ウイニングイレブン 2017 – Wikipedia

ウイニングイレブン2017』(英語表記:Winning Eleven 2017、欧州名:Pro Evolution Soccer 2017)は、コナミデジタルエンタテインメントより発表されたサッカーゲーム。ウイイレシリーズとしては今作で21作目(PS(2000も含む。)、PS2、PS3、PS4の通算。Jリーグ版、ファイナルエヴォリューション等は除く)である。略称は『ウイイレ 2017』。

今作よりスペインのバルセロナとプレミアムパートナー契約を締結し[4]、クラブのライセンス化やホームスタジアムであるカンプ・ノウを搭載しているほか[4]、グローバルパッケージには同クラブの選手達(メッシ、ネイマール、ルイス スアレス、ラキティッチ、ジェラール ピケの5人)が起用されている[5]。UEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグ、およびAFCチャンピオンズリーグは引き続き搭載されるが[6]、コパ・リベルタドーレスとコパ・スダメリカーナのライセンスが消滅。また2016までは収録されたUEFAチャンピオンズリーグとUEFAヨーロッパリーグのそれぞれ決勝会場が収録されていない。

ゲーム内容[編集]

最新のFox Engineを搭載し、選手のモデル、スタジアム、観客、ライティングなどが細部に至るまで改良され、リアリティがさらに向上しており、対戦時のゴールの興奮がさらに引き立っている[7]
数百もの新しいアニメーションが追加され、選手の動きをリアルに演出し、特にゴールキーパーは、100以上ものモーション追加により、シュートへの反応の速さと次のプレイへの動き出しのスムーズさが向上、ゴール前のGKとの攻防がよりエキサイティングになっている[7]

Liteバージョン[編集]

2016年11月24日に配信開始。PS4・PS3版ウイイレ2017の「myclub」モード、そしてe-Sports専用モード「PES LEAGUE」モードをプレイできるダウンロードゲーム。前作同様全世界で配信され、ダウンロード&プレイは基本無料のアイテム課金制。内容は製品版のmyclub・PES LEAGUEと同じで、データパックやライブアップデートも適用される。また、トレーニングモードや各種設定も利用可能。エキシビジョンマッチも前作同様収録されているが、収録チームは本ゲームの体験版と同じものとなっている。

新機能[編集]

新モード「PES LEAGUE」
11月24日配信のデータパック2.0にて追加されたe-Sports専用モード。このモードから誰でも期間限定の大会や、世界を舞台に開催されるイベントに参加することが出来る。

試合

  • 「攻守レベル」が復活し、試合展開に応じてチームの攻守バランスをリアルタイムに変更可能となった[7]
  • 選手の体勢や能力によって、パスの質が変化する「パス バリエーション」を導入。ベストな体勢で繰り出したパスは、決定的な得点チャンスを生み出すことが可能になる[7]
  • 「コンセプトアレンジ」により、“ティキ・タカ”のような個性的な攻撃戦術、“ハードマーク”といった守備的な戦術を指示できるようになる。コーナーキック時には、攻撃時4パターン、守備時3パターンから戦術を選択できる[7]
  • 冬の試合中には白い息が出たり、ユニフォームがなびき、少しだが腹も見えるなど細かい演出が追加。
  • インタラクティブゴールパフォーマンスのバリエーションが増加。また、ネイマールのみユニフォームを脱ぐパフォーマンスが追加され[7]、R3を押すとユニフォームを脱ぐ。イエローカードも出されるが、既に1枚貰っている場合はR3を押してもユニフォームは脱がない。ゴールパフォーマンスは数に変動はないものの一部新しいものに変更されている(ムーンウォーク等のパフォーマンスが消滅)。

フットボールライフ

  • myClubではノーマルエージェントで使用する「スカウト」がゲーム内オークションで入手可能になる。獲得したスカウトの組み合わせにより、条件次第で100%獲得も可能になる。また、相手チームの分析データを見ることもできる[7]
  • マスターリーグでは、移籍交渉やチームロールのバリエーションが増加。また、選手のポジション追加も復活する[7]
  • ビカム・ア・レジェンドでは背番号とポジションの希望を出す事が出来る。

