トルジェボヴィツェ・ヴ・チェハーフ – スカリツェ・ナド・スヴィタヴォウ線 – Wikipedia

トルジェボヴィツェ・ヴ・チェハーフ – スカリツェ・ナド・スヴィタヴォウ線(チェコ語;Železniční trať Třebovice v Čechách – Skalice nad Svitavou)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号はヴェルケー・オパトヴィツェを境に分かれており、ヴェルケー・オパトヴィツェ以北が017、以南が262となっている。また、017号線は、ホルニツェ~ヅベル間も含まれている。

1889年、モラヴィア西部鉄道の路線としてトルジェボヴィツェ~ヴェルケー・オパトヴィツェ間が開業した。1908年に、スカリツェまで延伸して全線開業した。一時期、モラフスカー・トルジェボヴァー~ヅベル間には旅客列車が運行されていなかったが、2014年9月にモラフスカー・トルジェボヴァー~ホルニツェ間が、12月にホルニツェ~ヅベル間が運行を再開した。ホルニツェ – ヴェルケー・オパトヴィツェ間は2017-20年度に限り運行していたが、現在は運行を休止している。

運行形態[編集]

017号線[編集]

モラフスカー・トルジェボヴァーを境に系統が分かれている。2017年以前は全て各駅停車であったが、現在は途中駅を通過する列車もある。

  • チェスカー・トルジェボヴァー~モラフスカー・トルジェボヴァー ( – ヅベル) 間
    全列車が270号線に乗入れ、2時間に1本運行されている。土曜・休日に限り、一日2往復がヅベルまで直通する。また1往復がホルニツェまで直通するが、この列車はホルニツェでプロスチェヨフ発着の列車と接続する。
    過去の運行形態
    2017年以前は、モラフスカー・トルジェボヴァー – ホルニツェ間に一日6.5往復、ホルニツェ以南に一日5往復運行していた。うち、平日3~5往復・休日1往復がチェスカー・トルジェボヴァーまで直通していた。
    2018年度は、モラフスカー・トルジェボヴァー以南は、オパトヴィツェ方面も合わせ、一日3往復(金曜・土曜は4往復)運行していた。うち、平日・休日はホルニツェ方面発の片道1本、土曜日は一日1.5往復がチェスカー・トルジェボヴァーまで直通していた。
    2019年度は、モラフスカー・トルジェボヴァー以南は平日の運行を休止し、オパトヴィツェ方面も合わせ、土曜日4往復、休日3往復の運行となった。土曜日のみ、一日1往復がチェスカー・トルジェボヴァーまで直通していた。
    2020年度は、モラフスカー・トルジェボヴァーをまたぐ列車が、土曜日2往復、休日1往復となった。
    2021年度に、土曜・休日とも、モラフスカー・トルジェボヴァー – ホルニツェ間に一日3往復、ホルニツェ以南に一日2往復の運行となった。

  • ホルニツェ – ヅベル – プロスチェヨフ
    土曜・休日に限り、一日1往復の運行。ヅベル以南は306号線に直通する。ホルニツェで、チェスカー・トルジェボヴァー方面の列車に接続する。
  • 過去の運行系統
    • チェスカー・トルジェボヴァー – ホルニツェ – ヴェルケー・オパトヴィツェ間
      2017年度は、平日のみ、一日2往復の運行であった。片道1本のみ、ヴェルケー・オパトヴィツェ発モラフスカー・トルジェボヴァー行であった他は、全てホルニツェ以南の運行であった。
      2018年度は、休日のみ一日1往復の運行となった。南行に限りモラフスカー・トルジェボヴァー発着であった。また北行は、クンチナとトルピークを通過していた。
      2019,20年度は、モラフスカー・トルジェボヴァー以南のみの運行であった。
      2020年末に休止。

262号線[編集]

大半がスカリツェ~ボスコヴィツェ間の系統で、毎時1本運行されている。うち、一日あたり平日7往復、休日2往復(土曜日は無し)がヴェルケー・オパトヴィツェまで運行する。スカリツェで、260号線のブルノ方面普通と接続する。

以下では、チェコ国鉄017,262号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。また、ホルニツェ – オパトヴィツェ間は、2020年12月以降運行を休止している。

017号線[編集]

  • 停車駅
    • 印:全列車停車
    • 印:一部通過

262号線[編集]

  • 印:全列車停車
  • 印:大部分停車、一部通過