東濱裕子 – Wikipedia

東濱 裕子(ありはま ゆうこ、1984年8月18日 – )は、沖縄県浦添市出身の元ハンドボール選手。

2003年に日本ハンドボールリーグのオムロンへ加入。

2004年7月のアジア選手権で日本代表に初選出された[1]。同年9月に行われた第45回全日本実業団ハンドボール選手権大会では新人賞を受賞[2]

2005-06年シーズンは初のベストセブンを受賞[3]。シーズン途中には第17回世界選手権の日本代表に選出された[4]

2006年は第11回アジア選手権の日本代表に選出[5]。同年11月のジャパンカップにも日本代表として出場した[6]。12月には第15回アジア競技大会の日本代表に選出され、銅メダルを獲得[7]。2006-07年シーズンはリーグ11位の68得点を記録、フィールド得点はリーグ7位タイの67得点を挙げた[8]

2007年は第12回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選ばれ[9]、8月に北京オリンピック・アジア予選の日本代表に選出された[10]。同年12月には第18回世界選手権に日本代表として出場[11]。2007-08年シーズンはリーグ11位のフィールド得点(46得点)を記録[12]。シーズン終了後には北京五輪世界最終予選の日本代表に選ばれ、計3試合で9得点を記録した[13]

2008年は第49回実業団選手権でベストセブンを受賞[14]。11月には第12回アジア選手権の日本代表に選出された[15]。2008-09年シーズンは北國銀行とのプレーオフ決勝で両チーム最多の9得点を挙げ、最高殊勲選手賞を受賞した[16]

2009年は日韓定期戦や第14回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[17][18]。同年12月には第19回世界選手権の日本代表に選ばれた[19]

2010年はジャパンカップ、第15回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[20][21]。11月に行われた第16回アジア競技大会では日本代表として銀メダルを獲得した[22]。12月には第13回アジア選手権の日本代表に選ばれた[23]

2011年は日韓定期戦の日本代表に選出[24]。7月には第16回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出された[25]。10月にロンドンオリンピック・アジア予選の日本代表に選ばれ、五輪出場権をかけた韓国との最終戦ではチームトップの8得点を挙げたが敗退[26]。12月には第20回世界選手権の日本代表に選出された[27]

2012年はロンドン五輪・世界最終予選の日本代表に選ばれたものの敗退[28]。同年12月に第14回アジア選手権の日本代表に選出。カザフスタンとの3位決定戦ではチームトップの8得点を挙げ勝利に貢献した[29]

2013年は日韓定期戦の日本代表に選ばれ、チームトップの5得点を記録[30]。7月には第18回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出された[31]。12月に第21回世界選手権の日本代表に選出され、決勝トーナメントに進出。フランスとの準々決勝ではチームトップの5得点を挙げるも敗退した[32]

2014年は日韓定期戦を兼ねた第19回ヒロシマ国際ハンドボール大会の日本代表に選出[33]。7月の第4回社会人選手権では2008年以来のベストセブンを受賞した[34]。9月には第17回アジア競技大会の日本代表に選ばれ、銀メダルを獲得した[35]。12月に行われた第66回全日本総合ハンドボール選手権大会では北國銀行との決勝で両チーム最多の8得点を記録し[36]、最優秀選手賞を受賞[37]

2015年は3月に第15回アジア選手権の日本代表に選出[38]。5月に行われた第5回社会人選手権では2年連続でベストセブンを受賞した[39]。10月にリオデジャネイロオリンピック・アジア予選の日本代表に選出[40]。12月には第22回女子世界選手権の日本代表に選ばれた[41]。2015-16年シーズンはプレーオフ決勝で北國銀行に敗れたものの、殊勲選手賞に選ばれた[42]

2016年3月にリオデジャネイロ五輪・世界最終予選の日本代表に選出[43]

2018年6月20日に現役引退を発表した[44]

詳細情報[編集]

年度別成績[編集]

チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2007-08 オムロン 13 46/148 .311 0/0 46/148 7 9 0
2008-09 15 69/147 .469 0/0 69/147 11 9 0
2009-10 15 54/119 .454 0/0 54/119 7 3 0
2010-11 15 61/159 .384 0/0 61/159 7 4 0
2011-12 14 45/94 .479 0/0 45/94 5 0 0
2012-13 15 63/123 .512 0/0 63/123 5 1 0
2013-14 16 40/83 .482 0/0 40/83 3 4 0
2014-15 18 57/136 .419 0/0 57/136 5 6 0
2015-16 9 11/26 .423 0/0 11/26 3 5 0
2016-17 18 42/108 .389 0/0 42/108 5 2 0
2017-18 24 40/110 .364 0/0 40/110 6 6 0
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 2006-07年シーズン以前の成績はランニングスコアが公開されていないため省略

通算成績[編集]

JHL:15年 フィールド
得点
7m 合計
665/1543 .431 5/7 670/1550
  • 2017-18年シーズン終了時点

タイトル・表彰[編集]

日本ハンドボールリーグ[編集]

  • 最高殊勲選手賞:1回 (2008年)
  • 殊勲選手賞:1回 (2015年)
  • ベストセブン賞:1回 (2005年)

日本選手権[編集]

  • 最優秀選手賞:1回 (2014年)

社会人選手権[編集]

※前身の実業団選手権を含む

  • 最優秀新人賞 (2004年)
  • ベストセブン:3回 (2008年・2014年・2015年)

記録[編集]

日本代表[編集]

大会別成績[編集]

外部リンク[編集]