お素敵ダーリン – Wikipedia

お素敵ダーリン』(おすてきダーリン)は、藤崎真緒による日本の漫画作品。『ザ花とゆめ』(白泉社)2004年8/1号から2005年10/1号まで連載された。物語は未完で、作者は今後の詳細は決まり次第知らせるとしていた[1]が、『別冊花とゆめ』(白泉社)2015年5月号より連載再開し、2015年9月号で完結した。単行本全3巻。

また、本作品の続編「超☆お素敵ダーリン」が『別冊花とゆめ』2006年9月号から2007年5月号まで連載された。全8話。単行本全2巻。

あらすじ[編集]

巨乳でスタイル抜群、性格も男勝りな高校3年生の芹佳。だがその実像は、純文学を愛する、読書好きで恋愛に奥手な女の子だった。ある日、初恋の相手で兄のように慕っていた慶が姉と結婚して、ショックを受ける。そんな芹佳に下級生の青クンが突然告白してくる。思わず承諾し、青クンとつき合うことになったものの、初めての経験に戸惑う芹佳。しかし、好意を率直に伝えてくる彼の素直さに触れ、また、自分に正直になるよう諭されるうち、芹佳は恋の主導権を奪われ、青クンにメロメロになっていく。

登場人物[編集]

年齢は、いずれも登場時のもの。

櫂原 芹佳(かいばら せりか)
18歳の高校3年生。巨乳でスタイル抜群。読書大好きな図書委員長。青クンと付き合うようになるが、何かと悩みも増えてしまい……。
青木 大樹(あおき たいき)
通称・青クン。図書委員の1年生。15歳。年下で背も芹佳より低いが、かなりのテクニシャンらしい。芹佳、遠山とは中学も同じ。その頃から芹佳に想いを寄せていた。芹佳との恋愛では、愛情を誠実、素直に伝えながら、年に似合わない紳士的な振る舞いで、その主導権を握る。
遠山 秀一(とおやま しゅういち)
18歳の高校3年生。幼稚園の頃から芹佳に片思い、ほぼ毎日「Hしよう」とせまっては相手にされていなかった。
吉井 逸子(よしい いつこ)
芹佳の実姉。29歳。幼馴染みの慶と結婚。芹佳を姉として思いやり見守る。現在妊娠中だがお腹はまだ目立たない。
吉井 慶(よしい けい)
小説家。29歳。芹佳が12年片想いしていた相手で逸子の夫。芹佳を義妹として溺愛し、彼女の恋愛を素直に認められない。
羽村 結美(はむら ゆみ)
クッキング部所属で、青クンの同級生。
高津 みちる(たかつ)
芹佳達が旅行した際に泊まった別荘(慶の知人の物)の管理人代理。15歳。高校を中退したため働くつもりだったが、大叔母(管理人)の勧めで芹佳達の高校に編入する。

書誌情報[編集]

  1. ^ – 公式ブログ真緒庭[リンク切れ]の表紙による。また、単行本は「全2巻」ではなく「1-2巻」と表示されている。