ダヴィッド・バブンスキー – Wikipedia
ダヴィッド・バブンスキー（マケドニア語: Давид Бабунски, 英語: David Babunski, 1994年3月1日 – ）は、北マケドニア共和国・スコピエ出身のプロサッカー選手。サッカー北マケドニア代表。ポジションはミッドフィールダー。
父親は元サッカー選手、指導者で、ガンバ大阪、北マケドニア共和国代表でもプレーしたボバン・バブンスキー。弟のドリアン・バブンスキーもプロサッカー選手である。日本での登録名は、横浜FMではダビド・バブンスキー、大宮ではダヴィッド・バブンスキー[1]。
幼少期は父ボバンが所属するクラブの土地を渡り住み、2歳から4歳の間は大阪府に在住、日本の幼稚園に通っていた[2]。
最終的にバルセロナに定住し[2]2006年からFCバルセロナのカンテラでキャリアをスタートさせた。同時期に久保建英らも在籍していた[3]。2013年にFCバルセロナBに昇格。2016年1月26日にバルセロナとの契約満了が発表され[4]、セルビア・スーペルリーガのレッドスター・ベオグラードと2年半の契約を交わした[5]が、レッドスターでは多くの試合に絡むことはできなかった[2]。
2017年1月30日、横浜F・マリノスに完全移籍で加入したことが発表された[6]。2月25日、2017シーズン開幕となった浦和レッズ戦にて前半に先制点を挙げ、Jリーグ初ゴールを記録した[7]。Jリーグで外国籍選手が親子でゴールを記録したのは、バブンスキが初である[8]。2018年8月16日に両者合意のもと契約を解除する事が発表された[9][10]。
2018年8月22日、大宮アルディージャへの加入が発表された[11][12]。2019年4月21日のJ2第10節で、FC町田ゼルビアに所属する弟ドリアンと同じタイミングで途中出場し、Jリーグで兄弟初対決を迎えた[13]。交代前にはピッチサイドでハグをし、両チームのサポーターから拍手が贈られた。2019年12月25日、契約満了により大宮アルディージャを退団した[14]。
2020年3月2日、1年半の契約でルーマニアのFCボトシャニに加入[15][16]。同年12月29日に双方合意の上で契約解除[17]。
2021年1月11日、2年半の契約でFCヴィトルル・コンスタンツァに加入したが[18][19]、同年6月8日には双方合意の上で契約解除[20]。
2021年7月8日、2年契約でハンガリーのデブレツェニVSCに加入[21]。なお冬の移籍で弟ドリアンも加入したため[22]、初めて兄弟で同じチームに所属することとなった。
北マケドニア共和国代表として各年代でプレーし、2013年8月14日、ブルガリア代表戦でA代表デビューを果たした。
個人成績[編集]
個人[編集]
- Jリーグ・月間ベストゴール賞：1回（2017年3月）
出場大会[編集]
- U-21北マケドニア代表
試合数[編集]
国際Aマッチ 9試合 0得点（2013年- ）
| 国際Aマッチ | ||
|---|---|---|
| 年 | 出場 | 得点 |
| 2013 | 1 | 0 |
| 2014 | 5 | 0 |
| 2015 | 0 | 0 |
| 2016 | 2 | 0 |
| 2017 | 1 | 0 |
| 通算 | 9 | 0 |
- ^ “トップチーム”. 大宮アルディージャ 公式サイト. 2019年1月16日閲覧。
- ^ a b c 船木渉 (2017年5月16日). “【YOUはどうしてJリーグに？】横浜FMの元バルサMFバブンスキー。父がプレーした特別な国・日本で取り戻した喜び”. フットボールチャンネル. https://www.footballchannel.jp/2017/05/16/post211105/ 2017年7月3日閲覧。
- ^ “元バルサの“先輩”バブンスキーが知る久保建英の素顔。15歳の少年に重なるメッシの影”. FOOTBALL CHANNEL (2017年5月15日). 2017年6月1日閲覧。
- ^ “Acuerdo para la rescisión de Babunski”. FC Barcelona (2016年1月26日). 2016年6月4日閲覧。
- ^ “Babunski firma por el Estrella Roja”. SPORT.es (2016年1月26日). 2016年6月4日閲覧。
- ^ “ダビド バブンスキー選手 加入内定のお知らせ”. 横浜F・マリノス (2017年1月30日). 2017年1月30日閲覧。
- ^ “横浜、ロスタイムの前田弾で浦和に劇的勝利”. 日刊スポーツ (2017年2月25日). 2017年2月25日閲覧。
- ^ “【横浜Ｍ】バブンスキーがＪ史上初外国人父子ゴール！今季Ｊ１号”. スポーツ報知 (2017年2月25日). 2017年2月26日閲覧。
- ^ ダビド バブンスキー選手 契約解除のお知らせ横浜F・マリノス 2018年8月16日
- ^ 同日にはカンテラを共にした久保建英のFC東京から横浜FMへのレンタル移籍が発表されており、入れ違いとなった。
- ^ ダビド・バブンスキー選手 大宮アルディージャ加入のお知らせ ardija.co.jp2018年8月22日
- ^ 横浜FMと契約解除のバブンスキー、J2大宮へ加入「興奮と野心を持ってgoal.com 2018年8月22日
- ^ “J2で珍事…バルサ&レアル下部組織出身の兄弟が同時投入で初対決”. ゲキサカ (2019年4月21日). 2020年3月14日閲覧。
- ^ “ダヴィッド バブンスキー 選手 契約満了のお知らせ”. 大宮アルディージャ公式サイト (2019年12月25日). 2020年2月13日閲覧。
- ^ “OFICIAL | Transfer de titlu! Un fost jucător de la Barcelona va juca în Liga 1” (ルーマニア語) (2020年3月2日). 2021年7月9日閲覧。
- ^ “大宮退団のMFバブンスキーがルーマニア1部クラブに加入…チームは優勝争い中”. 超ワールドサッカー (2020年3月3日). 2020年3月3日閲覧。
- ^ “Reunire de lot, mercato și cantonament” (ルーマニア語) (プレスリリース), FCボトシャニ, (2020年12月29日), http://www.fcbotosani.ro/reunire-de-lot-mercato-si-cantonament/ 2021年7月9日閲覧。
- ^ “Bine ai venit, David Babunski !” (ルーマニア語) (プレスリリース), FCヴィトルル・コンスタンツァ, (2021年1月11日), https://www.farulconstanta.com/stiri/noutati/bine-ai-venit-david-babunski 2021年7月9日閲覧。
- ^ “横浜FMや大宮でプレーしたバルサ下部組織出身のMFバブンスキーがルーマニア1部のヴィトルルに加入”. 超ワールドサッカー (2021年1月12日). 2021年1月21日閲覧。
- ^ “Mulțumim, Romario Benzar, David Babunski, Marquinhos și Jo Santos !” (ルーマニア語) (プレスリリース), FCヴィトルル・コンスタンツァ, (2021年6月8日), https://www.farulconstanta.com/stiri/noutati/multumim-david-babunski-marquinho-jo-santos-si-romario-benzar 2021年7月9日閲覧。
- ^ “Barcelona-nevelést igazolt a DVSC” (ハンガリー語) (プレスリリース), デブレツェニVSC, (2021年7月8日), https://dvsc.hu/barcelona-nevelest-igazolt-a-dvsc/ 2021年7月9日閲覧。
- ^ “Dorian Babunski a DVSC játékosa” (プレスリリース), DVSC Futball Zrt., (2022年1月17日), https://dvsc.hu/dorian-babunski-a-dvsc-jatekosa/ 2022年1月21日閲覧。
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