ニコン COOLPIX – Wikipedia
COOLPIX(クールピクス)は、ニコンの発売してきたデジタルコンパクトカメラである。
Dシリーズに対しコンパクトサイズのデジタルカメラ。レンズなどの光学系がニコン、電子系が三洋電機(一部は松下電器)という合作製品でもある。
- 995以降ではノイズリダクション機能を搭載しているため、暗所でのノイズが少ない。これは一度撮影した後、シャッターを閉じたまま再度撮影を行い、カメラのノイズをチェックしその差分を差し引くことによりノイズをキャンセルする仕組みである。このため長時間露光した場合書き込みに時間が掛かるという欠点がある。
- フィルムを使うコンパクトカメラのレンズにニッコールの銘はないが、900以降の全機種のレンズがニッコールと名乗る。
- 量販店で買えるカタログモデルのほかに、直営ショッピングサイト「ニコンダイレクト」限定モデルもある。
- 2013年、ニコン初のDXフォーマットを搭載したコンパクトデジタルカメラCOOLPIX Aを発売。
製品一覧[編集]
数字三桁[編集]
この世代は百の位が製品のランク。それ以下は世代をあらわし、数字の大きいものほど|後に出た機種である。700系はエントリ機、800系は中級機、900系はハイエンド機という扱いになる。すべてCCDを採用。
品名 | 発売日 | 撮像素子サイズ | 画素数 | 外観 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
100 | 1996年10月31日から1997年1月30日に変更[1]。 | 1/3 | 33万 | 単焦点。光学ファインダーのみで液晶ファインダーはない。マクロモードがあるが、ピントを確認する術がない。 本体下部がPCカード TypeII相当となっており、ノートパソコンやPCカードリーダにカメラ本体を差し込んで画像を読み出す。液晶ファインダーがないため、撮影画像を削除する機能もない。記憶媒体は内蔵メモリ(1MB)のみで、ファイル形式はJPEG。画質がFineで21枚、NORMALで42枚まで撮影できる。電源は単三乾電池4本。標準小売価格は5万9800円[2] |
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300 | 1997年6月21日 | 1/3 | 33万 | 単焦点。2.5インチタッチパネル液晶(TFT)搭載。記憶媒体は内蔵メモリ(4MB)のみだが、専用シリアルケーブル、もしくはSCSIでPCに画像を転送することもできる。 液晶がタッチパネル機能を持っており、撮影ずみの写真にフリーハンドでメモを加えることができる。筐体にスタイラスペンを収めるスペースがある。標準小売価格は本体が8万4000円、パソコン接続キットが1万4000円(シリアル接続、PCとMac)、SCSIケーブルセットが8000円(パソコン接続キットも必要)。 |
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900[3] | 1998年4月25日 | 1/2.7 | 130万 | 光学3倍ズーム。レンズ部が天地方向に180度回転するスイバル機構。コンパクトカメラと呼ぶには筐体がやや大きいが、レンズを天頂に向ければカメラ全体が板状になる。記憶媒体は当機種以降コンパクトフラッシュ。COOLPIXで初めて、ニッコールを名乗るレンズが搭載された。フィルムを使うコンパクトカメラのレンズが最後までニッコールを名乗らなかったことを考えると、COOLPIXをそれなりに重視していたことがわかる。 | |
600 | 1998年4月25日→ 5月22日 |
1/2.7 | 108万 | 単焦点。コンパクトカメラ型 | |
910[4] | 1998年10月24日 | 1/2.7 | 130万 | 光学3倍ズーム。900同様にレンズ部が回転するスイバル機構。外付シンクロターミナルを搭載し、ニコン一眼レフ用スピードライトが使用可能。 | |
950 | 1999年3月25日 | 1/2.2 | 211万 | 光学3倍ズーム。900同様にレンズ部が回転するスイバル機構。新開発の専用ニッコールレンズ搭載。 コマンドダイヤルを採用。ボディ素材を910までのプラスチックからマグネシウム合金に変更。 |
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700 | 1999年4月24日 | 1/2 | 211万 | 単焦点。900のアダプタレンズのいくつかが使用可能。 | |
800 | 1999年11月6日 | 1/2 | 211万 | 光学2倍ズーム。QVGAサイズで30コマ/秒、最大40コマ撮影を可能にした「ウルトラハイスピード(UH)連写」搭載。バッテリー駆動時間の向上(単3アルカリ乾電池4本で約100分連続使用可能)この機種以降の800系の機種(製品名の数字部が800番台の機種、および4300)は、900と同じアダプタレンズが使用可能。 | |
