オザークへようこそ – Wikipedia

『オザークへようこそ』（原題: Ozark）は、アメリカ合衆国のクライムドラマシリーズ^[1]。ミズーリ州のリゾート地オザークで、麻薬組織の資金洗浄をしようとする主人公が家族もろとも事件に巻き込まれていく物語を描く^[2]。ジェイソン・ベイトマンが主演し、制作総指揮、監督も務めている^[3]。Netflixにより制作され、2017年7月より世界同時に配信された。現在シーズン3まで公開されている^[4]。最終シーズンとなるシーズン4の製作が決定している^[5]。

番組は批評家から好意的な評価を受けており、プライムタイム・エミー賞の監督賞、助演女優賞などを受賞している^[6]。

あらすじ[編集]

シカゴで暮らすファイナンシャルプランナーのマーティ・バード。裏の稼業は麻薬組織の資金洗浄で、ある日突然、家族を連れてミズーリ州のリゾート地オザークへと移住する。妻ウェンディ、娘シャーロット、息子ジョナの4人家族は、やがて事件に巻き込まれていく^[7]。

登場人物[編集]

メインキャスト[編集]

マーティ・バード

演 – ジェイソン・ベイトマン、日本語吹替 – 郷田ほづみ

主人公。

ウェンディ・バード

演 – ローラ・リニー、日本語吹替 – みやかわ香月

マーティの妻

シャーロット・バード

演 – ソフィア・フブリッツ、日本語吹替 – 峰岸ゆかり

マーティの長女

ジョナ・バード

演 – スカイラー・ゲルトナー、日本語吹替 – 花田麻実子

マーティの長男

ルース・ラングモア

演 – ジュリア・ガーナー、日本語吹替 – 伊藤実華

レイチェル

演 – ジョーダナ・スパイロ、日本語吹替 – 清華

ロイ

演 – ジェイソン・バトラー・ハーナー

FBI捜査官

カミノ・デル・リオ

演 – イーサイ・モラレス、日本語吹替 – 松岡大介

メキシコの麻薬密売組織”ナバロ・カルテル”の幹部。

ジェイコブ

演 – ピーター・マラン、日本語吹替 – 矢野正明

オザークの麻薬王。

バディ

演 – ハリス・ユーリン

家の地下の同居人。

エピソード[編集]

＊各シーズン全話一斉配信

シーズン1 (2017)[編集]

シーズン2 (2018)[編集]

シーズン3 (2020)[編集]

本作の舞台はオザーク湖にあるウォーターフロントリゾートで、スタッフはアルホナリゾートの敷地を徹底的に調査した後、ジョージア州にセットを建設した^[8][9]。いくつかのシーンはシカゴのロケ地で撮影されている^[10]。ミズーリ州オザーク湖で撮影されたパイロットのシーンでは、地元で有名な “Welcome To Lake Of the Ozarks “の看板や “Injun Joe Muffler Man “像などが登場する^[11]。

批評[編集]

本作は批評家から肯定的な評価を受けている。シーズン1は批評集積サイトのRotten Tomatoesに69件のレビューがあり、批評家支持率は70%、平均点は10点満点で6.84点となっている^[12]。また、Metacriticには29件のレビューがあり、加重平均値は66/100となっている^[13]。

シーズン2はRotten Tomatoesに45件のレビューがあり、批評家支持率76%、平均点は10点満点で6.54点となっている^[14]。また、Metacriticには14件のレビューがあり、加重平均値は59/100となっている^[15]。

シーズン3はRotten Tomatoesに31件のレビューがあり、批評家支持率97%、平均点は10点満点で7.98点となっている^[16]。また、Metacriticには11件のレビューがあり、加重平均値は77/100となっている^[17]。

受賞[編集]

外部リンク[編集]