山本大貴 (アナウンサー) – Wikipedia

山本 大貴(やまもと だいき、1996年6月30日 – )は、関西テレビのアナウンサー。奈良県出身[1]

父はフリーアナウンサーで元関西テレビアナウンサーの山本浩之、長兄は日本テレビアナウンサーの山本健太[3](健太と一緒の6月生まれである)。

三兄弟の末弟(三男)で、学生時代には体操クラブに7年間、野球部に9年間所属。幼少期からテレビ番組(特にバラエティ番組)を好んで視聴していて、司会を務めるアナウンサーの姿に憧れたことから、実父の浩之と同じ道を目指した[2]

奈良県立平城高等学校[4]を経て、明治大学国際日本学部への在学中[2]に、アメリカ合衆国へ1年間にわたって語学留学。浩之とは面識のない横山雄二(中国放送アナウンサー)の息子と、留学先で親しくなったという。

日本への帰国後に、浩之が実父であることを伏せながら、かつて浩之が勤務していた関西テレビのアナウンサー試験を受験。最終選考まで残った際に、苗字(山本)ばかりか実家の所在地も浩之の自宅と同じ(奈良県)ことに気付いた役員から質問を受けたため、浩之の息子であることを初めて明かした[5]。後に舘山聖奈[6]とともにアナウンサーとしての採用が内定したことから、正式入社前の2020年2月24日(2月23日深夜)に放送された『カンテレアナウンサー真冬の挑戦スペシャル ~カンニング竹山局長のドラマ制作指令を遂行せよ~』に舘山と揃って出演[6]。古巣の関西テレビで『ちゃちゃ入れマンデー』の司会を務めている浩之とも、同年3月24日放送分の「あの人だかりは何!?大阪メトロ特別編&ヤマヒロ親子初共演スペシャル」で初共演を果たした[7]

大学卒業後の2020年4月1日付で、舘山と共に関西テレビへ正式に入社。入社4日後(4月4日)からは、『土曜はナニする!?』(関西テレビ制作土曜朝のワイドショー枠で同日から放送を開始)で気象キャスターを務めている[8]。実父の浩之も関西テレビのアナウンサー時代(入社2年目以降)に同枠の前身番組(『シュートinサタデー』『いつでも笑みを!』)へレギュラーで出演していたが、同局の新人アナウンサーが入社と同時に全国ネット向け生放送番組のレギュラーへ起用された事例は初めて[8]。同年の10月改編からは、『報道RUNNER』(浩之がかつてメインキャスターを務めた平日夕方のローカル報道番組枠に編成)でフィールドキャスターを務めている(2021年3月までは木・金曜日→同年4月から金曜日を担当)。

その一方で、浩之の入社当初と同じくスポーツ実況を志望していることから、2020年の7月からスポーツ中継で研鑽を積んでいる。同年の全日本バレーボール高等学校選手権大会・和歌山大会男子決勝で任された実況で、フジテレビ系列局に新卒で入社したアナウンサーからただ1人、翌2021年の第37回FNSアナウンス大賞新人部門にノミネート。審査の結果、同部門の奨励賞を受賞した[9]

なお、勤務する関西テレビはテレビ単営局だが、2021年度にはラジオ大阪(関西テレビと同じフジサンケイグループのラジオ単営局)の『カンテら!』(毎週火・水曜日の未明に放送の事前収録番組)でラジオパーソナリティを経験。最後に担当した2021年12月22日未明放送分では、実父の浩之を「ゲスト」に迎えていた。

出演番組[編集]

現在[編集]

過去[編集]

  • 次は〜新福島!=第4章・冬将軍=(MBSラジオ、2021年2月3日)
    • 「皆の者、将軍にシタってちょーだい!」(水曜日20時台のゲストコーナー)に出演。「将軍」ことパーソナリティの福島暢啓(毎日放送アナウンサー)は、山本浩之の出身大学(龍谷大学)の後輩で、浩之とも『ちちんぷいぷい』などの番組でたびたび共演している。
  • カンテら!(ラジオ大阪)
    • 「ラジオパーソナリティ」として、同僚のアナウンサー1名とのコンビで3回にわたって出演。「体操クラブへの所属中は得意だったバック転が(関西テレビへの入社後に)全くできなくなった」とのことで、出演回では新たな特技を身に付けるべく、「山本大貴の実は、コレできんねん」という冠挑戦コーナーも任されていた。

外部リンク[編集]