ヨハン・ハインリヒ・ランベルト – Wikipedia

ヨハン・ハインリヒ・ランベルト
生誕 1728年8月26日
神聖ローマ帝国 ミュルーズ
死没 1777年9月25日
プロイセン王国 ブランデンブルク辺境伯領 ベルリン
研究分野 数学、物理学、化学、天文学
主な業績 円周率が無理数であることを証明
7つの重要な地図投影法の考案
プロジェクト:人物伝
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ヨハン・ハインリヒ・ランベルト(Johann Heinrich Lambert、1728年8月26日 – 1777年9月25日)は、ドイツの数学者・物理学者・化学者・天文学者・哲学者。地図の投影法(ランベルト正積方位図法・ランベルト正角円錐図法など)を考案したことや、円周率が無理数である証明をしたことなどで知られる。 主著に『新オルガノン』など[1]

  • 1760年 – ピエール・ブーゲが発見[2]した吸光度に関するランベルト-ベールの法則を自書[3]において紹介。
  • 1761年 – 円周率の無理性の証明を発表した[4]
  • 1762年 – 『宇宙論に関する書簡』[5]で他の惑星系や他の銀河系の存在などの仮説を立てた。
  • 1766年 – 『平行線の理論』[6]で非ユークリッド幾何学につながる平行線公準に関する考え方を述べた。
  • 1772年 – 地図投影法の横メルカトル図法・ランベルト正積方位図法・ランベルト正角円錐図法・ランベルト正積円筒図法・ランベルト正積円錐図法を考案した[7]
  • ランベルトの余弦則を発見した。
  • 湿度による弦の伸び縮みを利用した実用的な湿度計を考案した[8]
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  1. ^ 藤本忠『ランベルトの「学的認識」について : 『新オルガノン』を中心に』
  2. ^ Pierre Bouguer (1729): Essai d’Optique, sur la gradation de la lumière (Paris, France: Claude Jombert), pp. 16–22.
  3. ^ Lambert, J.H. (1760): Photometria sive de mensura et gradibus luminis, colorum et umbrae (Augsburg (“Augusta Vindelicorum”), Germany: Eberhardt Klett). 特に p. 391 を参照。
  4. ^ [1] (PDF)
  5. ^ [2] (PDF)
  6. ^ [3] (PDF)
  7. ^ [4] (PDF)
  8. ^ [5] (PDF) ,[6] (PDF)

参考文献[編集]

関連項目[編集]

  • ランベルトのW関数
  • 現象学
  • ランバート反射
  • ランバート (単位)