岩手医科大学附属病院 – Wikipedia

岩手医科大学附属病院
情報
英語名称 Iwate Medical University Hospital
前身 私立岩手病院
標榜診療科 内科、消化器内科、肝臓内科、糖尿病・代謝内科、循環器内科、内分泌内科、腎臓内科、呼吸器内科、心療内科、アレルギー科、血液・腫瘍内科、神経内科、老年内科、外科、消化器外科、肝臓外科、乳腺外科、小児外科、気管食道外科、脳神経外科、呼吸器外科、心臓血管外科、整形外科、リハビリテーション科、リウマチ科、形成外科、頭頸部外科、美容外科、産婦人科、小児科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、泌尿器科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、精神科、児童精神科、救急科、臨床検査科、病理診断科、緩和ケア内科、歯科[1]
許可病床数 1000床
一般病床:932床
精神病床:68床
機能評価 特定機能病院
開設者 学校法人岩手医科大学
管理者 小笠原 邦昭(病院長)
開設年月日 1897年(明治30年)
所在地

岩手県紫波郡矢巾町医大通二丁目1番1号

二次医療圏 盛岡
PJ 医療機関
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岩手医科大学附属病院(いわていかだいがくふぞくびょういん・英:Iwate Medical University Hospital)は、岩手県紫波郡矢巾町にある病院であり、学校法人岩手医科大学の大学附属病院である。特定機能病院。病院の理念は「誠の精神に基づく、誠の医療の実践」[2]。2019年(令和元年)9月20日までは盛岡市内に附属病院ほかを置き、同年9月21日に矢巾新附属病院へ新築移転した(詳細後述)。

母体は1897年(明治30年)に私立岩手病院としての開設に遡る[3]。1928年(昭和3年)2月14日、財団法人岩手医学専門学校附属病院として開設された[3][4]。1952年(昭和27年)、新制岩手医科大学発足に伴って岩手医科大学附属病院へ改称[3]

1967年(昭和42年)、歯学部附属病院(現・歯科医療センター)が開設される[3]

1980年(昭和55年)、岩手県と共同で岩手県高次救急センターを開設[3]。なお、岩手県高次救急センターは2001年(平成13年)に岩手県高度救命救急センターへ改称・運営主体が岩手医大となった[3]

1997年(平成9年)、岩手医科大学附属循環器医療センター開設。2009年(平成21年)に岩手医科大学附属病院へ統合された[3]

2019年9月21日に盛岡市内丸から紫波郡矢巾町大字藤沢に移転する予定が発表された[5][6][7][8]。盛岡市内の現存地には病院機能の一部を残す(仮称:内丸メディカルセンター)計画である[7][9]。2019年9月21日に仮称:矢巾新附属病院(矢巾町大字藤沢・病床数1000床)への移転・開院[7]に伴い、盛岡市内丸での旧・附属病院での救急受け入れと緊急手術は9月19日から停止、外来は同月20日を休診とする旨が報道された[10]。また2019年9月21日当日は内丸の旧附属病院周辺において交通規制が実施された[11][12][13]

循環器医療センター(内丸)
出典:[14]

医療機関の指定等[編集]

岩手県高度救命救急センター[編集]

岩手医科大学附属病院が運営する岩手県の高度救命救急センター[16]

院内施設[編集]

交通アクセス[編集]

岩手医科大学附属病院 アクセス(公式サイト)も参照。
  1. 2019年9月21日より、JRは盛岡駅 → 矢幅駅 → 日詰駅間で朝に臨時列車を当分の間運行する(一部列車は2019年9月24日より運行)[17]
  2. 2019年9月20日より、矢巾町市街地循環バスの試験運行が開始された。矢幅駅と矢巾新病院ほかを結ぶ。平日のみの運行[18]
  3. 2019年9月24日より岩手県交通の路線バスがダイヤ改正・矢巾新病院に乗り入れが開始された[19]
  4. 2019年9月24日より花巻駅 – 石鳥谷駅 – 矢巾新病院を結ぶ利用者連絡バスが運行されている[20]
  5. 2019年9月24日より、盛岡駅 – 矢巾新病院 – 矢幅駅を結ぶ岩手県交通のバスも利用可能となった[21]
  6. 2021年6月16日より、高速バス「みちのく号」の内、秋北バス担当便1往復の乗り入れが開始された[22]
  7. 東北自動車道「矢巾スマートインターチェンジより約12分。
  1. 盛岡駅より路線バスで「中央通一丁目」・「医大内丸メディカルセンター前」バス停下車。
  2. 盛岡駅より車で約10分。

関連施設[編集]

  • 岩手医科大学附属花巻温泉病院
    • 岩手県花巻市。国立療養所花巻温泉病院の廃止に伴い、1993年7月に移譲を受けて開院。2019年3月31日をもって閉院した[23]

外部リンク[編集]

いずれも2019年9月25日閲覧