道の駅うつのみや ろまんちっく村 – Wikipedia

宇都宮市農林公園ろまんちっく村
分類 農業公園
所在地

栃木県宇都宮市新里町丙254

運営者 宇都宮市(指定管理者:株式会社ファーマーズ・フォレスト[1]
設備・遊具 道の駅、温泉施設
駐車場 あり
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道の駅うつのみや ろまんちっく村(みちのえき うつのみや ろまんちっくむら)は、栃木県宇都宮市新里町にある国道293号の道の駅。

宇都宮市の市制施行100周年記念・農政事業の一環として農林業の振興、地域の活性化、市民の余暇活動の充実を目的に事業化され、1996年9月14日[2]ろまんちっく村が開園した(正式名称は宇都宮市農林公園ろまんちっく村[3])。2012年9月22日に道の駅うつのみやとしてリニューアルオープンした[4][2]

いちご摘みやラベンダー摘みなど、年間を通して農産物の収穫体験イベントが催され、また入園料が無料であることや1,000台を超える無料駐車場を有し宇都宮環状道路の周縁に所在するためアクセスがよいことも手伝って、開園以来、毎年100万人前後の入場者がある。園内は主に農園施設と農産物の物販施設で構成されるが、農業関係の施設以外にレジャー施設として温泉施設「ヴィラ・デ・アグリ(旧・ろまんの湯)」が併設されるほか、オリジナルの「地ビール」や「宇都宮餃子」、「地ビールソフトクリーム」なども販売され、これらを目的とする利用者も多い。園内のビール醸造所にてチョコレート風味のショコラビールというものもつくられている。

計画時は入場料金徴収を予定していたため、料金ゲートが設けられているが開園以来使用されていない。利用者数は開園した1997年以降年々減少し、開園10周年を期にリニューアル等さまざまな対策が施されたが経営は好転しなかった。市は指定管理者制度の導入に踏み切り、地場の外食企業に決定したものの不祥事により辞退された。再度の選定で「株式会社ファーマーズ・フォレスト」と契約、第三セクター会社「株式会社ろまんちっく村」を清算した。

ファーマーズ・フォレストによる斬新な運営構造改革により、収支は大幅に改善され入場者数も増加に転じ、好調に推移している。また、積水ハウスとマリオット・インターナショナルによる「フェアフィールド・バイ・マリオット」の出店予定地となっている[5]

農園施設[編集]

  • クラインガルテン
  • ろまんちっく村農場
  • ハーブ農園
    • 幾種ものハーブが栽培される農園。毎年6月下旬に開催されラベンダーの摘み取りをメインとするイベント「ハーブフェスタ」の会場となる。
  • 堆肥プラント
  • 体験センター
  • 展示棟

物販・保養施設[編集]

  • ギフトキャビン
  • 畑の台所「麦の楽園」
  • おいしい街
    • そば処くにもと(山菜そば、野菜てんぷら盛りなど、各500円前後)
    • ファーストフードコート「DELI」(地ビール、焼きそばなど、各500円前後)
  • 花き販売所「フラワーマーケット」
  • 農産物直売所「青空市」
  • ヴィラ・デ・アグリ
    • 温泉施設 天然温泉「湯処あぐり」(大人500円、中学生250円、3歳 – 小学生200円)、温水プール「アグリ・スパ」(大人1,000円、中学生500円、3歳 – 小学生450円)、宿泊施設(概ね大人1名5,000円、小児2,500円、未就学児1,000円程度)、飲食施設が入り、研修施設(1日利用料概ね1,000 – 2,000円程度)も併設する。温浴施設では各種セット券を販売しており、これらを有効に利用すれば割安に利用することができる。
  • ローズハット
    • イベント・催事・休憩コーナーなどから成る温室ドーム。熱帯植物ではバラ、野菜工場では温室野菜の栽培風景を観覧できる。

公園施設[編集]

  • おいしい街・噴水プラザ
    • モニュメント広場で滝、噴水などがある憩いの場所。
  • みのりの森
    • 自然のままの山林で、散歩コースになっている。雑木林。
  • にぎわい広場
    • イベントやスポーツに利用可能な施設。
  • ポケットパーク
    • 遊具施設を有し、ファミリーで遊べる芝生公園。

アクセス[編集]

路線バス
  • JR宇都宮駅西口から
    • 関東自動車(関東バス) ろまんちっく村行き乗車40分、終点下車
  • 東武宇都宮駅東口から徒歩3分の「東武駅前」バス停から
    • 関東自動車 ろまんちっく村行き乗車30分、終点下車

関連項目[編集]

外部リンク[編集]