クランモンタナ – Wikipedia
この項目では、日本の競走馬について説明しています。本馬の馬名の由来であるスイスの地名については「クラン=モンタナ」をご覧ください。 クランモンタナ[1]は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2016年の小倉記念(GIII)。 馬名の由来はスイスにある高級スキーリゾート地名。 2011年10月、京都競馬場芝1800mの新馬戦でデビューし4着。明け2012年2月の未勝利戦でミルコ・デムーロを背に優勝しデビュー5戦目で初勝利を挙げると、続くすみれステークスではニコラ・ピンナとのコンビで同じ社台レースホース所有のベールドインパクトの2着に入る。 その後降級などで足踏みが続くも、2013年8月に新潟競馬場での1000万下戦で後の重賞馬サトノノブレスをクビ差退け勝利、2014年7月には1600万下戦を勝ちデビュー4年目でオープンクラスに到達する。 陣営はオープン昇級初戦に新潟記念(GIII)を選択。レースでは外枠から好位のポジションにつけ、直線内回りとの合流点を過ぎたあたりで一度は先頭を伺う勢いを見せたがマーティンボロの追い込みにクビ差及ばず2着に終わった[2]。 次走のオールカマー(GII)で人気を裏切り14着と大敗して以降およそ2年の間不振が続き、最高着順は2015年ディセンバーステークス(OP)の3着だった。 2016年に入っても重賞では2度出走していずれも2桁着順とふるわない走りが続く中、8月に初騎乗の和田竜二をパートナーに迎え小倉記念(GIII)に出走。音無秀孝調教師に戦前「もう終わっていると思って諦めかけていた」[3]と思わせる近走の成績から、単勝オッズは12頭立て11番人気と軽視されて出走を迎えた。レースでは2コーナー付近から手応えがなくなり[4]終始追い通しの展開であったが、直線手前では手応え良く逃げていたメイショウナルトを抜き去ると、外を回って猛然と追い込んできたベルーフを振り切って優勝。和田は「成績は出てないけど、馬はいい馬なので。調教で乗って、やってやろうかと思ってました」[5]と愛馬の奮闘を称えた。 結果的にこれが平地での最後の勝ち鞍となり、その後は障害レースにも出走。2017年にオープンの清秋ジャンプステークスで3着に入った他、J・GIにも二度出走した。2018年7月に競走馬登録を抹消され、生まれ故郷の社台ファームで乗馬(訓練馬)となった[6]。 競走成績[編集] 以下の内容は、JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]に基づく。 競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭数 枠番 馬番 オッズ(人気)
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