西坂地区コミュニティタクシー – Wikipedia

西坂地区コミュニティタクシー(にしさかちくコミュニティタクシー)は、岡山県倉敷市・総社市にて運行されている乗合タクシー。愛称はやまびこ号(やまびこごう)。

  • 中鉄バスの倉敷駅 – 西坂台 – 山手 – 総社駅線が2005年7月12日をもって廃止されたことに伴い、西坂地区乗合タクシー運営委員会(現在の特定非営利活動法人「地域の公共交通を守る会」)が山手ふれあいタクシー(現在の「雪舟くん・倉敷中央病院往復便」)の運行主体である総社市に要望し、2005年7月13日から既存の山手ふれあいタクシー(日の丸タクシーに委託)が生坂ハイツ・西坂台団地に暫定停車するようになった。しかし、経路変更・ダイヤ改正には総社市の了解が必要となり、柔軟な運用ができないことから、2008年4月1日に西坂地区乗合タクシー運営委員会が平和タクシー(現在のHeiwa Taxi Corp. )倉敷営業所に委託する形で運行開始した(これに伴い、山手ふれあいタクシーは倉敷駅北口 – 水別間がノンストップとなった。)。2008年11月には西坂地区乗合タクシー運営委員会を特定非営利活動法人化し、特定非営利活動法人「地域の公共交通を守る会」となった[1]
  • 運賃は区間により異なっている。
    • 生坂口以南のみ・生坂口以北のみの場合は1回利用大人300円、高校生以下は200円、1歳未満は無料。大人同伴の6歳未満の子供は1人まで無料、2人目からは200円。
    • 生坂口をまたがって利用する場合は1回利用大人500円、高校生以下は300円、1歳未満は無料。大人同伴の6歳未満の子供は1人まで無料、2人目からは300円。
    • 特定非営利活動法人「地域の公共交通を守る会」の会員は会員証の提示で100円割引(「倉敷市コミュニティタクシー利用者証」・障害者手帳等・「おかやま愛カード」(運転経歴証明書)のうちいずれか1種類の割引と併用可)。
    • 高齢者(65歳以上)・障害者は「倉敷市コミュニティタクシー利用者証」・障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)等・「おかやま愛カード」(運転経歴証明書)の提示で100円割引(特定非営利活動法人「地域の公共交通を守る会」の会員割引以外の併用不可)。
    • 交通系ICカード(PiTaPa・Harecaを除く)・iD・nanaco・WAON・PayPay・d払いが利用できる[2][3]
    • なお、倉敷中央病院前・倉敷駅北口 – 水別・西坂台団地間は並行する「雪舟くん・倉敷中央病院往復便」と同額(500円)となっている(ただし、割引制度は適用されない)。
  • 日曜日・祝日は運休。
  • 運行は、Heiwa Taxi Corp. 倉敷営業所に委託されている。
  • 一部路線で予約制を採用しており、利用者は7時以前の便は前日20時まで、その他の便は乗車1時間前までにHeiwa Taxi Corp. 倉敷営業所まで電話予約が必要。
  • ジャンボタクシー用車両(9人乗り)またはセダン型タクシー車両(4人乗り)を使用している。
  • 2005年7月13日 – 既存の山手ふれあいタクシーが生坂ハイツ・西坂台団地に暫定停車。
  • 2008年4月1日 – 西坂地区コミュニティタクシー「やまびこ号」の運行開始。これに伴い、山手ふれあいタクシーは倉敷駅北口 – 水別間がノンストップとなった。

路線番号が導入されている[4]

  • T02 倉敷中央病院前 – 倉敷駅北口 – 浜ノ茶屋 – 生坂口 – 生坂ハイツ – 水別 – 西坂台団地
    • 倉敷中央病院前 – 倉敷駅北口間のみの利用はできない。
    • 西坂台団地は左回りの循環運行(西坂台団地1→西坂台団地6)となる。
    • 平日の定時便は予約は不要。平日の予約便・土曜日は完全予約制で、予約のない区間は運行しない。
  1. ^ まち むら』105号、あしたの日本を創る協会、2009年7月。2020年5月17日閲覧。
  2. ^ 決済方法追加のお知らせ(交通系ICカード・iD・nanaco・WAON)”. 平和タクシー (2020年7月1日). 2021年11月14日閲覧。
  3. ^ 決済方法追加のお知らせ(PayPay・d払い)”. 平和タクシー (2020年9月1日). 2021年11月14日閲覧。
  4. ^ 倉敷市では乗合タクシーにも路線番号が導入されており、T(タクシー)+数字2桁(路線開設順)+アルファベット1文字(複数の系統がある場合のみ。1系統のみの場合は省略。)で構成されている。

外部リンク[編集]