協栄 – Wikipedia

株式会社協栄(きょうえい、英称:KYOEI, Inc.)は、東京都中央区に本社を置く清掃・設備管理・警備・イベント運営・スポーツ施設管理を行う企業である。

1964年(昭和39年)の東京五輪開催直前に施設清掃業務を主な目的として設立された。創業者は山田豊三でCI導入後は会長に退いている。創業時の社名は協栄ビルメンテナンス(略称:KBM)であったが、2008年(平成20年)6月に現社名へ変更されている。

主に関東圏と静岡県を拠点に営業しており、清掃業務を中心にビルメンテナンス業(施設警備、設備管理)、イベントの運営・管理、美術館やスポーツ施設の運営・管理、その他インストラクション業務を行っている。同業他社と比較して、清掃・設備・警備が一体となった総合管理業務の請負割合が高い。

埼玉西武ライオンズが本拠地とする埼玉県所沢市の西武ドームは協栄が運営・管理を請け負っているが、同球場は関東圏内にあるプロ野球1軍本拠地の野球場やドーム球場の中で唯一、シミズオクトの運営・管理ではない。

詳しくは、公式ホームページ企業紹介、沿革を参照(外部リンク)

  • 1964年(昭和39年)
    • 5月1日 – 東京都千代田区内幸町にて創業、銀座不二越ビル清掃業務を委託される。
    • 11月 – 大田区体育館清掃業務を委託される。
  • 1967年(昭和42年)11月 – 本社を東京都中央区銀座に移転する。
  • 1969年(昭和44年) – 品川区産業文化センターにおいて、初の総合管理業務の委託を受ける。
  • 1970年(昭和45年) – 日本万国博覧会へ清掃員を派遣する。
  • 1972年(昭和47年) – プール管理業務・電話交換業務・動物飼育業務の事業を新たに開始する。
  • 1974年(昭和49年) – 創業10周年。従業員数が200名を超える。
  • 1975年(昭和50年) – 国立代々木競技場プール管理業務、スケート場管理業務を委託される。
  • 1977年(昭和52年) – フィギュアスケートとアイスホッケー世界選手権大会の会場管理を委託され、初のイベント業務を始動させる。
  • 1979年(昭和54年) – 西武ライオンズ球場(現:西武ドーム)の場内管理業務(清掃・場内サービス)を委託される。
  • 1980年(昭和55年)4月 – 千葉支店開設。
  • 1981年(昭和56年)6月 – 建築物環境衛生一般管理業、建築物飲料水貯水水槽清掃業、建築物ねずみ・昆虫等防除業の登録を受ける。
  • 1982年(昭和57年) – 本社を東京都中央区日本橋人形町に移転する。
  • 1983年(昭和58年)
    • 4月 – 警備業の認定を受ける。
    • 6月 – フジテレビより国際スポーツフェア会場警備・清掃業務を委託される。
  • 1984年(昭和59年)12月 – 所沢営業所が昇格し埼玉支店となる。
  • 1985年(昭和60年) – 従業員数が400名を超える。
  • 1988年(昭和63年) – 資本金を5,000万円に増資する。
  • 1992年(平成4年) – 東京歯科大学市川総合病院より清掃業務を委託される。
  • 1993年(平成5年)
    • 7月 – 神奈川支店開設。
    • 11月 – 本社を現所在地に移転する。
  • 1994年(平成6年)
  • 1996年(平成8年) – フジテレビ本社ビル清掃業務を委託される。
  • 1997年(平成9年) – 横浜国際総合競技場(現:日産スタジアム)においてJVの一員として運営・管理の委託をされる。
  • 2000年(平成12年) – ISO9001認証取得。
  • 2001年(平成13年)4月 – 国立スポーツ科学センターの総合管理業務委託を受ける。
  • 2002年(平成14年)1月 – 東京国際フォーラムよりオペレーション業務の委託を受ける。
  • 2003年(平成15年)
    • 従業員数が600名を超える。
    • 12月 – ISO14001認証取得。
  • 2004年(平成16年) – 静岡支店開設。
  • 2005年(平成17年)
  • 2007年(平成19年)
    • 4月 – 国立新美術館の受付業務委託を受ける。
    • 10月 – フジテレビ湾岸スタジオの清掃業務委託を受ける。
  • 2008年(平成20年)6月 – 社名を株式会社協栄へ商号変更。併せてCI制度を導入し創業者山田豊三が会長に就任、当時の副社長が社長に昇進。
  • 2014年(平成26年) – 創業50周年を迎える。

支店一覧[編集]

主な受託施設[編集]

2014年10月現在で受託している施設は以下一覧を参照。

外部リンク[編集]