エディット

  • PS4ではリージョン(国・地域)に関係なくUSBメモリ経由でのデータ共有が可能に(PESのデータをそのままウイイレにも使用可能、逆も然り)。また、USBメモリを通じて一括インポートも可能になった[7]
  • ユニフォーム画像は解像度を下げる(2048×2048から1024×1024等)事により、取り込み枚数の上限が増加する[4]
  • 襟の種類が13に増加。
  • 背番号・ユニフォームネーム・胸番号の位置・大きさを調整可能[7]。これにより、Jリーグのチームなどに見られるスポンサーロゴ下・右下の番号も再現可能となった。
  • スタジアムのイメージ画像を貼る事が可能になる[7]
  • 地域名実況が増加。その中には日本も含まれており、J1、J2、J3は全チーム再現可能。なお、バイエルンの実況が消滅したり、イギリスからイングランド、ウェールズ、北アイルランド、スコットランドへ分裂したりと2016から変更が加えられている実況がある。

マイクラブ内キャンペーン[編集]

  • バルセロナのレジェンド選手が登場。
  • リヴァプールのレジェンド選手が登場。

イアン ラッシュ、オーウェン、ロビー ファウラー

  • アンバサダー選手が昔の姿で登場。これらは元選手がウイイレに収録されている選手のため、名前には「★」が付いている。

★イニエスタ、★香川 真司、★ピエール オーバメヤング、★ガビゴル

ライセンス[編集]

リーグライセンス[編集]

その他ヨーロッパ[編集]

この他に多くの架空チームが収録されている。また、ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤンがKONAMIアンバサダーに選ばれている。

その他南米[編集]

この他に多くの架空チームが収録されている。

AFC Champions League 2016[編集]

その他ライセンス[編集]

バイエルン ミュンヘンなどその他ヨーロッパチームの一部が未収録となっている。

その他ヨーロッパチーム多数が未収録となっている。

リーグモードなどでレアル マドリーまたはセビージャを選択すると2016年版がプレイ可能。

偽名カップとなり、2016でフルライセンスとなったチームの多くが選手のみライセンスまたは偽名となる。

ライセンスが消滅となったが偽名カップとして残る。リーグのある3ヶ国以外のクラブチームはその他南米の架空チームが使用される。

ライセンス消滅。偽名収録もなし。

ナショナルチーム[編集]

詳細
太字 – フルライセンス
Fict. – 偽名で収録される国

2016で新たにフルライセンスとなった10ヵ国のうち、アルバニア、クロアチア、スロバキアはフルライセンス継続、イングランドが偽ユニフォーム、他6ヵ国が偽名となった。
新たに実名化されたのはエクアドル、ベネズエラの2ヵ国。
新たに偽名となったのはハンガリー、ポーランド、ロシア、カメルーンの4ヵ国。

スタジアム[編集]

リストはPS4版のもの。PS3版ではデータパックでの追加スタジアムをはじめ、一部スタジアムでプレイする事は出来ない。

実名スタジアム

架空スタジアム

  • コナミ・スタジアム [15]
  • ノイ・ゾネ・アレナ
  • メトロポール・アレナ
  • ホーフドスタッドゥ・シュタディオン
  • エスタディオ・カンペオン
  • エスタディオ・エスコルピオ
  • エスタディオ・ヌエボ・トリウンフォ
  • スタッド・ド・サジテール
  • スタジオ・オリオン
  • ブルク・スタディオン
  • エスタディオ・デル・マルタンガル
  • ローズパーク・スタジアム
  • コロッセオ・デ・ロス・デポルス
  • スポーツ・パーク

エキシビジョン使用可能ボール

  • Classic
  • Plain
  • WE-PES 00′s
  • WE-PES 30′s
  • WE-PES 40′s
  • WE-PES 50′s
  • WE-PES 60′s
  • WE-PES 2002
  • WE-PES 2003
  • WE-PES 2007
  • WE-PES 2008
  • WE-PES 2009 Claw
  • WE-PES 2010
  • WE-PES 2011
  • WE-PES 2012
  • WE-PES 2013
  • WE-PES 2014
  • WE-PES 2015
  • WE-PES 2016
  • CONTINUA
  • ForçaChape [注釈 2][21]
  • Adidas Errejota
  • Nike Ordem 4
  • Puma evoPOWER 1
  • Umbro Neo Pro

実況・解説[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 日本国内版のみライセンスを取得している。
  2. ^ a b c d 発売後のデータパックにより追加。
  3. ^ 『消滅都市』の同名BGMのアレンジバージョン。

出典[編集]

外部リンク[編集]