990 | 2000年4月27日 | 1/1.8 | 334万 | 光学3倍ズーム。900同様にレンズ部が回転するスイバル機構。D1に搭載された5点測距マルチエリアAF採用。 マニュアル撮影に特化(マニュアル露出モード)。動画撮影機能も持つ。シリアルでなくUSB端子を搭載。 |
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880 | 2000年9月23日 | 1/1.8 | 334万 | 光学2.5倍ズーム。コンパクトサイズでありながら、マルチエリアオートフォーカスなど、上位機種の機能も備える。 「いつでも・どこでも・だれにでも」をコンセプトに小型化が図られる。11種類のシーン別プログラムモードが搭載され、手軽な撮影が可能になる。 |
|
995 | 2001年6月8日 | 334万 | 900同様にレンズ部が回転するスイバル機構。内蔵スピードライトをポップアップ式に変更 | ||
775 | 2001年9月8日 | 224万 | 900のアダプタレンズのいくつかが使用可能 | ||
885 | 2001年10月6日 | 334万 |
数字四桁[編集]
この世代では、千の位が画素数、百の位でカメラのランク、特徴を表している。
- x000 – 広角レンズ機、エントリ機(2000)
- x100 – エントリ機
- x200 – エントリ機、中級機
- x300 – 中級機
- x400 – 広角レンズ機
- x500 – 回転レンズ機
- x600 – エントリ機
- x700 – 高倍率ズーム機、スタイリッシュ機(3700)
- x800 – 高倍率ズーム機
- x900 – 中級機
L (-2006年)[編集]
LはLifeの意で、手軽に扱えるシリーズ。
- COOLPIX L4
- 日本では未販売
- COOLPIX L2
- 2006年6月16日発売
- 海外ではL3/L4と同時に発表されたが、日本での発売は少し遅れた。
S (2005年-2009年)[編集]
SはStyleの意でスタイリッシュボディーを持つシリーズ。
スリムタイプ/フラットボディ[編集]
- COOLPIX S1
- 2005年4月15日発売
- 885系など、従来のコンパクト機はNice Gripと呼ぶグリップが右側にある
- そこでS1では、薄く平面でシンプルなデザインとなった。正面から見た表面積は5200系とほとんど変らず、それでも厚みをほぼ2/3とした。
- COOLPIX S5
- 2006年2月24日発売
- COOLPIX S6
- 2006年3月24日発売
- S5に無線対応、および大型液晶を付けたバリエーション。
- COOLPIX S7, S7c
- 2006年9月22日発売(S7cは9月29日)
- S7cは無線対応版。
- COOLPIX S8
- 2006年9月22日発売
- COOLPIX S9
- 日本での発売なし
- COOLPIX S500
- 2007年3月16日発売。
- 710万画素。
- ステンレスボディ
- COOLPIX S200
- 2007年3月23日発売
- COOLPIX S510
- 2007年9月21日発売
- 810万画素
- レンズシフトVR
- ステンレスボディ
- COOLPIX S700
- 2007年10月12日発売
- 1210万画素
- センサーシフトVR
- アルミ合金ボディ
- COOLPIX S210
- 2008年2月29日発売
- 800万画素
- 電子式VR
- アルミ合金ボディ
- COOLPIX S520
- 2008年3月14日発売
- 800万画素
- レンズシフトVR
- アルミ合金ボディ
- COOLPIX S600
- 2008年3月14日発売
- 28mm-112mmの光学4倍ズーム
- 1000万画素
- レンズシフトVR
- ステンレスボディ
- COOLPIX S550
- 2008年3月20日発売
- 1000万画素
- 電子式VR
- ステンレスボディ
- COOLPIX S610, S610c
- 2008年8月29日発売。有効画素数は1000万画素。レンズシフトVRを搭載。光学4倍ズーム(35mm判換算で28mm – 112mm相当)。最高ISO感度は3200。
- S610cは無線LAN対応版。色はS610がオーシャンブラックとレッドの2色、S610がシルバーの1色。
- COOLPIX S710
- 2008年8月29日発売。有効画素数は1450万画素。レンズシフトVRを搭載。光学3.6倍ズーム(35mm判換算で28mm – 101mm相当)。色はアーバンブラックとディープレッドの2色。
- 最高ISO感度は、記録画素数が約500万画素(2592×1944ピクセル)以上の場合が3200、約300万画素(2048×1536ピクセル)以下の場合が12800。
