徳島県立那賀高等学校 – Wikipedia

徳島県立那賀高等学校(とくしまけんりつなかこうとうがっこう)は、徳島県那賀郡那賀町に所在する公立の高等学校。かつては木頭分校と平谷分校を有していた。

設置学科[編集]

  • 昭和23年4月1日徳島県那賀農業高等学校の鷲敷分校及び延野分校(定時制課程)として設立許可
  • 昭和23年5月1日 鷲敷分校に農業科及び家庭技芸科の2学科を設置
  • 昭和24年4月1日 県高校再編成により徳島県新野高等学校と校名を変更
  • 昭和27年9月1日 徳島県那賀高等学校として独立し,日和佐高等学校平谷分校及び木頭分校は那賀高等学校の分校となる
  • 昭和27年12月1日 開校式挙行
  • 昭和31年4月1日 徳島県立那賀高等学校と改称し,鷲敷校舎を本校として全日制課程に移管・農林・家庭の両学科設置,農林科40名,家庭科40名生徒募集
  • 昭和35年4月1日 延野分校を本校に統合。7月20日延野分校廃止
  • 昭和45年2月6日 寄宿舎(女子寮)落成,木造2階建
  • 昭和47年8月24日 体育館兼講堂新築
  • 昭和48年4月1日 農林科・家政科の募集を停止し普通科に変更(2学級90名)
  • 昭和49年4月1日 普通科募集定員(3学級130名)10月2日管理棟(鉄筋)第1期工事完成
  • 昭和50年4月30日 特別教室棟(鉄筋)第2期工事完成
  • 昭和51年9月30日 第3期工事完成(保健,社会,音楽教室等)
  • 昭和52年3月30日 第4期工事完成(普通教室6教室)
  • 昭和52年12月15日 第5期工事完成(食物,物理,書道,美術,礼法室)
  • 昭和53年1月31日 寄宿舎完成(男子寮,24名収容)
  • 昭和54年3月31日 弓道場完成
  • 昭和55年1月25日 武道場完成
  • 昭和56年12月10日 体育部室,自転車置場第1期工事完成
  • 昭和57年9月27日 創立30周年記念式典挙行
  • 昭和57年12月15日 自転車置場・テニスコート第2期工事完成
  • 昭和59年3月31日 学級園・部室工事完成
  • 昭和63年3月10日 研修館完成(572m2)
  • 昭和63年12月10日 防球ネット完成,艇庫完成(100.8nf)
  • 平成元年3月25日 河川特殊改良工事竣工(グランド拡張)
  • 平成2年3月12日 寄宿舎物干場完成
  • 平成3年3月30日 便所完成(体育館前),CAI教室新設
  • 平成4年9月10日 パソコンネットワークシステム完成
  • 平成7年10月19日 校訓碑・カヌー出場記念碑建立
  • 平成10年3月31日 CAI教室改装,下水処理施設完成
  • 平成11年5月1日 連携型中高一貫教育実践研究事業の指定を受ける(2カ年)
  • 平成12年3月30日 身障者対策工事(玄関スロープ・トイレ等)
  • 平成12年9月29日 南校舎トイレ改修
  • 平成13年4月1日 中高一貫教育開発指定校事業の研究指定を受ける(2カ年)
  • 平成14年1月25日 総合実習等完成 
  • 平成14年11月1日 創立50周年記念式典挙行
  • 平成15年4月1日 学力向上フロンティアハイスクール事業の研究指定を受ける(3ヵ年) 
  • 平成16年2月16日 若鮎寮完成
  • 平成16年4月1日 中高一貫教育改善充実研究事業により4中学との連携を継続する
  • 平成17年8月1日 オーストラリア・セントメアリーズ校訪問(姉妹校締結)
  • 平成17年11月11日 第32回徳島県高等学校人権教育研究大会開催
  • 平成18年6月1日 学校間連携推進事業
  • 平成18年6月1日 学校活性化那賀町地域協議会設置
  • 平成19年4月1日 新時代に対応した高等学校教育改革推進事業により4中学校との連携を継続する
  • 平成19年11月12日 「那賀高校の活性化にかかる計画」 決定
  • 平成20年4月1日 コースの再編
  • 平成22年10月29日 校舎耐震改修工事完成
  • 平成24年9月19日 国体馬術競技優勝記念碑建立
  • 平成24年9月29日 創立60周年記念行事
  • 平成25年12月19日 南棟屋上防水改修工事完成
  • 平成25年12月19日 国旗掲揚台新設
  • 平成28年4月1日 森林クリエイト科新設
  • 平成29年10月22日→開校当初からあるシンボルツリー(松)が台風21号によって倒壊し、撤去される
  • 令和2年4月8日 コミュニティ・スクール導入(那賀高等学校運営協議会設置)

校章と校訓について[編集]

 初代校長である井沢孝三先生は、若い力を結集し新しい歴史を創造しみんなで躍進していこうという決意の表れとして,「7つの力」を結んだ校章が生まれた。 
 当時校章の図案を広く一般から募集したが,ほとんど木頭林業地帯にちなんだ木の葉をあしらったものが多かった。しかし、その中にただ一つだけ「水」を表現したものがありそれが現在の校章となった。 
 作者は当時那賀川地域の教育をリードしていた相生町出身の滝本顕正先生である。滝本顕正は、「木も水も人間生活の源であるが,特に学校横を流れこの地方に多くの恩恵を与えている那賀川を象徴として取り入れた。那賀川の〝なか〟をとって〝力〟という字を七つの環(たまき)に組み,それを若い人々に必要な七つの力にもじりました。」 ここでの七つの力とは,誠・愛・努・健・行の五つと,自然の力を大きくあらわす水と緑を含めた力の環である。 
 その後,那賀高校は昭和47年に20周年を迎え,農林科より普通科に転科し,昭和31年制定になる校歌にも,「質実の風,光をはなち,自主の精神,脈うつところ,七つの力,環なす,校章かざせば,心は信(むす)ぶ,見よ那賀高校学燈著し」とその校章の精神がうたい込まれ,若鮎のような若人達が,勉学にスポーツに,日々の努力を重ね,その素晴らしい校風と伝統を一層向上発展させている。

「誠実・研学・協調」
誠実 …他人や仕事に対して、まじめで真心がこもっていること。
研学 …学問をますます深めること。
協調 …性格や意見の異なった者同士が互いにゆずり合って調和をはかること。力を合わせて事をなすこと。

徳島県立農林水産総合技術支援センター農業大学校
徳島県名西郡石井町石井字石井1660 徳島県立農林水産総合技術支援センター内に所在する分校
木頭分校
徳島県那賀郡那賀町木頭出原字クララ12-1(旧木頭村)に所在した分校。
平谷分校
徳島県那賀郡那賀町平谷字北側21-1(旧上那賀町)に所在した分校。

  平谷分校画像=  http://www2.odn.ne.jp/~cbn06850/

著名な出身者[編集]

交通アクセス[編集]

徳島駅から車で1時間
徒歩で8時間

関連項目[編集]

外部リンク[編集]