アンナ・レイノルズ – Wikipedia

アンナ・レイノルズ
Anna Reynolds
出生名 アン・レイノルズ
Anna Reynolds
生誕 (1931-10-04) 1931年10月4日
イングランド、カンタベリー
死没 (2014-02-24) 2014年2月24日(82歳没)
ドイツ、カーゼンドルフ
ジャンル クラシック
職業 オペラ歌手
担当楽器 メゾソプラノ、アルト

アンナ・レイノルズ(英: Anna Reynolds, 本名: アン・レイノルズ(Ann Reynolds)、1931年10月4日 – 2014年2月24日[1][2])は、イギリスのメゾソプラノおよびアルト歌手[3][4]

イングランドのカンタベリーに生まれる。当初はピアノを学び、ロンドン王立音楽院に進学するも、声楽に転向。ローマに留学してデボラ・ファムブリとレ・コスターに師事した後、1960年にパルマにてプッチーニの『蝶々夫人』のスズキ役でデビューを飾った。1962年にはグラインドボーン音楽祭に出演したり、バルビローリの指揮するエルガーの『ゲロンティアスの夢』の公演に参加したりした。1967年にはミラノのスカラ座とコヴェントガーデン王立歌劇場に初出演を果たし、1968年にはメトロポリタン歌劇場に出演してアメリカ・デビューを飾った。1970年にはバイロイト音楽祭でワーグナーの『ワルキューレ』でフリッカ役として初登場し、ザルツブルク音楽祭の『ニーベルングの指環』の公演にも参加した。リートや宗教音楽も得意とし、シューマンの歌曲集やマーラーの『大地の歌』などもレパートリーに入れ、カール・リヒターによるバッハのカンタータ集の録音にも参加していた。

2014年2月24日にカーゼンドルフのペーステンにて他界した。

  1. ^ Anna Reynolds”. THE STAGE FEATURES (2014年4月2日). 2014年6月28日閲覧。
  2. ^ Anna Reynolds”. heraldscotland (2014年3月4日). 2014年6月28日閲覧。
  3. ^ bach-cantatas.com Anna Reynolds (Mezzo-soprano)”. Bach Cantatas Website (2014年4月2日). 2014年6月28日閲覧。
  4. ^ Anna Reynolds obituary”. theguardian (2014年4月17日). 2014年6月28日閲覧。

外部リンク[編集]