スリムタイプ/波形ボディ[編集]
- COOLPIX S50, S50c
- 2007年4月20日発売(S50cは4月25日)
- 720万画素
- レンズシフトVR
- グロスシルバー、グロスベージュ、グロスブラウンのカラーバリエーション。
- S50cは無線対応版で、色はグロスシルバーのみ。
- COOLPIX S51, S51c
- 2007年9月14日発売
- 810万画素
- レンズシフトVR
- グロスシルバー、ワインレッド、ビビッドピンクのカラーバリエーション。
- S51cは無線LAN対応版で、色はグロスシルバーのみ。
- COOLPIX S52,S52c
- 2008年4月25日発売(S52cは5月16日)
- 900万画素
- レンズシフトVR
- アルミ合金ボディ
- S52cは無線LAN対応版で、色はパープリッシュブラックのみ。
- COOLPIX S60
- 2008年9月19日発売。有効画素数は1000万画素。センサーシフトVRを搭載。光学5倍ズーム(35mm判換算で33 – 165mm相当)。色はリッチゴールド、パープリッシュブラック、ワインレッド、ロイヤルピンクの4色。
- タッチパネル式で、電源とシャッターを除く全ての操作がタッチパネルでできる。
- COOLPIX S70
- 2009年9月19日発売。有効画素数は12.1メガピクセル。VRはレンズシフト方式と電子式の併用。
光学5倍ズーム。(35mm換算で28-140mm相当。)色はライトブラウン、マットブラック、クリスタルレッドの3色。S60と同じくタッチパネル方式。
スイバルタイプ[編集]
P (2005年)[編集]
PはPerformanceの意で撮影機能や操作性を追求したシリーズ。
- COOLPIX P1
- 2005年9月23日発売
- 世界で初めて、カメラに無線LAN (Wi-Fi) を内蔵。ケーブルを接続することなく、プリントすることができる。顔認識ポートレートモードを搭載、人物にカメラをむけると、カメラが顔を認識して自動的にピントを合わせる。
L (2007年-)[編集]
LはLifeの意で、手軽に扱えるシリーズ。
- COOLPIX L10
- 日本での発売なし。L11の505万画素版。
- COOLPIX L11
- 2007年3月23日発売
- COOLPIX L12
- 2007年4月12日発売
- 710万画素
- レンズシフトVR
- COOLPIX L14
- 2007年10月12日発売
- 710万画素
- 単三電池
- COOLPIX L15
- 2007年10月26日発売
- 800万画素
- レンズシフトVR
- 単三電池
- COOLPIX L16
- 2008年3月20日発売
- 710万画素
- ブレ軽減AE
- 単三電池
- COOLPIX L18
- 2008年3月20日発売
- 800万画素
- ブレ軽減AE
- 単三電池
S (2010年-)[編集]
SはStyleの意で、スタイリッシュボディーを持つシリーズ。
スリムタイプ/フラットボディ[編集]
- COOLPIX S8000 2010年2月19日発売
- COOLPIX S6000 2010年3月11日発売
- COOLPIX S4000 2010年3月19日発売(ルビーレッドのみ2010年4月2日発売)
- COOLPIX S3000 2010年3月19日発売(ポップグリーン、アクアブルーは2010年4月2日発売)
- COOLPIX S5100 2010年9月2日発売
- COOLPIX S8100 2010年10月7日発売 – 裏面照射型CMOSセンサー、光学10倍ズームを搭載
- COOLPIX S3100 2011年3月18日発売 – 1400万画素、光学5倍ズームを搭載
- COOLPIX S6100 2011年3月18日発売 – 1600万画素、光学7倍ズームを搭載
- COOLPIX S9100 2011年3月18日発売 – 1200万画素、裏面照射型CMOSセンサー、光学18倍ズームを搭載
- COOLPIX S6200 2011年9月17日発売 – 1600万画素、光学10倍ズームを搭載
- COOLPIX S8200 2011年9月17日発売 – 裏面照射型CMOSセンサー、光学14倍ズームを搭載
- COOLPIX S3300 2012年2月16日発売 – 1600万画素、レンズシフト手ぶれ補正、光学6倍ズームを搭載
- COOLPIX S4300 2012年2月16日発売 – 1600万画素、タッチ機能、光学6倍ズームを搭載
- COOLPIX S6300 2012年2月16日発売 – 裏面照射型CMOSセンサー、光学10倍ズームを搭載
- COOLPIX S9300 2012年3月15日発売 – 1600万画素、裏面照射型CMOSセンサー、光学18倍ズームを搭載
- COOLPIX S30
- COOLPIX S800c
