サンドラ・ヘフェリン – Wikipedia

サンドラ・ヘフェリン(Sandra Haefelin[1]、1975年(昭和50年)[2] – )は、日本を活動拠点とするドイツ出身の作家、著述家、タレント、ナレーター。かつては「アレキサンドラ・ヘーフェリン」「ヘーフェリン・アレキサンドラ」「サンドラ・ヘーフェリン」と名乗っていた時期があった[3]。2015年現在は東京都在住[2]。日本名、渡部 里美[4]

ドイツ人の父親と日本人の母親の間で、ロンドンにて出生後、幼少期に父親の出身地であるドイツへ移住し、短期間、千葉県の公立小学校へ通学していた時期[2]を経て、ミュンヘン[2][5]で育った。

1997年に再び日本へ立ち[2]、一般企業での勤務を経て、TBS系列の『ここがヘンだよ日本人』に出演したのを機に、タレントとしての活動を始めた[6]

著書にベストセラーとなった「浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ」(光文社)などがある。著書では主にドイツ流節約術・ドイツの女性の生き方や学校教育について書いているが、自らが日独ハーフであることから、「ハーフ」(ダブル、ミックス、混血)をテーマとして取り上げることもある。

連載に「可愛いハーフのつくり方」(扶桑社「マリカ」2008年(平成20年)6月号〜2008年(平成20年)12月号)、「Young Germany Japan」の「日独ハーフの視点8」(「日独コネクション-日独ハーフの視点」 の2009年(平成21年)10月のスタート以来、毎月第二水曜日に更新)がある。

ハーフについて上梓した著書に、『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』(2012、中公新書ラクレ)や、ヒラマツオがマンガを担当した、『ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(2013、メディアファクトリー)がある。そのほか、流水りんこがマンガを担当し、異文化交流をテーマにした『満員電車は観光地!?〜世界が驚く日本の「日常」〜』(2014、KKベストセラーズ)も執筆するほか、異文化交流などについての講演活動も行っている[2]

エピソード[編集]

  • 一時期は展示会関連の企業に「田中純子」(仮名)という日本名を名乗っていたが、ヘフェリンは日本人には「外人顔」に見え、メールや電話では問題はないものの、実際に対面したときに相手が顔と名前のギャップに混乱を起こすことから、「田中サンドラ純子」(仮名)といった感じで横文字を入れて名乗ることにしたと言う。
  • 『ここがヘンだよ日本人』に出演した際に、ドイツがユダヤ人に対するホロコーストを謝罪したように日本もドイツを見習って中国や韓国に謝罪すべきと云う認識の発言をした。
  • 『浪費が止まるドイツ節約生活の楽しみ』(光文社)
  • 『甘えを捨てるドイツ女性自立生活の楽しみ』(光文社)
  • 『生きる力をつけるドイツ流子育てのすすめ』(PHP 研究所)
  • 『無理せずお金が貯まる「ドイツ節約術」のすすめ』 (廣済堂出版)
  • 『20代- ひとり暮らしで大切なこと』(海竜社)
  • 『ハーフが美人なんて妄想ですから!!』(中公新書ラクレ)
  • 『ニッポン在住ハーフな私の切実で笑える100のモンダイ』(コミックエッセイ。マンガ担当はヒラマツオ。メディアファクトリー)
  • 『満員電車は観光地!?〜世界が驚く日本の「日常」〜』(コミックエッセイ。マンガ担当は流水りんこ。KKベストセラーズ)
  • 『日本人、ここがステキで、ここがちょっとヘン。』(コミックエッセイ。マンガ担当は片桐了。大和出版)
  • 「可愛いハーフのつくり方」(扶桑社「マリカ」2008年6月号 – 2008年12月号)
  • 「日独ハーフの視点」(「Young Germany Japan」 2009年10月のスタート)

出演番組[編集]

参考文献[編集]

  • ヘフェリン, サンドラ (2012), ハーフが美人なんて妄想ですから!! 困った純ジャパとの闘いの日々, 中央公論新社, ISBN 978-4-12-150420-3 

外部リンク[編集]