グラハム (ノースカロライナ州) – Wikipedia

グラハム(またはグレアム、英: Graham)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州の中央部アラマンス郡の都市であり、同郡の郡庁所在地でもある[3]。2010年国勢調査での人口は14,153 人だった[4]。バーリントン大都市圏に属している。

グラハムは1849年、新設されたアラマンス郡の郡庁所在地として設立され、1851年には町として法人化された。1961年、市になった。ノースカロライナ州選出アメリカ合衆国上院議員(在任1840年-1843年)およびノースカロライナ州知事(在任1845年-1849年)を務めたウィリアム・アレクサンダー・グラハムにちなんで市名が付けられた。

グラハム市にあるアメリカ合衆国国家歴史登録財としては、次のものがある[5][6]。アラマンス郡庁舎、シーダロック公園歴史地区、グラハム歴史地区、ウィリアム・P・モロー邸、北メインストリート歴史地区、オナイダ・コットンミルズとスコット・メベイン製造会社複合施設。

グラハム市は北緯36度3分52秒 西経79度23分53秒 / 北緯36.06444度 西経79.39806度 / 36.06444; -79.39806 (36.064486, -79.397941)に位置している[7]。北と西はバーリントン市、北東はホーリバー町と接している。ホー川がグラハム市の東縁を流れ、市は南のアラマンス・クリークまで伸びている。州間高速道路85号線が市内を通り、東はダーラム、西はグリーンズボロとを繋いでいる。

アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は9.7平方マイル (25.1 km2)であり、このうち陸地9.6平方マイル (24.9 km2)、水域は0.077平方マイル (0.2 km2)で水域率は0.67%である[4]

気候[編集]

グラハム市地域の気候は比較的高温と、年間を通じて均等にある降水とが特徴である。ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候であり、略号は”Cfa”である[8]

グラハム市の公共教育はアラマンス・バーリントン教育体系と呼ばれ、1996年にアラマンス郡教育体系とバーリントン市教育体系の合併で創設された。

公立学校は以下のものがある

  • グラハム高校[9]
  • サザン・アラマンス高校[10]
  • グラハム中学校[11]
  • サザン中学校[12]
  • アレクサンダー・ウィルソン小学校[13]
  • B・エバレット・ジョーダン小学校[14]
  • ノースグラハム小学校[15]
  • サウスグラハム小学校[16]

私立学校には以下のものがある。

  • アラマンス・クリスチャン学校[17]

グラハム市内には2年制の工科カレッジであるアラマンス・コミュニティカレッジがある。

人口動態[編集]

人口推移
人口
1870 502

1880 379 −24.5%
1890 991 161.5%
1900 2,052 107.1%
1910 2,504 22.0%
1920 2,366 −5.5%
1930 2,972 25.6%
1940 4,339 46.0%
1950 5,026 15.8%
1960 7,723 53.7%
1970 8,172 5.8%
1980 8,674 6.1%
1990 10,426 20.2%
2000 12,833 23.1%
2010 14,153 10.3%
2014(推計) 14,479 [18] 2.3%
U.S. Decennial Census[19]

以下は2000年の国勢調査による人口統計データである[1]

基礎データ

  • 人口: 12,833 人
  • 世帯数: 5,241 世帯
  • 家族数: 3,385 家族
  • 人口密度: 609.5人/km2(1,579.3 人/mi2
  • 住居数: 5,685 軒
  • 住居密度: 270.0軒/km2(699.6 軒/mi2

人種別人口構成

年齢別人口構成

  • 18歳未満: 24.0%
  • 18-24歳: 9.9%
  • 25-44歳: 31.8%
  • 45-64歳: 20.1%
  • 65歳以上: 14.1%
  • 年齢の中央値: 34歳
  • 性比(女性100人あたり男性の人口)
    • 総人口: 90.1
    • 18歳以上: 86.4

世帯と家族(対世帯数)

  • 18歳未満の子供がいる: 29.9%
  • 結婚・同居している夫婦: 44.0%
  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 16.2%
  • 非家族世帯: 35.4%
  • 単身世帯: 30.1%
  • 65歳以上の老人1人暮らし: 11.8%
  • 平均構成人数
    • 世帯: 2.37人
    • 家族: 2.91人

収入[編集]

収入と家計

  • 収入の中央値
    • 世帯: 35,706米ドル
    • 家族: 40,769米ドル
    • 性別
      • 男性: 27,844米ドル
      • 女性: 22,163米ドル
  • 人口1人あたり収入: 17,865米ドル
  • 貧困線以下
    • 対人口: 14.9%
    • 対家族数: 11.9%
    • 18歳未満: 19.8%
    • 65歳以上: 14.9%

外部リンク[編集]