- COOLPIX S01
- COOLPIX S6400
- COOLPIX S5200
- COOLPIX S6500
- COOLPIX S9400
- COOLPIX S9500
- COOLPIX S31
- COOLPIX S3500
- COOLPIX S7000 2015年2月26日発売 – 1602万画素、裏面照射型CMOSセンサー、光学20倍ズームを搭載
- COOLPIX S9900 2015年2月26日発売 – 1605万画素、高感度CMOSセンサー、光学30倍ズームを搭載
スリムタイプ/波形ボディ[編集]
- COOLPIX S80
- 2010年10月7日発売。有効画素数は14.1メガピクセル。VRはレンズシフト方式と電子式の併用(静止画)。レンズシフト方式(動画)。高解像度の有機ELモニターを装備。色はカーディナルレッド、ブラウドブラックの2色。本体の厚みがS70の約20mmから約16.5mmに薄型化された。タッチパネル式。また、解像度も上がっている。
防水[編集]
子供も使える廉価版防水カメラ
- COOLPIX S30(2012年3月29日)[5]
- COOLPIX S31(2013年2月28日)[6]
- COOLPIX S32(2014年2月27日)[7]
- COOLPIX S33(2015年3月5日)[8]
P (2007年-)[編集]
PはPerformanceの意で、撮影機能や操作性を追求したシリーズ。
AW (2011年-)[編集]
初のアウトドア向けカメラAW100(AWはAll Weatherの略)を2011年8月24日に発表した。
品名 | 発売日 | 撮像素子サイズ | 画素数 | 外観 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
AW100 | 2011年8月24日 | 1/2.3 | 1600万画素 | ニコン初の防水、耐衝撃、耐寒仕様であり。HD動画撮影などの機能を持つ。またアウトドア向けモデルならではのGPS機能、電子コンパス、世界地図表示機能を装備する。 | |
AW110 | 2013年3月8日 | 1/2.3 | 1605万画素 | 上記の機能の上Wi-Fi初搭載 | |
AW120 | 2014年2月27日 | 1605万画素 | |||
AW130 | 2015年3月19日 | 1/2.3 | 1605万画素 | AW110と比べて防水性能が向上し、最大で水深30mまでの動作が可能となった。 |
A(2013年-2015年)[編集]
ニコンで初めてのDXフォーマットを搭載したハイエンド機種。後継機種が登場しないまま製造が終了した。
品名 | 発売日 | 撮像素子サイズ | 画素数 | 外観 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
A | 2013年3月21日 | DXフォーマット23.6×15.6mm | 1616万画素 | Coolpix初のDXフォーマットを搭載した機種。レンズは35ミリ換算で28mm相当の単焦点レンズを搭載。 |
A数字 (2016年-)[編集]
AはAffinityの意で、スリムタイプや単3電池対応の低倍率ズーム機を中心とするシリーズ。当シリーズと同時に発表されたBシリーズと共通でBluetoothを利用したニコン独自の写真転送サービスであるSnap Bridge対応機種が一部を除いて存在する。先に発売されたA(無印)と製品コンセプトが大幅に異なっている。
品名 | 発売日 | 撮像素子サイズ | 画素数 | 外観 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
A10 | 2016年1月28日 | 1/2.3 | 1614万画素 | L32の後継機として登場。L32と比べて画素数が減少したが、ISO感度のマニュアル設定が可能となった。 | |
A100 | 2016年1月28日 | 1/2.3 | 2005万画素 | S2900の後継機として登場。S2900から顔認識機能が取り除かれた。 | |
A300 | 2016年5月27日 | 1/2.3 | 2005万画素 | S3700の後継機として登場。Snap Bridge対応機種。 | |
A900 | 2016年10月28日 | 1/2.3 | 2029万画素 | S9900の後継機として登場。光学35倍ズームとVRを搭載した高倍率ズーム機。Snap Bridge対応機種。 | |
A1000 | 2019年2月15日 | 1604万画素 |
B (2016年-)[編集]
BはBridgeの意で、高倍率レンズを搭載したブリッジカメラのシリーズ。SnapBridgeに全機種が対応している。
品名 | 発売日 | 撮像素子サイズ | 画素数 | 外観 | 解説 |
---|---|---|---|---|---|
