アドリアーナ・ウガルテ – Wikipedia

アドリアーナ・ウガルテAdriana Sofía Ugarte Pardal、マドリード、1985年1月17日 -)はスペインの女優。

作家、舞台監督であり、ルイス・ブニュエルの協力者であったエドゥアルド・ウガルテスペイン語版の孫として、またアリカンテ出身の作家カルロス・アルニーチェススペイン語版のひ孫としてマドリードに生まれる[1]。マドリードのマリア会のコレヒオ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ピラールで学ぶ。ウガルテはベレン・マシーアスの短編映画Mala espina(悪い棘)でデビューし、アルカラ・デ・エナーレスの短編映画祭で賞を獲得した。また哲学を修めながら、演劇とダンスの教室にも通い、Policías, en el corazón de la calle(アンテナ3)とHospital Central(テレシンコ)への出演を果たした。2006年、21歳の時には、サンティ・アモデーオ監督の劇場作品Cabeza de perroのコンスエロ役により、ゴヤ賞の最優秀新人女優賞にノミネートされた。

2年後の2008年にはTVシリーズLa señoraが国営TV(TVE)の第1チャンネル(La 1)で放映され、主役のVictoria Márquezを務めたアドリアーナは大変な人気を獲得した。またこの年映画El juego del ahorcadoでクララ・ラゴ、アルバロ・セルバンテススペイン語版と共演している。2010年にはサルバドール・ガルシーア・ルイススペイン語版監督のCastillos de cartónで、準主役としてニロ・ムール、ビエル・ドゥランスペイン語版と、2011年にはLo contrario al amorで準主役としてウーゴ・シルバスペイン語版と共演した。またテレシンコのミニシリーズNiños robadosにもスサーナ役で出演している。

2013年作家マリア・ドゥエニャスの同名のベストセラー小説El tiempo entre costurasを原作にした情熱のシーラ(Antena 3)が放映されると主役のシーラ・キローガ/アリーシュ・アゴリウクを演じたウガルテは大人気を博した。

2015年10月に来日。新宿バトル9で開催された第12回ラテンビート映画祭で主演のミステリーテレビドラマHabitaciones cerradas(英題:Closed Rooms/原作:カレ・サントス)の舞台挨拶に立った。

テレビシリーズ[編集]

短編映画[編集]

  • Diminutos del calvario(2002年)
  • Mala espina(2001年) – 役名:Sara
ゴヤ賞
プラータ賞
オンダス賞
俳優協会賞
部門 作品 結果
2013年 TV部門最優秀主演女優賞 情熱のシーラ El tiempo entre costuras 受賞[5]
2009年 TV部門最優秀主演女優賞 La Señora 受賞

外部リンク[編集]