エドワード・フィッツアラン=ハワード (第18代ノーフォーク公) – Wikipedia
第18代ノーフォーク公爵エドワード・ウィリアム・フィッツアラン=ハワード(英語: Edward William Fitzalan-Howard, 18th Duke of Norfolk, DL、1956年12月2日 – )は、イギリスの貴族、政治家。
父が爵位を継承した1975年から自身が爵位を継承した2002年までアランデル伯爵(Earl of Arundel)の儀礼称号で称された。
1956年12月2日、後に第17代ノーフォーク公爵となるマイルス・フィッツアラン=ハワードとその妻アン・メアリー・テレサ(旧姓コンスタブル・マックスウェル)の長男として生まれる[2]。
ローマ・カトリック系のインデペンデント・スクールアンプルフォース・カレッジを経て、オックスフォード大学リンカン・カレッジへ進学した[3]。
1989年にはパークウッド・グループ株式会社(Parkwood Group Ltd)の会長(Chairman)を務めた[2]。
2002年6月24日、第18代ノーフォーク公爵位を継承した[2]。イギリス貴族院は1999年の貴族院改革で世襲貴族の議席が大幅に制限されていたが、軍務伯(ノーフォーク公爵家世襲職)は議席を保ち続けることになり[4]、彼も爵位継承とともに貴族院議員に列した[1]。貴族院内では無所属議員である[5]。
ケンブリッジ大学セント・エドマンズ・カレッジの名誉フェローになっている[6]。
爵位[編集]
2002年6月24日に父マイルス・フィッツアラン=ハワードの死去により以下の爵位を継承した[7][3][2]。
1987年にジョージナ・ゴアと結婚し、彼女との間に以下の5子を儲けている[2]。
- 第1子(長男)ヘンリー・マイルス・フィッツアラン=ハワード(1987年-) : ノーフォーク公爵位の法定推定相続人。儀礼称号でアランデル伯爵。レーサー
- 第2子(長女)レイチェル・フィッツアラン=ハワード(1989年-) : 儀礼称号で嬢(Lady)
- 第3子(次男)トマス・フィッツアラン=ハワード(1992年-) : 儀礼称号で卿(Lord)
- 第4子(次女)イザベル・フィッツアラン=ハワード(1994年-) : 儀礼称号で嬢
- 第5子(三男)フィリップ・フィッツアラン=ハワード(1996年-) : 儀礼称号で卿
2011年4月には妻ジョージナと別居状態になったとマスコミに報じられた[8][9]。
注釈[編集]
出典[編集]
参考文献[編集]
- 田中嘉彦「英国ブレア政権下の貴族院改革 : 第二院の構成と機能」『一橋法学』第8巻第1号、一橋大学大学院法学研究科、2009年3月、 221-302頁、 doi:10.15057/17144、
ISSN 13470388、 NAID 110007620135。
- Dod’s Parliamentary Companion. Vacher Dod Publishing, Limited. (2004). ISBN 978-0905702438
外部リンク[編集]
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