B500 | 2016年5月27日 | 1/2.3 | 1602万画素 | L840の後継機として登場。SnapBridge対応機種。 | |
B700 | 2016年10月14日 | 1/2.3 | 2029万画素 | P610の後継機として登場。4K動画の撮影と動画からの静止画切り出しが可能。SnapBridge対応機種。 | |
B600 | 2019年2月15日 | 1/2.3 | 1602万画素 |
W(防水)[編集]
防水モデル
- COOLPIX W100(2016年10月28日)[9]
- COOLPIX W300(2017年6月30日)[10]
機能・サプライ品[編集]
スイバル機構[編集]
COOLPIXシリーズで有名な機能が、レンズ部が天地方向に回転するスイバル機構。これは以下の機種が搭載している。
液晶ビューファインダー[編集]
大口径ズームレンズを固着し、液晶ビューファインダーで一眼レフカメラと同等の機能・使用感を実現したもの。いわゆるデジタル一眼レフカメラと異なり、レンズ交換はできない。一時は人気があったが、デジタル一眼レフの価格が下がり、終息した。
電池[編集]
現在(2007年)のところ、ニコンがCOOLPIX用として供給する電池は、EN-ELで始まる型番のリチウムイオン二次電池と、EN-MH1-B2の単三型ニッケル水素二次電池のみ。100や900など、単三型電池を四本必要とする機種もあるが、MH-70/MH-71は一度に二本しか充電できない(もともとE100やE900発売時には、ニコンはニッケル水素電池を供給していない)。
以下、電池の型番、充電器、対応機種を列記する。
なお、以下の電池なら互換品がある。
USBケーブル[編集]
USBに対応するまでは、シリアルかSCSI、メモリカード(コンパクトフラッシュ)で撮影画像をPCに転送していた。
防水ケース[編集]
防水ケース | 対応機種 |
---|---|
ウォータープルーフケース WP-CP1(水深40mまで) | 2200/3200/4100 |
ウォータープルーフケース WP-CP2(水深40mまで) | 4200/5200 |
ウォータープルーフケース WP-CP3(水深40mまで) | 5600 |
フィールドジャケット FJ-CP1(水深3mまで) | S5 |
フィールドスコープ[編集]
ニコンビジョンから、ニコン製フィールドスコープにCOOLPIXを接続するためのブラケット、コンパクトデジタルカメラブラケットが提供されている機種。
- 2003年4月1日、サポート業務はニコンカメラ販売株式会社に移管されている。そのため、カタログではニコンと同社が併記されるようになった。
- COOLPIX 950からCOOLPIX 990までイメージキャラクターにMAXを起用している。
- COOLPIX 775ではイメージキャラクターとして、クレイアニメのカンガルー『クーピー』を使用。このキャラクタは775一代限りしか使われなかったが、クーピーという言葉はその後クールピクスシリーズの愛称として(ニコン以外から)使われている。
- COOLPIX 2500、COOLPIX 3500のイメージキャラクターに、藤木直人を起用している。
- COOLPIX 2100以降のイメージキャラクターに、松嶋菜々子を起用している。
- D80・D40/D40x・COOLPIX 2007年春モデル以降のイメージキャラクターに木村拓哉を起用している。
- COOLPIX Aを除くと、出力される画像の縦横比率はすべて4:3もしくは16:9であり、一眼レフ等で一般的な3:2はサポートしていない。
- 2016年に1インチサイズの撮像素子を採用したプレミアムコンパクト「DLシリーズ」3機種の開発を発表。2016年6月の発売予定としていたものの、画像処理用IC不具合のため、発売を延期。その後、コンパクトデジタルカメラ市場の販売環境が変化したことにより、発売中止となった[11]。
COOLPIXでは、950でグリップラバー色に赤を採用して以来、5400まで(その前に発売された2100と3100を除く)、グリップ部を画素数別に色分けしていた。ラバーの無い機種でも、何らかの形でその色を使っている。
- 200万画素機 – 赤 : 700,775,800,950,2000,2500
- 300万画素機 – 紫 : 880,885,990,995,3500
- 400万画素機 – 緑、青 : 4300,4500
- 500万画素機 – 灰 : 5000,5400,5700
ただし、日本以外においては300万画素以上の900系の機種でこのパターンにあてはまらず、赤を使用しているケースがある。[12][13][14]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
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