時に愛は (オフコースの曲) – Wikipedia

時に愛は」(ときにあいは)は、1980年12月1日に発売されたオフコース通算20枚目のシングル。

「時に愛は」、「僕等の時代」両曲ともアルバム『We are』[1]からのシングルカット曲で、アルバム収録曲と同内容。

「時に愛は」での間奏部のギター・ソロは松尾一彦、コーダでの掛け合いは松尾、鈴木康博の順で交互に担当している。歌詞について小田は「歌の中で、崩れ落ちそうにみえた“愛”が復活するのは、そもそも“愛”というものがONとOFFを無数に繰り返す感情であることを歌ったがため」[2]とインタビューで答えている。

「僕等の時代」は、サックスを加えたバンド・アレンジで収録されているが、コンサートツアー“We are”では専らアンコールで、小田・鈴木のギターと松尾のハーモニカのみ、ボーカルは小田・鈴木・清水仁の歌い回しという構成で演奏された。当時、清水のリードボーカルは珍しく、清水が歌い出すと大きな拍手が起こった。[3]このときのワンカットがアルバム『over』[4]のジャケットに使われている[5]。この曲は後にTBS系テレビドラマ『ぼくらの時代』で使用された。

ジャケットのメンバー写真は『We are』[1]の裏ジャケットに使用されているものと同じ[6]。ジャケットはハードケース仕様と通常のソフトケース仕様の両方が出ていた。

SIDE A[編集]

  1. 時に愛は TOKI NI AI WA (5’47”)
    作詞・作曲 : 小田和正、編曲 : オフコース

SIDE B[編集]

  1. 僕等の時代 BOKURA NO JIDAI (3’49”)
    作詞・作曲 : 小田和正、編曲 : オフコース

スタッフ[編集]

  • プロデュース : オフコース

カヴァー[編集]

時に愛は[編集]

  1. ^ a b 『We are』 1980年11月21日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90038
  2. ^ 小貫信昭『YES-NO 小田和正ヒストリー』株式会社角川書店、1998年、131-141頁。ISBN 4-04-883529-7。
  3. ^ 清水がスタジオ音源でリードボーカルを務めるのは、鈴木が脱退して4人組になってからだったため、5人組時代はライブでしか清水のリードボーカルは聞けなかった
  4. ^ 『over』 1981年12月1日発売 EXPRESS ⁄ TOSHIBA EMI LP:ETP-90150
  5. ^ 1981年3月28日 宮城県民会館
  6. ^ 1980年9月フリーダムスタジオにて 撮影 : 田村仁

外部リンク[編集]