山北町 (新潟県) – Wikipedia
山北町(さんぽくまち)は、新潟県の最北端、日本海沿岸にあった町である。2008年4月1日に村上市、荒川町、神林村、朝日村と合併し、村上市となった。
北部は山形県との県境に面しており、海側では漁村の集落の中に県境が引かれている(詳細は鼠ヶ関を参照)。町の93%を森林が占めており、農地は2%ほどあるのみである[2]。
町内には海岸部や河川流域などに48の集落がある[2]。大川河口部(JR府屋駅周辺)には街区が形成され、町の行政や経済活動の中心となっている[2]。
- 山:新保岳、日本国
- 河川:大川、勝木川、葡萄川
- 湖沼:
隣接していた自治体[編集]
地域は古くから山北郷、葡萄山北と呼ばれてきた[3]。
産業[編集]
- 土地を活かした農林漁業を基幹産業とするほか、笹川流れなどの観光産業が盛んである[2]。また、自然塩や竹炭、羽越しな布が生産されている[1]。林業に関連して、伝統的な焼畑による赤カブ(温海かぶ)栽培も行われている[4][5]。
漁業[編集]
町内には5つの漁港があり、このうち寝屋漁港は県営である[6]。
- 中浜漁港
- 府屋漁港
- 寝屋漁港
- 脇川漁港
- 桑川漁港
- 山北中学校
- 山北町立大川谷小学校
- 山北町立中継小学校
- 山北町立小俣小学校
- 山北町立雷小学校
- →平成16年4月山北町立さんぽく北小学校に統合。
- 山北町立黒川俣小学校
- 山北町立八幡小学校
- 山北町立寒川小学校
- 山北町立桑川小学校
- →平成16年4月山北町立さんぽく南小学校に統合。
- さんぽく北小学校
- さんぽく南小学校
→2019年(平成31年)3月、「さんぽく北小学校」と「さんぽく南小学校」が統合し、2019年4月に「さんぽく小学校」(校舎は「さんぽく南小学校」の建物を利用)として開校[7]。
医療施設[編集]
合併前時点での公共交通としては、JR線が沿岸部を南北に走るほか、新潟交通北(→新潟交通観光バス)による生活交通確保バスが運行されていた[2]。
鉄道路線[編集]
道路[編集]
高速道路[編集]
日本海東北自動車道の建設計画があるが開通には至っていない。
一般国道[編集]
県道[編集]
名所・旧跡・観光スポット[編集]
- 笹川流れ(国の名勝天然記念物。遊覧船に乗り海上から遊覧できるほか、観光列車きらきらうえつの車窓から楽しめる)
- 海水浴場(中浜、碁石、寒川、今川、板貝、笹川、桑川、鳥越山)
- 出羽街道
- 筥堅八幡宮社叢(国の天然記念物)
- さんぽく生業の里 – 山熊田集落にある羽越しな布の体験施設。
- 山熊田長期滞在施設(ビラ・フォレスト)
- 勝木ゆり花温泉
- 山北ゆり花温泉 交流の館「八幡」 – 旧校舎を改装して2001年4月にオープンした体験・宿泊施設[8]。
- ゆり花会館(日帰り温泉施設)
- 脇川大橋海洋釣堀
- 吉祥清水
出典:[9][10]
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 行政
- 観光
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