ザ・ヘヴィー – Wikipedia
ザ・ヘヴィー(英: The Heavy)は、イギリスのロックバンド。
イギリス南部のバースで黒人ヴォーカル、スワビーとギタリストのダンTを中心に結成された、4人組バンド。基本的に楽曲は、この2人によって制作されている。キャリアをスタートさせると、間もなくクリス・エリュール(Ds.) とスペンサー・ペイジ(b.) がメンバーに加わり、現在は脱退した紅一点のリトル・ハンナも加わった当時はそのサウンドも随分と厚みを増し、現在の形に近くなっていた。
2008年に、アルバム『Great Vengeance and Furious Fire』デビューすると、“まるでカーティス・メイフィールドとレッド・ツェッペリンがセッションしたかのよう”と称され、60~70年代のロック/ソウル黄金時代の普遍的な要素をヒップホップ以降の現代の感覚で融合させたグルーヴが絶賛され、瞬く間に多くのリスナーが共鳴した。2009年にリリースされた2ndアルバム『The House That Dirt Built』は本国のみならず、アメリカでも大ヒットとなり、15万枚以上のセールスを記録した。
前作に収録された「How You Like Me Now?」は、全米で50%近い視聴率を記録するアメリカン・フットボールの最高の大会、スーパーボウルでプレミア上映された車のCMをはじめ、TVゲーム『Driver: San Francisco』や、クリスチャン・ベイルとマーク・ウォールバーグが主演した映画『ザ・ファイター』のサウンドトラックとしても起用された。また、米人気番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演した際は、レターマンがアンコールをリクエストするという前代未聞の伝説も残している。
2014年3月1日に小栗旬が出演の「ペプシネックス ゼロ」(ペプシコーラ)のTV-CM『桃太郎「Episode.ZERO」』で楽曲「Same Ol’」が起用。また、5月9日には、続編『桃太郎「Episode.1」』篇が公開され、フジロックフェスティバル’14への出演も決定している。
ディスコグラフィ[編集]
スタジオアルバム[編集]
Year | Title | Chart positions | Certifications (sales thresholds) |
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US [1] |
UK | ||||||||||||||||||||||||||||
2007 | Great Vengeance and Furious Fire
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— | — | ||||||||||||||||||||||||||
2009 | The House That Dirt Built
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191 | — | ||||||||||||||||||||||||||
2012 | The Glorious Dead
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191 | — | ||||||||||||||||||||||||||
“—” denotes a release that did not chart. |
EP盤[編集]
シングル[編集]
- “That Kind of Man” (2007)
- “Set Me Free” (2008)
- “Oh No! Not You Again!” (2009)
- “Sixteen” (2009)
- “How You Like Me Now?” (2009)
- “No Time” (2009)
- “Short Change Hero” (2009)
- “What Makes a Good Man?” (2012)
- “Curse Me Good” (2012)
- “Can’t Play Dead” (2012)
コンピレーション[編集]
日本公演[編集]
外部リンク[編集]
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