小林のり一 – Wikipedia

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小林 のり一(こばやし のりかず、本名:田沼 則一〈たぬま のりかず〉、1951年5月9日 – )は日本のコメディアン。以前は、三木のり一と名乗っていたが、結婚後改名。舞台、TV、映画、漫画、お笑いをこなすマルチ活動している。父親の三木のり平は、昭和を代表する喜劇役者。東京都中央区日本橋浜町出身。玉川学園高等部卒業。

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2008年現在、木村万里(演芸評論家)プロデュースのお笑いライブにも出演している。

  • 非常に特殊な世界観、雰囲気をもつ彼のお笑いセンスは、永六輔や立川談志も評価している。
  • 赤塚不二夫とも親交があり対談をしている。
  • 古今亭志ん生の最後の弟子。
  • 三木のり平がナレーションを務めていた『桃屋』のテレビCMを、のり平の死後2代目としてナレーションを務めている。

三木のり平との親子関係[編集]

父・三木のり平と仕事で何度も共演したが、私生活では三木は小林たちの育児に一切関わらなかったことから父子としての触れ合いはあまりなかった。本人によると「父と一緒に外出することや家族団欒で食事をした記憶も数えるほどしかなく、『おはよう』の挨拶のやり取りすらほとんどなかった。父がいつ何をきっかけに怒り出すかわからず、私や妹は腫れ物に触るようにピリピリしていた」とのこと[1]

独立して家を出た後、1999年に三木の危篤の知らせを受けて病院に駆けつけると、病床の父に昭和30年代(三木が喜劇役者として最も多忙だった時代)の様子が書かれた本を朗読した。三木はこの声に耳を傾けながら懐かしそうにかすかに「うん…うん」とうなずき、これが小林の人生において父との距離が最も近づいた瞬間だったとのこと[1]

  • オバラ座の怪人20面相(2004年) – 小林元少年 役 他

外部リンク[編集]

  1. ^ a b 週刊現代5月22、29日号「昭和の怪物」研究その118・三木のり平「照れ屋だから、喜劇役者になった」p25-32
  2. ^ a b 2004年4月29日にWOWOWのドラマWで放送された後、同年12月18日に劇場公開

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