貴重なコレクションを自宅に揃える[9][10]

プロデュースした主な声優、アーティスト[編集]

など、他多数

  • D=Direction
  • SP=SoundProduce
  • E=Engineering

メディア出演[編集]

ラジオ[編集]

  • OTONANOプレゼンツ“ゲワイ”「Get Wild」発売30周年記念スペシャル・インターネットラジオ「ゲワイハンター」名曲に隠された謎を解明せよ!パーソナリティ:木根尚登(TM NETWORK)ゲスト出演:浅倉大介、佐藤純之介
  • アニソンラジオ番組『もとラジ!』第430話 佐藤純之介特集FMおだわら(87.9MHz)第430話、第431話

講師、コメンテーター[編集]

  • [FC限定]DAISUKE ASAKURA CLUB+LIVE DA metaverse beginning θ⁺ライブDVD 副音声オーディオコメンタリー 浅倉大介×佐藤純之介
  • 慶應義塾大学「現代芸術ll」ゲスト講師
  • Avid Live Sound Summit『Avid Live Sound Workflowセミナー ~ライブパフォーマンス・コンテンツ化の可能性』[11]
  • TK Culture Gathering(小室哲哉氏監修オンラインサロン)*ハイレゾ試聴会:Tetsuya Komuro JOBS#1*ハイレゾ試聴 & TKマニピュレーター岩佐俊秀&音楽プロデューサー佐藤純之介
  • 【山口ゼミ】プロデューサー 佐藤純之介さん「アニソン最前線:リアルコンペ体験」
  • 日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ主催シンセの大学 〜アニソン編〜 Vol.4 テーマ:「純之介先生に聞くアニソンPのお仕事!」

寄稿、執筆関連[編集]

<ぴあMOOK>

  • TM NETWORK 30th Anniversary Special Issue 小室哲哉ぴあ TM編
  • TM NETWORK 30TH ANNIVERSARRY SPECIAL ISSUE 小室哲哉ぴあ TK編
  • globe 20TH ANNIVERSARY SPECIALISSUE 小室哲哉ぴあ globe編
  • アニソン名物Pインタビュー 佐藤純之介(アニソンぴあ)

<21世紀のアナログシンセサイザー入門>

<サウンド・デザイナー誌>

  • レディオヘッドの音世界を徹底解明!!プロエンジニアが解析した「ヘイル・トゥ・シーフ」サウンドの作り方。(2002年8月号)
  • 声優の小岩井ことりとプロデューサーの佐藤純之介対談(2018年6月号)

<サウンド&レコーディング・マガジン>

  • TM NETWORK特集『QUIT30』ミト×佐藤純之介 対談(2014年12月号)
  • 総力特集 プライベート・スタジオ2016 自宅スタジオ紹介(2016年1月号)
  • ヘッドフォン・モニターを一変させる“オープン型モデル”という選択肢寺田康彦×佐藤純之介 対談(2017年4月号)
  • TM NETWORK『GET WILD SONG MAFIA』ミト×佐藤純之介 36バージョンを聴き倒す!(2017年6月号)
  • 気鋭クリエイターが語る! とっておきのプラグイン・テクニック 佐藤純之介(2017年10月号)
  • 大特集「2018年に買った機材を教えてください」(2019年2月号)
  • DAW AVENUE AVID Pro Tools 佐藤純之介が使う「Pro Tools」連載(2019年10月〜12月)

<キーボード・マガジン>

  • アニメの中のシンセサウンド 佐藤純之介×yasushi.k 対談(2019年10月号)

<ヘッドホン王国>

  • アニソンレーベル2 大プロデューサー対談 フライングドッグ 野崎圭一×ランティス 佐藤純之介(2016年No.6)

<WEB>

・2014

  • XPA-700 発表会・トークイベント | オンキヨー&パイオニア株式会社[12]
  • 【Xkeyインタビュー】プロデューサー佐藤純之介[13]
  • 藤本健の “DTMステーション” ランティスのアニソンプロデューサーは世界屈指のシンセマニア![14]

・2016

  • 高音質インイヤーイヤホン/カスタムイヤホン(IEM)のWESTONE インタビュー[15]
  • 杉山勇司×佐藤純之介対談 プロのエンジニアが考える、スタジオ知識の重要性(前編)[16]
  • 杉山勇司×佐藤純之介対談 プロのエンジニアが考える、スタジオ知識の重要性(後編)[17]

・2017

  • ランティス 佐藤純之介氏が、音のプロ/趣味人としてiFI-Audio「micro iDSD BL」を語り尽くす[18]

・2018

  • fhána×ランティス音楽プロデューサー・佐藤純之介『World Atlas』スペシャル座談会[19]
  • ADVANCE KEYBOARDS インタビュー:AKAI professsional [20]

外部リンク[編集]